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芳名板とは?芳名板を掲示する場面や掲示方法について解説
芳名板は供花を供えた時に掲示する板
芳名板(ほうめいばん)とは、供花を供えた人の名前を板に書き入れて、斎場の入口などに掲示するものです。
供花を実際に供えた場合や供花代としてお金を供えた場合、さらに葬儀以外でも寄付をした場合にも、芳名板に名前が掲示されることがあります。
この記事では、芳名板の意味や掲示方法について解説していきます。
芳名板の目的
芳名板を掲示する目的は、供花ごとに立札を置くスペースがない場合や、生花ではなく供花代としてお金を供えた場合に、送り主の名前を一覧にして感謝を示すとともに、弔問にもわかるようにするためです。
通常は斎場の入口に芳名板を並べて、弔問客の目に留まるように掲示します。
芳名板を掲示する場面
供花を贈る代わりにお金を供えた場合
供花を贈る代わりにお金をお供えされた場合、芳名板を掲示します。
生花祭壇の費用としてお金を渡した場合
生花祭壇の費用としてお金をお供えされた場合は、芳名板を掲示します。
生花祭壇は一般的な白木祭壇に比べて費用が割高なので、供花ではなくお金を供える方が、遺族の負担を減らす点でも好まれることがあります
供花を贈る際も、生花祭壇と統一感を出すために自由に花を選べないことがあるので、供花代として供えることをおすすめします。
キリスト教の葬儀
キリスト教の葬儀では供花に立札はしないのが一般的です。
式場の入口に供花を贈った人や供花代を供えた人の名前を芳名板で掲示します。
社葬のような規模の大きい葬儀
社葬や合同葬のように規模の大きい葬儀は、供花もたくさん届く可能性があります。
しかし、会場によっては全ての花を飾るのが難しいこともあり、供花についてくる立札は注文した花屋によって様式が異なるので、会場の統一感が損なわれる可能性もあります。
そのような場合は、供花にはあえて立札をつけずに、代わりに芳名板を使うことがあります。
芳名板の掲示の方法
芳名板の掲示方法は、順不同もしくはアイウエオ順というのが一般的です。
送り主の地位や役職、金額などに関係なく、受け付けた順に芳名板を作り、掲示していきます。
葬儀以外で芳名板が掲示されることがある
団体や学校に、寄付が寄せられた場合にも芳名板を掲示することがあります。
大きな行事や建て替えなどを行う時には、多くの寄付金が寄せられる可能性があります。
その際は、建物の入口に芳名板を設置して支援者への感謝と敬意を表すのが一般的です。
芳名板は一定期間掲示することもあれば、寄付の内容によっては常設となることもあります。
まとめ
芳名板とは、供花代としてお金を供えた場合などに、送り主の名前を書き入れた板を並べて掲示するものです。
支援をいただいたことに対する感謝を示すための方法の一つと言えるでしょう。