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ご遺骨とは?読み方や意味は?供養方法や遺骨に色がつく理由も紹介

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目次

ご遺骨とは故人の「骨」のこと

ご遺骨とは、火葬後に残った故人の「骨」のことです。遺族が骨壷に収めて自宅に持ち帰ります。

持ち帰った後は自宅に安置し、四十九日の法要の後、お墓に納骨することが一般的です。

収骨とは?

収骨とは、火葬後に遺骨を骨壷に収めることです。

遺族や近しい親族のみで行うことが一般的で、葬儀や火葬を経て故人と対面する最後の機会だと言えるでしょう。

また、収骨の仕方は地域によって違いが見られますが、火葬場の係員が教えてくれることも多いため、それに従うと良いでしょう。

▶︎収骨について詳しくはこちら

ご遺骨の供養方法

四十九日の法要を待って納骨したいと言っても、お墓がなければそれは叶いません。最近ではお墓を持たず、手元供養として自宅で供養するなど、ご遺骨の供養方法にも変化が見られると言われています。

そんな供養方法についてご紹介していきます。

お墓や納骨堂に納める

従来の供養方法として最も知られるものは「お墓に納める」方法です。

先祖代々のお墓や、新しく建てたお墓などに納骨するほか、永代供養墓や納骨堂などに納骨することもあります。納骨堂は、特に都心部での需要が高く、幅広い世代からの指示を得ているようです。

散骨・樹木葬(自然葬)

散骨はご遺骨を粉末状にして山や海などの自然界に捲く供養方法です。完全に土に還る骨壷を使用することもあります。

また、散骨してしまったご遺骨は元に戻せません。このため、お墓参りにくる親族や故人の友人などの気持ちを考え、樹木を墓標とする「樹木葬」、ガーデニングをイメージした「ガーデニング葬」なども登場しています。

自宅で供養する(手元供養)

お墓に納めることもなく、散骨などで手元から無くすのでもなく、自宅にミニサイズの骨壷などを用意し、それに収めて保管・供養する方法が手元供養です。

故人を常に身近に感じ、お墓参りに出向く手間や管理に伴う費用等の負担を抑えられます。

このほか、ご遺骨の一部を加工したメモリアルネックレスやメモリアルリングとして身につけながら供養するという方法もあります。“側にいてくれる”と家族が安心を得られることが大きな魅力とも言えます。

ご遺骨についてよくある質問

遺骨に色がつくのはなぜ?

生きている時の人の骨は白色ですが、火葬後のご遺骨はピンクや赤、緑や黒など、部分的に色がつくことがあります

この理由は

  • 人工透析をしていた
  • 癌を患っていた
  • 薬を服用していた
  • 棺桶の副葬品がついた
  • 副葬品同士が化学反応を起こした

などが原因ではないかと言われています。

しかし、原因の特定は難しく、明確な答えは出ないことでしょう。ただし、燃えにくい副葬品を棺桶に入れると色がつく可能性が高いと言われています。注意すると良いでしょう。

ご遺骨は飛行機でも持ち運べるの?

ご遺骨は「機内持ち込み手回り品」として機内に持ち込むことが可能です。安定した容器に納め、風呂敷や袋で包んでおけば問題ありません。

なお、保安検査への備えとして埋葬証明書や火葬証明書埋葬許可証火葬許可証などを持参しておくと安心です。

まとめ:ご遺骨とは火葬後の故人の骨のことで、さまざまな形で供養されている

ご遺骨とは、火葬後に遺族の手元に残る骨壷に収められた故人の「骨」のことです。

自宅に安置し、四十九日の法要を済ませた後でお墓に納骨することが一般的ですが、お墓ではなく、納骨堂に納めるなど、従来とは違う供養方法も広がりを見せています

代表的なものは、

  • 遺骨を粉末状にして山や海などの自然界に捲く「散骨
  • 樹木を墓標とする「樹木葬
  • 自宅にミニサイズの骨壺などを用意し、そこで保管、供養する「手元供養

など。

この他に、遺骨の一部を加工したメモリアルネックレスやメモリアルリングを身につけながら供養するという人もいます。

お墓参りにくる親族や故人の友人の気持ち、お墓の後継者や故人の意志なども踏まえた上で、ご遺骨の供養について悔いの残らない方法を遺族で相談すると良いでしょう。

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