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成就とは?読み方と意味は?類語や対義語、四字熟語を紹介

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目次

成就:思いや願いが叶うこと、物事をなしとげること

成就とは思いや願いが叶うこと、物事を成し遂げることという意味の言葉です。読み方は「じょうじゅ」。

この他「希望が叶うように」神仏に願う意味の言葉として使われることもあります。

「成」と「就」の 2つの漢字で構成されている

成就という言葉は「成」と「就」の 2つの漢字に分けられます。それぞれの意味は以下の通りです。

成:なしとげる・できあがる

「成」の音読みは「セイ・ジョウ」ですが、訓読みでは「な(る)・な(す)」であり「なす、なしとげる」の意味があります。

「目的とする物事をなしとげる」などの意味がある「達成」や「成功」などに用いられています。

就:大きな仕事をなす、なしとげる

「就」は音読みで「シュウ・ジュ」と読みますが、訓読みでは「つ(く)・つ(ける)」であり「仕事や任務につく、なしとげる、その方へ行く」の意味があります。

「就職(職につくこと)」、「就学(学校に入って教育を受けること)」などに用いられています。

両者に共通点は「なしとげる」です。これが合わさることで「大きな物事を成し遂げる、目標に到達する」という意味合いが強いと言えます。

成就の類語:達成・完遂・大成 など

成就の類語には、以下のような言葉があげられます。

達成たっせい:目的を成し遂げること・果たすこと

完遂かんすい:最後までやり遂げること、成し遂げること

大成たいせい:大きな事業を成し遂げること

成就の対義語:挫折・頓挫・失敗 など

成就の対義語には、以下のような言葉があげられます。

挫折ざせつ:目標を持って続けてきたことが途中でできなくなること、くじけること

頓挫とんざ:(計画していた仕事や事業などが)途中で勢いを失い、遂行できなくなること

失敗しっぱい:目的を達成することができなかったこと

成就を用いた四字熟語:大願成就・心願成就

成就を用いた四字熟語には、以下のようなものがあげられます。

心願成就しんがんじょうじゅ:心から神仏に対して願うことで、その思いが届き、心の奥に秘めた願いが叶うこと

大願成就たいがんじょうじゅ:大きな望みや願いが叶うこと。神仏に願ったことが、その通りになること

大願成就は、もともと仏教用語だった?

大願成就は、仏教用語であったとされています。大願成就の「大願」仏様がすべての生き物を救おうとする願いの意味。仏様の願いが叶うことで、人々の願いも叶う、と捉えられていたのです。

現在では、本来の意味が転じて個人が努力を重ねた結果として大きな願い事が叶ったときなどに用いられています。

成就に関してよくある質問

成就の読み方と意味は?

成就は「じょうじゅ」と読み、意味は「物事をなしとげる」です。

この他「希望が叶うようにと神仏に願うこと」という意味で使われることもあります。

▶︎成就の意味について詳しくはこちら

鎌倉にある成就院とは?

成就院じょうじゅいんとは、鎌倉幕府の三代執権北条泰時ほうじょうやすときが承久元年(1219年)に北条一族の繁栄を祈って建立した寺院です。

真言宗大覚寺派の寺院で、正式名称は普明山 法立寺 成就院ふみょうざん ほうりゅうじ じょうじゅいん。本尊に不動明王を祀り、縁結びのパワースポットとして多くの参拝客が訪れています。

普明山 法立寺 成就院

住所:〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺1丁目1-5

電話番号:0467-22-3401

公式HP:http://www.jojuin.com/index.html

まとめ:成就とは「大きな物事を成し遂げること、目標に到達すること、希望が叶うこと」

成就の意味は物事を成し遂げること、思いや願いが叶うことであり、中でも大きな物事を成し遂げる、目標に到達することを意味しています。

他にも希望が叶うようにと神仏に願うことという意味で使われることもあります。

また、「成就」は四字熟語でも使われており、その代表例が「大願成就」です。大願成就は「大きな望みや願いが叶うこと・神仏に願ったことがその通りになること」という意味があります。

努力を重ねた結果として願いが叶ったときなどに使われています。

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