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念仏宗とは?念佛宗のこと?総本山や特徴を簡単に紹介

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念仏宗とは釈迦の教えに基づき念仏をよりどころとする仏教系の新宗教団体

念仏宗は、釈迦の教えを基本とし、中でも念仏をよりどころとしている浄土教系の単位宗教法人です。設立は1979年で、伝統宗教と比べて成立時期が新しいことから新宗教団体と区分されています。

一般的には「ねんぶつしゅう」と呼ばれ、団体内でも「念佛宗」と表記されています。

人としての道を大切にしている

念佛宗の教義には「生かされていることを自覚する」とあり、人としての道「四恩」を大切にしなさいと説かれています。

四恩とは「父母、衆生、国王(社会)、三宝(仏・法・僧)」を指します。

総本山:三寶山 無量壽寺

念佛宗の総本山は、三寶山 無量壽寺さんぽうざん むりょうじゅじです。

工期7年を経て2008年に建立された無量壽寺は、1661年建立の「黄檗宗 萬福寺おうばくしゅう まんぷくじ」以来、347 年ぶりの総伽藍の創建と言われています。

境内には故タイ法王猊下や世界各国の仏教最高指導者、カンボジア王国 故ノロドム・シアヌーク国王陛下の御聖骨が祀られています。

念佛宗 三寶山 無量壽寺

住所:〒673-1472 兵庫県加東市上三草1136番地

電話番号:0795-44-1800

公式HP:https://www.nenbutsushu.or.jp

念仏宗に関してよくある質問

総本山はどこ?

念佛宗の総本山は、兵庫県加東市にある「 無量壽寺」です。

▶︎総本山について詳しくはこちら

念仏宗とは浄土真宗のこと?

念仏宗=浄土真宗ではありませんが、阿弥陀仏を信仰し「念仏を唱えることで極楽浄土に往生できる」という教えの宗派のことを「念仏宗」と総称することはあります。

この総称とする場合は、浄土宗・浄土真宗・時宗などが該当します。

融通念仏宗とは?

融通念仏宗ゆうずうねんぶつしゅうとは、平安時代末期の永久5年(1117年)に天台宗で仏教を学んだ「良忍りょうにん上人」により開かれたもので、日本仏教13宗派のうち6番目に成立した宗派とされています。

また、それまでの仏教宗派は、中国から伝えられたものを学び、日本でも信仰されていました。しかし、融通念仏宗は日本生まれの念仏門初の仏教宗派であるとも言われています。重視している経典は「華厳経」と「法華経」です。

融通念仏宗は、称名念仏(仏の名号を唱える念仏)を大切に捉えています。そのため念仏修行の中で、それらが融通しあい、和合することでこの世も浄土となり、誰もが救済されるという大きな考え方をもつことも特徴だと言えるでしょう。

なお、融通念仏宗は、大阪市平野区にある大念仏寺だいねんぶつじが総本山の寺院であったことから、当初は大念仏宗だいねんぶつしゅうと呼ばれていました。これが、元禄16年(1703年)になって融通念仏宗として名称が改められています。

まとめ:念仏宗とは釈迦の教えを基本とする仏教系の単位宗教法人

念仏宗とは、釈迦の教えを基本とし、念仏を拠り所としている浄土教の単位宗教法人です。

設立は1979年と若く、伝統宗教と比べて成立時期が新しいことから新宗教団体と区分されています。

教義には「生かされていることを自覚する」とあり、人としての道「四恩(父母、衆生、国王(社会)、三宝(仏・法・僧))」を大切にしなさいと説いています。

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