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墓相とは?お墓の吉凶占い?墓相学の意味や判断材料、吉相墓について紹介
墓相とはお墓の状態で吉凶を判断する占いのようなもの
墓相とは、お墓の状態を見た上で吉凶を判断する占いのようなものです。
読み方は「ぼそう」。墓相学とも呼ばれます。
墓相の歴史は古い
墓相には、仏教的な意味や科学的な根拠などはないと言われています。また、他の人に強要するものでもありません。
しかし、その歴史は古く、江戸時代には墓相を占っていたという文献が残っています。そのため「お墓を建てる前に墓相を知っておきたい」と、墓相の良し悪しを気にかける人もいます。
墓相を判断する材料はお墓の形・色・方角・環境など
墓相は、お墓の状態を見た上で総合的に判断され、さまざまな種類と流派があると言われています。
その一つにお墓の形・色・方角・環境を判断材料としているものがあります。
形:三つの石で構成される三段墓が吉
お墓の形は三つの石で構成される「三段墓」が基本です。
- 〇〇家など、文字が刻まれる1番上の竿石は「子孫繁栄」
- 真ん中の上台石は「家業」
- 1番下の下台石は「資産」
を意味しており、三つとも同じ種類の石が良いと言われています。
デザイン墓は墓相が悪い?
最近希望する人も増えているデザイン式の墓石は、墓相の観点からは「凶」。
《デザイン墓の吉凶の一例》
- 変わったデザインのお墓・・・子孫が途絶える
- 猫足の土台・・・足の病気になる、家庭内で争い事が起こる
- 細長い形状・・・子孫が早死にする
色:灰色が吉
墓石には様々な色があり、墓相において吉とされる色は灰色です。その他の色には以下のような意味合いがあると言われています。
色 | 意味合い |
青系 | 病や災害を引き寄せる |
赤系 | 怪我や火災が起きやすくなる家庭内で争い事が起こる |
黒 | 先祖が安眠(成仏)できない一族から犯罪者が出る恐れがある |
方角:東南が吉
お墓の方角は、墓相において最も重要視される項目です。良い方角は東南。続いて南と東です。
一方、最も悪い方角は北西、北東、南西です。この方角を向いていると病気や災難、怪我などが起きやすくなると言われています。
しかし、墓地や霊園では、既に整地され、区画や向きも決まっていることが大半。そのため、必ずしも良い方角にできるとも言い切れません。
環境:お墓の環境により言われがある
お墓の環境にも注意したいと言われますが、環境によって吉凶の内容が異なります。その例は以下の通りです。
《お墓の環境による吉凶の内容の例》
環境 | 吉凶の内容 | 吉凶 |
墓周りに赤土を敷き詰める | 病や災いを避けられる | 吉 |
墓地の中に竹の根が入っている | 金銭的に苦労する | 凶 |
先祖より大きなお墓を建てる | 一族の運気が下がる | 凶 |
墓前に扉をつける | 裁判になるようなトラブルに巻き込まれる | 凶 |
木陰に位置する | 一族に病人が多く出る | 凶 |
電線の下に位置する | 平穏な生活が送れない | 凶 |
墓相を元に建てた「吉相墓」
墓相を元に建てたお墓を吉相墓といいます。
方角や環境を考慮することはもちろん、先祖を祀る五輪塔を建てるなど、一般的なお墓と比較しても広い区画が必要で費用も高額となります。
墓相についてよくある質問
まとめ:墓相とはお墓の状態で一族の吉凶を判断する占いのようなもの
墓相は、お墓の状態を見て、総合的に一族の吉凶を判断するという占いのようなものです。墓相学とも呼ばれ、さまざまな種類と流派があると言われています。
その一例にお墓の形・色・方角・環境の4つを判断材料としているものがあります。
形は、同じ種類の三つの石で構成される三段墓、色は灰色、方角は東南(続いて南と東)が吉とされ、環境についてもそれぞれに言われがあります。
▶︎4つの判断材料について詳しくはこちら
なお、墓相はあくまでも占いのようなもので、科学的な根拠もないと言われています。しかし、災難が続いたり、不運に見舞われたりすると、墓相が悪いのでは?と気にする人がいることも事実です。
墓相に不安を感じる場合は、まずは親族と話し合い、寺院など信頼できる施設へ相談してみると良いでしょう。