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お墓の化粧目地とは?施す意味や役割は?無いことで起きる問題も紹介

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目次

お墓の化粧目地とは見栄えを良くするための装飾のこと

お墓の化粧目地とは、お墓の見栄えを良くするために、石と石のつなぎ目を美しく仕上げる装飾のことです。

読み方は「けしょうめじ」。

お墓だけでなく、住まいのトイレや浴室のタイル貼りなどにも用いられることで知られています。

化粧目地の役割:石の劣化防止

墓石は、竿石・上台・中台・芝台などの複数の石を積み上げて建立しますが、その際、石と石のつなぎ目に隙間が生じます。この隙間をそのままにしておくと、そこから雨水が入り、また、ゴミが溜まることで石の劣化を招きます。

このため、つなぎ目にコーキング剤を充填し、隙間を埋めることが重要です。また、石同士の接着を補助するという役割も担っています。

化粧目地についてよくある質問

化粧目地がない場合はどんな問題が起きうる?

お墓は建立から年月が経過すると徐々に劣化が進みます。

化粧目地がとれたり、欠けてしまったりしていると、見た目の印象が悪くなってしまいます。さらに、つなぎ目から水が入ったり、ゴミが溜まったりすることが石の劣化を招き最終的に石塔が倒れることも考えられます。

「隣のお墓に迷惑をかけないこと」が、お墓の最低限のルール。周囲のお墓や参拝者とのトラブルにならないよう、定期的につなぎ目に隙間が生じていないか、ガタつきがないかなどをチェックすると良いでしょう。

化粧目地にはどんな素材が使われているの?

かつて目地の素材として多く使われていたものは、水に強いという特性を持つ生セメントやタイロンでした。しかし、どちらとも伸縮性に欠けるため、地震などの揺れや衝撃に弱く、目地がとれたり欠けたりすることがありました。

そこで昨今では、柔軟で伸び縮みする樹脂系のコーキング剤が用いられるようになっています。セメントなどと比較しても、耐久性に優れていることも大きな特徴と言えます。

まとめ:お墓の化粧目地とは墓石の劣化防止や外見を美しく仕上げる加工のこと

お墓の化粧目地とは、墓石の劣化を防止するとともに、お墓の見栄えを良くするために、石と石のつなぎ目などに樹脂系のコーキング剤を充填する装飾加工のことです。

墓石は、竿石・上台・中台・芝台などの複数の石を積み上げて建立します。その際、石と石のつなぎ目に隙間が生じ、この隙間を空いたままにしておくと、そこから雨水が入ったり、ゴミが溜まったりして石の劣化を招きます。最終的に石塔が倒れることにも繋がりかねません。

「隣のお墓に迷惑をかけないこと」を最低限のルールとし、周囲のお墓や参拝者とのトラブルを生まないよう、定期的につなぎ目やガタつきをチェックをすると良いでしょう。

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