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役僧とは?|意味や他役職との違いを解説

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「役僧」とは導師の下に就く僧侶のこと

「役僧(やくそう)」とは、法事やお葬式の際に導師の指示を受ける僧のことを言います。

一般的にお葬式を仕切るのは、導師という役職の僧侶。導師はお寺の住職など、地位の高い役職の僧侶が務めます。複数の僧侶が葬儀を執り行う際は、導師の次に偉い「脇導師(わきどうし)」がいることもあります。「役僧」とは、その下の役職のこと。

「伴僧(ばんそう)」とも呼ばれ、導師の指示を受けて動きます。

「役僧」は住職資格を必要としない

導師は、お寺の住職や住職資格を持っている僧侶のみが務めます。また脇導師は、導師が住職資格を持っている僧侶に依頼して手伝ってもらう人たちです。一方で、役僧は住職資格を必要としません。必ずしも住職である必要はないのです。

半人前の僧侶の修行の場でもある

役僧は住職資格を問いません。そのため、半人前の僧侶の修行の場になることもあるようです。実際の葬儀の現場を経験することは、僧侶になるための成長につながります。修行のひとつとして、現場を体験することも必要なのでしょう。

「役僧」は導師の補佐役

役僧は導師の下の補佐役。式の準備や案内を担当するほか、木魚などの鳴り物を扱っています。ただし近年の葬儀では、省略されることも多くあるようです。

日ごろは寺院の雑務や事務処理を担当

葬儀に出る以外では、お寺の雑務が役僧のお仕事。寺の事務仕事や、境内の清掃、檀家を回ってお経を読むなどの仕事をしています。

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