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山西黒とは?|意味や特徴を解説

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「山西黒」とは中国産の代表的な黒御影石のこと

「山西黒(さんせいくろ)」は、中国の代表的な黒御影石のひとつ。日本でも多く使われる石材で、建築材や内装、墓石などにも用いられています。

山西黒の特徴

山西黒は黒雲母を基本にした石。インド材にはやや劣るものの、その硬度は高く、さらに吸水性も低いのが特徴です。

インド産や南アフリカ産の黒御影石と比較しても価格が安いため、日本国内でも広く利用されています。

原産地は中国山西省

中国の内陸東部に位置する山西省。山西黒はこの中国・山西省で採掘されています。豊富な採掘量のため価格も安く、中国を代表する黒御影石です。

同じ石材でもランクがある

山西黒は品質の差が大きく、石の質や石目にばらつきがあります。そのため山西黒は、同じ石種でもランクに違いが存在します。あまりにも安い場合は、品質にも注意が必要です。

山西黒の取扱いは?

山西黒は非常にポピュラーな石材です。実際に取扱う際の、メリットや注意点についても確認しておきましょう。

国産の石材と比べても非常にリーズナブル

山西黒は、黒御影の高級感を持ちつつも、非常にリーズナブルな石材。インド産や南アフリカ産など他の外国産黒御影石に比べても、安い価格で利用が可能です。とくに国産の黒御影石はとても高価なものが多いため、手頃な価格で利用できる山西黒の需要は高くなっています。

実際、コストを抑えてお墓を建てたい場合や、墓石周りの「外柵」や「墓誌」「貼石」などにも山西黒はよく利用されています。

経年で変色することもある

非常に安価である一方、品質にはばらつきがあります。そのため安さ重視で選ぶと、サビが出ることや、砂をかぶったような茶色に変色してしまう場合もあるようです。さらに最近では、石目や石の質のばらつきも大きくなっていると言われています。

安いからと言って安易に選ぶのではなく、用途や予算に合わせて検討する必要があるでしょう。

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