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葬儀屋とは?|資格や仕事内容から考える良い葬儀

目次

葬儀屋とは葬祭を執行する会社

葬儀屋とは葬儀を請け負う会社です。病院とつながっている場合もあり、遺体の管理から始まり、お通夜や告別式を取り仕切ります。今回は葬儀屋の意味や仕事内容、関連する資格を解説し、遺族にとって良い葬儀屋について考えていきます。

葬儀屋の仕事内容は故人の見送りの最初から最後まで

葬儀屋の仕事は、遺体の搬送から始まり、葬儀後のアフターケアまであります。それぞれの詳細に触れてみるので、いざというときの参考にしてください。

遺体の搬送

葬儀屋は病院から依頼される場合も多く、迅速に遺体を自宅か葬儀屋にある安置場所に運びます。法律的には遺族が遺体を自家用車で運ぶことは可能ですが、慣れているプロに任せた方が何かと安心です。葬儀屋には遺体搬送専用の車があるので、安全に遺体を運ぶことができます。

通夜や葬儀、告別式を取り仕切る

通夜、葬儀、告別式は葬儀屋で受付から取り仕切ります。すべて任せられるので、遺族としては安心です。意見や要望があれば、葬儀屋に伝えましょう。遺族の意向を取り入れながら、滞りなく通夜、告別式を済ませてくれるでしょう。

葬儀のアフターケア

葬儀屋によっては葬儀のアフターケアも行います。たとえば、香典返しや四十九日の法要、仏壇やお墓の相談などにも対応してくれます。特に初めての喪主の場合は心強いでしょう。

全国展開の葬儀屋と地域密着の葬儀屋

葬儀屋には日本全国展開の会社と、地域密着の会社があります。日本には、例えば通夜後に火葬する沖縄など、昔からの風習が色濃く残っている地域も少なくないです。地域密着の葬儀屋は、各地の独自の風習に合う葬儀を提供してくれます。

葬儀の料金は葬儀屋によって違います。昨今は全国展開の葬儀屋も地域密着の葬儀屋も、パック料金が設定されていることが多いです。サービスや料金は葬儀会社によって異なるので、生前に家族と話し合って自分にふさわしい葬儀屋を決めましょう。

葬儀屋の歴史

現在のような葬儀屋は明治以降に始まったといわれています。それまでは「野辺送り」という儀式が一般的で、親戚や近所の人たちがご遺体の眠っている棺桶を墓地まで担ぎました。当時は火葬でなく土葬が一般的でご近所同士で葬儀を営んでいました。

葬儀屋になるのに特別な資格は不要

葬儀屋になるのに、資格は特に必要ありません。ただし葬儀に関する知識や経験は必要です。その中で、あれば良いとされているのが「葬祭ディレクター」や「仏事コーディネーター」「お墓ディレクター」の資格です。それぞれの資格について説明します。

葬祭ディレクター

葬儀屋で仕事をする場合に持っているとよい資格のひとつに、葬祭ディレクターがあります。葬儀に関する豊富な知識を要する資格で、葬祭ディレクター技能審査協会主催、厚生労働省認定の資格です。1級、2級があり、年に一回の試験を合格すると取得できます。葬祭に関する知識や式典運営のスキルなどを求められ、1級はなかなかの難関と言われています。1級を取得できるコーディネートに専門知識を要する社葬のコーディネートができます

仏事コーディネーター

仏事コーディネーターは仏壇や仏具に関する仏教の知識を要する民間資格です。たとえば、遺族がこれから仏具を用意したい場合に相談に乗り、適切なアドバイスをすることができます。

お墓ディレクター

お墓ディレクターはお墓に関する幅広い知識をもつお墓のプロフェッショナルで、日本石材協会主催の民間資格です。石材の知識が豊富なので、どんな石材でお墓を建てたら良いか迷っているお客様の相談にのることができます。

海外の葬儀屋や葬儀を紹介

海外の葬儀屋はどのような特徴があるのでしょうか。今回はアメリカ、イギリスの葬儀屋を紹介します。日本との違いを見ていきましょう。

葬儀が一大ビジネスであるアメリカ

アメリカにも葬祭ディレクターという制度があり、全米葬祭ディレクター協会(The National Funeral Directors Association)があります。葬祭ディレクターの司会による故人を祝福する明るい雰囲気の葬儀も興味深いところです。日本と異なる死生観があり、天国で幸せを祝福するという考えからでしょう。

約19,000箇所ある葬儀会場の大半は、家族経営による中小企業になっています。大企業経営の葬儀場は10%ほどですが、葬儀社「サービス・コーポレーション・インターナショナル」と「ストンモア・パートナーズ社」は世界に進出している大企業です。葬儀自体が大きなビジネスとなっています。

一般的な葬儀はfuneralといわれ、故人とのお別れの儀式であるビューイングや食事会、埋蔵式または納骨式もあります。memorial servicesという火葬か埋葬後に食事会が行われる葬儀、日本の家族葬にあたるprivate servicesもあり、人々は対応の良さを比べて葬儀屋を選んでいます。

ゆっくりとしたペースで遺族に合わせた仕事をするイギリスの葬儀屋

イギリスの葬儀はゆっくりとしたペースで10日間かけて行います。葬儀屋に所属する葬祭ディレクターが遺族と時間をかけて打ち合わせをし、遺族の希望にかなった葬儀を取り計らいます。

病院で臨終となった場合、遺体は日本同様に葬儀屋の安置室に運ばれることが多いです。しかし家に棺をしばらくの間置いておきたいという希望があれば応じてくれます。髪や顔は葬儀屋によって日本の死に化粧のようにきれいに整える人が多いです。

費用の面では日本の平均120万とくらべると比較的安く90万円くらいです。しかし、日本のように所得や各家庭の考え方によって、葬儀費用を抑えることができません。どんな家庭においても同じ額の負担になるので、貧困家庭にとっては大きな負担になります。その上、葬儀費用が年々上がっていることも問題化され、政府が対応するようになりました。最近では「適正価格の葬儀」を行う葬儀屋が英国全体の3分の1以上になっています。

遺族にとって良い葬儀屋の条件

良い葬儀屋の条件とは、どんなポイントがあてはまるでしょうか。たとえば、遺族が望む葬儀の形やプランに応えてくれる、アフターケアの充実いった点から考えてみましょう。

遺族の望む葬儀の形に応えてくれる

昨今は葬儀の形は多様なので、遺族によって希望も様々です。そんな遺族の望む葬儀の形に応えてくれることは、良い葬儀屋の1つの条件でしょう。

たとえば、故人に合わせたこだわりの葬儀にしたいという希望を取り入れ、葬儀をコーディネートしてくれるということがあります。会場を故人の好きな花でいっぱいにする、故人の好きだった音楽のみを流す、もしくは生演奏を届けるといった個性豊かな演出などです。葬儀屋としては、決まり切ったパターンの方がやりやすいでしょうが、故人にあった演出に柔軟な対応をしてくれると、遺族にとってはうれしいものでしょう。

他にも故人を見送るのにふさわしいプランが葬儀屋にあれば、遺族にとっては希望がかない、良い葬儀なります。たとえば、故人が生前から希望していた直葬プラン、無宗教や大人数を呼ぶプランなど、故人や遺族の希望をかなえるものがあれば、より納得して葬儀を執り行えるでしょう。

アフターケアが丁寧な葬儀屋

アフターケアがしっかりしている葬儀屋だと遺族は安心です。特に初めての葬儀という遺族にとって、葬儀後の対応は不安が多いもの。そんな折に葬儀屋からのアフターケアが丁寧であれば、何をすればよいか容易にわかり安心です。また、相談しやすい雰囲気であればなおさら、遺族は困ったことを何でも相談できます。

まとめ:葬儀屋を活用して家族に合う葬儀を行いたい

葬儀屋は葬儀を執り行う会社で、現在、日本にはいろいろな葬儀屋があります。いざというときには、各家庭に合う葬儀を行える葬儀屋を選択したいものです。慌てて葬儀屋を選ぶということがないように、普段からインターネットや知人の情報を活用して、自分や家族に合う葬儀屋を探しておくと良いでしょう。

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