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水鉢とは?水以外を入れても良い?水鉢の意味や役割、正しい使い方を解説

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「水鉢」とは故人にお供えする水を入れる鉢のこと

「水鉢(みずばち)」とは、故人にささげる水を入れる鉢のこと。一般的なお墓では、家名が刻まれた墓石である棹石(さおいし)の手前、真ん中に置かれた石の中心に、少し「くぼみ」が彫られています。このくぼみの部分が「水鉢」です。

楕円形や四角など形や深さはさまざま

水鉢は楕円形で数センチの深さのものが一般的ですが、その形や深さはさまざまです。そのため、浅いものから深いものまで、形状も四角いタイプの水鉢も存在します。

なお浄土真宗のお墓には、水鉢はありません。

仏様はお水とお香が好物

仏様は、お水とお香を好むと言われています。そのため、「水を絶やさない」ことと「できるだけ頻繁にお香をあげる」ことが大切とされています。水鉢が乾燥してしまうことのないよう、できるだけ水を絶やさないようにしましょう。

ただし水を入れっぱなしにしてしまうと、水アカで汚れやすくなってしまいます。水鉢の内側を定期的に掃除し、清潔に保つことも必要です。

水鉢に水以外を入れてはNG!

水鉢をお供え物をする場所と勘違いする人も多いですが、水鉢は水を入れる場所。そのため、水以外を入れてはいけません。

水を置く場合も、ペットボトルなどの水ではカラスに攻撃される恐れがあります。また湯呑みやコップなどに入れて水を置く人も多いですが、このような容器も不要です。水鉢がある場合は、水鉢に直接お水を入れましょう。

ジュースやお酒も入れないように

水の代わりに、お茶やジュース、お酒を水鉢に入れることもしてはいけません。茶しぶや糖分が残り、お墓が汚れてしまいます。どうしても故人が好んだものを供えたい場合は、容器のままお供えし、お参りの後に持ち帰るようにしましょう。

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