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常花(じょうか)とは?生花との違い、意味や特徴をわかりやすく解説

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「常花」とは蓮(はす)の花をかたどった造花のこと

「常花(じょうか)」とは、蓮の花を模した造花で仏具の一種。仏前に供えられるお花です。通常は左右一対で用いられ、茎の本数は3本、5本、7本など必ず奇数になっています。

常花の素材は、アルミ製などの金属から、布や木などの素材に金メッキを施したものまでさまざまです。

仏教において蓮の花は最上の花

仏教の世界では、蓮の花は最上の花とされています。蓮の花は泥に根を張り、泥の中から美しい花を咲かせます。この泥を人の世の中に、花が咲く姿を真の悟りを得る様子にたとえ、蓮の花は菩薩の修行を表現したものとして、重要な意味を持っているのです。

実際に蓮の花の形をした台に座る仏様の絵なども多く、さまざまな仏具や仏像で蓮の花が表現されています。

常花と生花どちらが良いの?

仏壇に供える花には、生花と常花の二種類があります。しかし、実際どちらを供えるべきか悩むこともあるでしょう。ここでは常花の持つ意味とそれぞれのメリット、デメリットを説明します。

常花は「永遠に咲き続ける」という意味がある

常花は造花のため、枯れることはありません。そのため「永遠に咲き続ける花」「枯れない花」としての意味合いを強く表しているのです。

また生花は「生」のものとして、仏教の諸行無常を表現すると言われています。

常花と生花のメリット・デメリット

常花のメリットは、造花のため枯れないことです。生花のように水を変えたり花粉や虫のケアをしたりする必要がありません。ただし生の諸行無常の表現や生けるものの美しさは、常花では表せないため、生花である必要があります。また生花であれば、故人の好きだった花を供えることも可能です。

また地域や風習によっては、生花を供えるべきだという考え方もあるようです。そのため常花と生花どちらを使用するかは、地域の習わしや状況によって検討した方がいいでしょう。悩む場合は、まずは地域の仏壇店や菩提寺に相談するのがおすすめです。

宗派によって常花の扱いは異なる

常花はおもに天台宗や真言宗、浄土宗、禅宗、日蓮宗などで使用されますが、浄土真宗では用いません。また宗派によっては金色ではなく、赤や青色の常花を使用する場合もあるようです。

造花であってもお手入れは忘れずに

常花は生花と異なり、水を変えるなどの必要はありません。とはいえ長い間仏壇に設置していると、自然と埃などが積もってしまいます。その際は、やわらかな小筆や毛ばたきを用いて、やさしくふき取るようにしましょう。

お花を仏前に捧げる行為には“花のような清らかな心を持つ”という意味があります。そのため、たとえ造花であっても手入れは忘れず、きれいな状態を保つことが大切です。

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