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正礼服・準礼服・略礼服の違いは?葬儀に相応しい服装についても解説
正礼服とはもっとも格式の高い装い
正礼服(せいれいふく)とは、冠婚葬祭のようなフォーマルな式に参加する際に着用する礼服の中で、もっとも格式の高い装いです。
礼服には正礼服に次いで準礼服と略礼服があり、それぞれ相応しい場面が異なります。
この記事では、男性と女性の礼服の基本的な特徴に加えて、通夜や葬儀に相応しい喪服や持ち物についても解説していきます。
コスパに優れた喪服・礼服のオススメブランド
1)KASHIYAMA(カシマヤ)
KASHIMAYA(カシマヤ)は、高品質ながら手頃な価格で、自社工場で最新技術を駆使したオーダースーツを最短1週間での納期を実現しました。また、2021年3月にスタートした新ライン「KASHIYAMA EASY」は、商品の品質や自動採寸の精度、納期、着こなしの汎用性に自信を持っています。これにより、より多くの人々が快適なオーダースーツを手に入れることができます。
KASHIMAYA(カシマヤ)のオススメデザイン
KASHIMAYA(カシマヤ)のセットアップスーツ/オーダーメイドスーツ
「身長・体重・年齢・体型」を入力するだけで、あなたにぴったりのサイズを提案するオンライン完結型のオーダーメイドシステム。採寸結果に基づいて1cm単位で調整が可能であり、日本人の90%以上の体型に対応する高い採寸精度を誇ります。
さらに、オーダーなのに最短1週間での納期を実現。超撥水性やウォッシャブル、超軽量、ストレッチなど、約150種類の素材やカラーを用意しています。オーダーメイドならではのデザインバリエーションもあり、ジャケットは2型、パンツは4型から選ぶことができます。これらの特長が、より快適なオーダーメイドスーツを実現しています。
《参考》KASHIMAYA(カシマヤ)
2)ORIHICA(オリヒカ)
ORIHICA(オリヒカ)は、メンズ&レディースのビジネスカジュアルブランドです。現代の多様な働き方に合わせて、ビジネスからカジュアルまで幅広い商品を取り揃えています。
ブランドのコンセプトは「新しいライフスタイルの鍵」。次世代のライフスタイルを切り拓く存在として、カテゴリーにとらわれずにアイテムを自由に編集する楽しさを提案しています。ORIHICAは、個々のスタイルやニーズに合わせたオシャレな選択肢を提供します。
ORIHICA(オリヒカ)のオススメデザイン
ナノブラック フォーマルスーツ 通年
社会人にとって必須のブラックフォーマル(喪服・礼服)は、特殊な加工を施した生地を使用しています。羊毛表面のスケールを取り除き、ナノレベルの染色剤を使って繊維の奥深くまで濃い黒を浸透させています。一般的なブラックスーツよりも上品で深みのある黒を実現しました。特に格式高い結婚式や披露宴では、濃い黒の方がよりフォーマルな印象を与えます。さらに、カーボン繊維を混紡することで、埃がつきにくくなっています。
このブラックフォーマルには、光沢感のあるピアノブラック釦が使用されています。光沢感がよりフォーマルな雰囲気を演出します。背中の裏地がなく背抜き仕様になっているため、オールシーズン着用可能です。さらに、ウエストアジャスターがあり、体型の変化にも対応しています。これにより、長く着用することができる魅力的なスーツです。着用頻度の低いスーツであるからこそ、これらの仕様は嬉しいものです。
《参考》ORIHICA(オリヒカ)
喪服・礼服・数珠をレンタルするという選択
喪服や礼服はいざという時に必要ですが、それ以外の時にはクローゼットの奥に眠っていることが多いですよね。また、必要になるのはいつも突然で、クリーニングに出す暇がない、なんてこともありませんか。
急な状況でも綺麗な喪服・礼服を準備するならレンタルという選択肢があります。
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男性の礼服の種類と特徴
男性の礼服はスーツと混同されがちですが、スーツが礼服の代わりになることはなく、逆に礼服をビジネスシーンで着用するのも相応しくありません。
男性の礼服の種類や特徴について解説します。
正礼服
男性の正礼服は昼用と夜用の2種類があります。
昼の正礼服はモーニングコートを着用します。
モーニングコートは前ボタンから後ろに向かって、裾が斜めに長くカットされているのが特徴です。
これは、乗馬が一般的だった時代の名残で、前身ごろの裾が乗馬した際に邪魔にならないように斜めに切り取られています。
モーニングコートの色は黒またはグレーで、内側には白のレギュラーカラーシャツと黒またはグレーのベストを合わせるのが基本です。
結婚式では新郎や新郎新婦の父親、入学式や卒業式では校長が正礼服として黒のモーニングコートを着用します。
お祝いの席では、グレーのベストとネクタイ、パンツを着用すると華やかさが出ます。
一方、葬儀や一周忌までの法要では、喪主が正礼服としてモーニングを着用することがあります。この際、シャツ以外は全て黒で統一するのがマナーです。
また、夜の正礼服は燕尾服を着用します。
燕尾服は、ジャケットの裾が燕の尾のような形をしていることに由来します。
夜の披露宴などで新郎や新郎新婦の父親が着用したり、晩さん会のような特別な席で着用する格式の高い装いです。
一般的に葬儀や法要を夜に行うことはないので、弔辞の席で燕尾服を着用することはありません。
準礼服
準礼服は正礼服に次ぐ格式のある礼服で、タキシードやディレクターズスーツを指します。
ディレクターズスーツは文字通り重役クラスの装いとされる礼服で、一般的には昼の装いとされています。
黒のジャケットに黒とグレーのストライプ柄のコール地のパンツを合わせるのが正式なスタイルで、グレーのベストを合わせるのもポピュラーです。
タキシードは夕方以降の席の準礼服です。
中でもブラックタイと呼ばれる、ジャケット、パンツ、タイを黒で統一したスタイルが正式な装いとされています。
タキシードのジャケットの襟は角がないのが特徴で、ウィングカラーシャツにボウタイを付けるのが基本です。
内側にはグレーのベストもしくはカマーバンドと呼ばれる幅広のベルトをウェストに付けます。
近年は、夜の正礼服としてタキシードの着用も一般的になっています。
また、喪服は弔辞の準礼服とされています。喪服はブラックスーツよりも、さらに黒い生地を使用するのが特徴です。
略礼服
略礼服は礼服の中ではもっとも格下の装いで、男性の場合はダークスーツやブラックスーツが略礼服にあたります。
ビジネスシーンで着用するダークカラーのスーツと混同しがちですが、ディテールに違いがあるので注意しましょう。
一般的なスーツには襟にステッチが入ったものがほとんどですが、略礼服はステッチが見えないように仕立てられています。
また、略礼服のジャケットはベントのないノーベントスタイルが適しています。
パンツの裾は前上がりのモーニングカットで折り目のないシングルの物が正式です。
女性の礼服の種類と特徴
女性の礼服も男性用と同じく、昼用と夜用で装いが異なり、昼は肌を隠す清楚なスタイルが、夜は少し肌を露出する華やかなスタイルが好まれます。
正礼服
女性の正礼服ももっとも格式の高いドレスで、昼用と夜用の2種類があります。
アフタヌーンドレス
昼用の正礼服はアフタヌーンドレスです。
あまり聞きなれないかもしれませんが、皇室行事で女性皇族が着用するロング丈のドレスと言えばイメージしやすいかもしれません。
昼用はできるだけ肌の露出を抑えるのが原則です。
袖は七分丈以上の長袖、スカートの丈はノーマルからつま先が出るロング丈の間、襟元は詰まっているものとされています。
素材はシルクなど控えめな光沢の布で、同色無地が基本です。
帽子や手袋、靴などの小物も同素材、同色で揃えるとより気品溢れる装いになります。
しかし、園遊会や受勲式のような特別な場面を除いて、一般人がアフタヌーンドレスを着用する機会はほとんどありません。
子の結婚式では正礼服としてアフタヌーンドレスを着用することもありますが、新婦より目立つ色やデザインのドレスはタブーですし、あまり一般的とは言えません。
和装の正礼服として、黒留袖を着用する人が多いようです。
イブニングドレス
夜用の正礼服はイブニングドレスです。
イブニングドレスは腕や胸元を露出するデザインが多く、スカート丈はヒールのつま先だけが見えるロング丈で、手袋を付ける場合は肘上までのロングタイプというのが基本です。なお、帽子は着用しません。
素材はサテン生地やラメの入った生地など輝きのある布で、小物もビーズやスパンコールなどをあしらった華やかな物が好まれます。
靴はドレスと同じ素材またはゴールドやシルバーの光沢のあるパンプスを合わせることもあります。
さらにイブニングドレスには、華やかな宝飾品を付けるのもマナーのひとつ。
ドレスに負けない宝石を付けることで華やかさが増す上に、装いの格も一層アップします。
夜の結婚式や披露宴の場合は、両家の母親の装いは正礼服としてイブニングドレスの着用が求められます。
その際も、花嫁寄りも目立つ服装はタブーです。
肌の露出を抑えるためにジャケットを着用したり、アクセサリーも控えめにすると品の良い装いになります。
準礼服
女性の準礼服は、結婚式や披露宴、入学式、卒業式などに出席する際に適した装いです。
男性の準礼服に比べると、自由度が高く選択肢も広いのが特徴です。
上下同色無地のワンピースやアンサンブル、ツーピースなどが女性の準礼服にあたります。
正礼服と同じく、昼は露出を控えたデザインで上質な素材を使用したスタイルが好まれ、夜は肩や腕などを露出したデザインで、素材にはラメなどをちりばめた華やかなスタイルが好まれます。
正礼服ほど決まりは厳しくなく、スカートの丈も自由でパンツスタイルもOKです。
帽子や手袋は昼の装いではつけてもかまいませんが、付けなくても問題ありません。
また、靴やバッグなどの小物類をドレスと共布にするなどの決まりもありません。
とはいえ、膝上の短すぎるスカートは避けるべきでしょう。
また、パンツよりもスカートの方が格としては上の扱いになります。
略礼服
女性の略礼服は、ドレッシーなセットアップのスーツスタイルもあれば、ワンピーススタイル、アンサンブルなど、バラエティ豊かです。
結婚式の2次会や身内のお祝いの席など、少し改まったお祝いの席では略礼服を指定されるのが一般的です。
正礼服や準礼服では上下同色無地が基本ですが、略礼服の場合は上下が異なる色や素材でもかまいませんし、流行を取り入れた柄ものの生地を使用したドレスでもOKです。
とはいえ、あくまでも礼服ですので、スカートが短すぎるものや露出が大きすぎるドレスはNG。
参加する式の趣旨や参加者の年齢や傾向などを意識して、その場に相応しい装いを心がけましょう。
通夜や葬儀に参列する場合の装い
通夜や葬儀は、日常生活の中でもっともドレスコードを意識する場面です。
お祝いの席以上に、弔辞の席での装いには配慮が求められます。
故人や遺族との関係を考慮して、立場に相応しい喪服を選びましょう。
喪服にも、正喪服、準喪服、略喪服の3種類があります。それぞれの特徴について解説していきます。
喪主や遺族は正喪服
葬儀の主催者である喪主や三親等までの遺族は、喪服の正礼服とされる正喪服を着用します。
男性の場合は、和装なら紋付羽織袴で家紋が5か所に入った五つ紋を、洋装ならモーニングコートが正喪服にあたります。
モーニングコートは弔辞用にネクタイやベスト、靴下なども全て黒を使用します。
女性の場合は、和装は男性同様に黒無地に五つ紋が入った着物を着用し、帯や帯締めなども黒を使用します。
洋装の場合はできるだけ襟の詰まったデザインで、スカートはひざ下、長袖が基本です。
ストッキングは黒無地を着用し、パンプスやバッグも黒の光沢のない素材のものを合わせます。
準喪服はオールマイティ
一般的に喪服と言われるのは、準礼服にあたる準喪服です。
通夜や葬儀、法事など弔辞全般に参列する際に相応しい装いです。
最近は、正喪服の用意が難しい場合に喪主や遺族が準喪服を着用することも多く、弔辞では広く使用できる装いです。
男性の場合は、ブラックスーツと混同されがちですが、準喪服はブラックスーツよりもさらに黒い生地を使用しているのが特徴です。
光沢のある生地は使用せず、襟元にステッチがないことや、ジャケットの裾のベントがないこと(ノーベント)、パンツは折り目の無いシングルタイプであることなどが喪服の条件と言えます。
悲しみの席に、デザイン性にこだわった装いは相応しくないのです。
女性の準喪服は、正喪服の基準とほとんど変わりません。
黒のワンピース、スーツ、アンサンブルなどに、黒の小物を合わせます。
襟元の空いたスタイルやパンツスタイルは、準喪服には適さないので、首元まで襟のつまった、ひざ下丈のスカートスタイルがおすすめです。
略喪服は通夜や法要に
略喪服とは、いわゆるダークカラーのスーツ全般を指します。
通夜や3回忌以降の法要などは略喪服で参列しても失礼ではありませんが、その際も小物は黒に統一するのが原則です。
男性はダークカラーで、できるだけデザインの目立たないスーツを着用し、靴や小物、ネクタイなどは黒で統一します。
仕事用の靴や鞄はビジネス寄りの着こなしになってしまうので、これらの使用は控えましょう。
女性の略喪服もダークカラーのワンピース、アンサンブルなどですが、ダークカラーのセットアップを持っている人は多くはないでしょう。
そのため、結果的に一般的な喪服を着る人が多いようです。
また、ビジネス用のスーツでシャツを合わせるタイプのものは、女性の略喪服には適さないので気を付けましょう。
ただし、大学生で制服がない場合(学生は制服で参列してOK)は、リクルート用のスーツに白シャツで参列することも可能です。
さらに、通夜には紺やグレーのリクルートスーツで参列しても失礼にはなりません。
一方、葬儀は大学生といえども黒以外はマナー違反になります。
スーツだけでなくネクタイや靴、バッグも黒に統一しましょう。
また、明るい髪色の場合はまとめるなどの配慮も必要です。
葬儀の持ち物のマナー
葬儀に参列する場合は、持ち物にもマナーがあるので覚えておきましょう。
ワイシャツは白
男性がジャケットの内側に合わせるシャツは、白無地で襟が開きすぎないレギュラーカラーのものが基本です
白でもボタンダウンシャツや開襟シャツはカジュアルな印象となり、葬儀には相応しくありません。
ネクタイは黒
ネクタイは黒無地の光沢のない素材にします。
また、ネクタイの結び方や飾りにも注意が必要です。
立体感を出すディンプル(くぼみ)の結び方やネクタイピンの着用はネクタイを華やかに飾るものなので、通夜や葬儀ではいずれもマナー違反です。
カフスボタンやチーフなども外すのがマナーです。
バッグや靴は黒
バッグや靴などは、黒無地で光沢のない素材のものを選びましょう。
殺生を連想させることから、革製品は嫌われるので布製のバッグや靴を合わせるのが原則です。
男性の場合は靴の多くが革製ですが、型押しの革靴などはやはり避けるべきです。
女性の場合は小ぶりのハンドバッグと低めのパンプスの組み合わせがおすすめです。男女に関わらず大振りの鞄は仕事用という印象があるので葬儀には不向きです。
また葬儀によっては、長時間立ちっぱなしということもあるので、ヒールが低めで疲れにくいパンプスがおすすめです。
ストッキングや靴下は黒
葬儀では、ストッキングや靴下も黒に統一しましょう。
女性は足元が見えやすいので、必ず黒無地のストッキングを着用しましょう。
寒い季節でも、できるだけタイツは避けるのがベターです。
男性はたとえ足元が見えなくても、黒の靴下を着用します。
葬儀会場によっては、靴を脱ぐ場合もあるので、靴下にほころびがないかもチェックしておくと安心です。
ハンカチは白または黒
以前は葬儀に持参するハンカチと言えば、白無地が主流でしたが、現在は黒のハンカチでも問題ないとされています。
できるだけデザインが地味な物が好まれますが、レースを少しあしらった程度なら問題ありません。
素材はタオル地のようなカジュアルなものやシルクのように光沢のある生地は避け、綿やポリエステル、麻などの薄手の生地を選びましょう。
アクセサリーはNG
葬儀では結婚指輪以外のアクセサリーは付けないのがマナーです。
悲しみの涙を表すという意味で真珠は認められてますが、一連のネックレスまたは一粒のイヤリングなど、できるだけ控えめにするのが基本です。
特に2連以上のアクセサリーは、不幸を重ねるとされ、お悔みの席では忌み嫌われます。
袱紗はダークカラー
香典を持参する際は不祝儀袋を袱紗に包み持参するのがマナーです。
袱紗は弔辞用と慶事用があるので、弔辞用の紫や紺、深緑やグレーなどのダークカラーのものを用意しましょう。
葬儀に相応しい和装とは
和装は葬儀の正礼服として格の高い装いで、主に喪主が葬儀や告別式で着用します。
それ以外の遺族や親族の場合は、準喪服相当の装いをします。
とはいえ、和装は少し大げさな印象になるので、一般的には洋装を選ぶ人が大半です。
男性和装の正喪服
男性の和装の正喪服とされるのが、「紋付羽織袴」と呼ばれる装いです。
紋付の着物に袴を履き、上から紋付きの羽織を着用します。
黒色に染めた羽二重の生地に、背中と両袖、両胸の計5か所に家紋を染め抜いた黒羽二重染抜5つ紋の着物と羽織を着用します。
袴は仙台平や博多平などの最高級の絹織物で、細い縞柄の生地が正式とされています。
足元は白足袋を着用し、畳表で黒の鼻緒の草履を履きます。
女性和装の正喪服
女性の和装の正礼服とされるのが、黒無地の染め抜き5つ紋付きの着物です。帯、帯揚げ、帯締めは全て黒で、長襦袢と半襟、足袋は白を着用します。
小物類は洋装の場合と同じく、草履もバッグも黒を合わせます。
喪主以外が和装を着用する場合
喪主以外の遺族や親族が和装を着用する際は、準喪服に相当する装いが適しています。
正喪服との違いは、グレーや紺などの黒以外の着物であることと、家紋が3か所(三つ紋)または1か所(一つ紋)である点です。
これは男女に共通する準喪服の特徴です。
それ以外の羽織や袴、帯や草履などは正礼服の場合と同じものを合わせるのが原則です。
まとめ
礼装は冠婚葬祭をはじめフォーマルな席に参加する際のマナーで、中でも正礼服はもっとも格式の高い装いです。
それぞれの礼服には意味があり、式との調和や参列者とのコミュニケーションを円滑にする目的もあります。
特に通夜や葬儀などの弔辞の席では、服装は悲しみを表す重要な役割も担っています。
服装を整えることが、故人や遺族への敬意を示すことにもなるのです。