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お車代とは?必要ない場合・渡し方やマナー・相場をご紹介!

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目次

お車代は交通費のこと

お車代とは、会場に行くまでにかかる交通費のことです。結婚式や葬儀、法事の際に発生します。

この記事では、お通夜や葬儀、法事に関するお車代をご紹介します。必要ない場合、渡し方やマナー、相場についてです。

お車代は葬儀や法事で僧侶に渡す

お通夜や葬儀、法事の場合、お車代は僧侶に渡すものです。

交通費という名目ですが、僧侶が会場まで足を運んでくれたことへのお礼の意味です。特に最近の葬儀や法事は、お寺ではなく会場で行うことが多いものです。場合によっては遠方から出向いてもらうことも考えられます。

お車代が必要ない場合

お車代が必要ない場合もあります。たとえば、お寺で葬儀などを行うケースです。僧侶が移動しなくて済むので、お車代は必要ありません。その他、主催者側が車を出す場合や参列者に関してです。

車で送迎する場合は必要ない

仮に主催者側が車を出し、僧侶の送迎をするのであれば、お車代は必要ありません。

また、タクシーを頼んだ場合も、お車代を用意しなくて大丈夫です。その際は、主催者側がタクシー会社に代金を払います。

参列者にお車代は必要ない

葬儀の参列者にもお車代は必要ありません。葬儀関係の場合は、本人の意思で出向くものだからです。招待されたために出向く結婚式とは、意味合いが違います。

結婚式の場合、参列者にお車代を用意することがあるため、混乱する方も多いのではないでしょうか。上記の理由で、結婚式と葬儀、法事の場合は、お車代の扱いが異なるので、ご注意ください。

遠方の場合は宿泊先を手配する

ただし、葬儀や法事の場合、遠方から来られる方には、宿泊先を手配します。

葬儀の場合は、通夜の翌日に葬儀・告別式というパターンが多いものです。遠方からの参列ですと、いったん帰宅して翌日葬儀に参列というと、厳しい場合があるからです。人によっては、飛行機での移動も考えられます。

会場近くに宿泊先があれば便利なので、なるべく近いところを手配するようにしてください。

また、会場によっては、宿泊設備が備えてある場合も考えられます。葬儀会社に確認してみましょう。

お車代の渡し方やマナー

お車代の渡し方やマナーをご紹介します。新札の扱い、表書き、封筒に入れる、小さいお盆で渡す、お布施と別にすることに関してです。

お車代は新札

お車代は新札で渡すものです。

葬儀関係でお金を渡す場合、新札は良くないとされているので、気になる方もおられると思います。

しかし、お香典とお車代は意味が異なるものです。新札で渡した方が丁寧です。新札の用意ができない場合は、なるべくきれいなお金を選んで包むようにします。

表書きは「お車代」

お車代の表書きは「お車代」または「御車代」です。「御車料」「お車料」と記載する場合もあります。

地域によっても異なりますので、冠婚葬祭のマナーに詳しい方や葬儀社のスタッフに確認しておくと安心です。

封筒に入れて渡す

お車代は、白い封筒か水引に入れて渡します。

水引の色に決まりはないので、双銀もしくは黒白で大丈夫です。ただし、関西地方では黄白を使うことがあります。心配な場合は、地域のマナーに詳しい方や葬儀社に確認しておきましょう。

水引の場合は、中袋に住所、氏名を記入します。白封筒であれば、表に「お車代」、裏に住所、氏名を書きます。

いずれも濃い墨を使用します。お香典には薄墨を使うので間違えやすいものです。ご注意ください。

地域によっては名前を書かない

地域によっては、封筒や水引に名前を書かない場合もあります。何度も名前を記載することで、不幸の連鎖を感じるという理由からです。

不安な場合は、葬儀社や地域の習慣をよく知っている方に確認してみてください。

小さいお盆に載せて渡す

渡す際は、小さいお盆、もしくは切手盆に載せて渡します。または、袱紗を使っても大丈夫です。

くれぐれも、封筒のまま渡さないように気を付けたいものです。小さいお盆や切手盆は、葬儀会場で用意されている事が多いです。葬儀会社に確認しておきましょう。

お布施とは別にする

お布施とお車代は、一緒にせず別々に用意するものです。

切手盆にお車代を載せ、その上にお布施を載せて渡します。袱紗で渡す場合も同様です。儀式を終えた後、僧侶の控室に出向いて渡します。その際には、一言お礼の言葉を添えるようにしましょう。

お車代の相場

お車代の相場も気になるものです。お寺から会場までの距離を考えた、キリのいい金額が望ましいとされています。

キリのいい金額

お車代の相場は5000円~1万円というキリのいい金額です。

お車代は交通費という意味がありますが、実費を渡すというよりも、お礼の意味合いが強いものです。そのため、キリのいい金額が渡しやすいと考えられます。

お寺から会場までの距離を考える

お寺から会場までの距離も考えたいものです。同じ市内や区内ならまだしも、県外など、遠方から来てもらうケースも考えられます。菩提寺が遠方にあるという方も少なくないものです。

そんな場合は、実際にかかる高速道路代や新幹線代などを考えて、多めに用意したいものです。葬儀社にご相談することもおすすめします。

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まとめ:お車代は僧侶に渡す交通費・マナーを守ってキリのいい金額を渡す

葬儀や法事でのお車代は、僧侶に渡す交通費です。会場まで足を運んで読経してもらったことへのお礼の意味も含まれています。

お車代は、白封筒か水引に入れる、表書きは「お車代」「御車代」にする、新札が望ましいなどのマナーがあります。そんなマナーを守って、5000~1万円くらいのキリのいい金額で渡すケースが多いものです。

お寺から会場まで距離がある場合は、その分、上乗せしてキリのいい金額にするといった配慮があると良いものです。

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