MENU

合同納骨塚が北海道に多いわけとは?永代供養墓との違いについても解説

本ページはプロモーションが含まれています。

目次

合同納骨は他の遺骨と合わせて納骨すること

合同納骨は他の遺骨と合わせて納骨することです。

自治体が管理する合同納骨塚に納骨する場合と、寺院や霊園の永代供養墓に合同納骨をする場合とがあり、それぞれ特徴が異なります。

この記事では、自治体が管理する合同納骨塚の仕組みや使用方法を中心に、永代供養墓との違いについても解説していきます。

合同納骨塚とは

合同納骨塚とは北海道で広く見られる納骨施設です。

1988年に札幌市が合同納骨塚を作って以来、道内のその他の自治体も合同納骨塚を作るようになっていきました。

一方、北海道以外の地域ではあまりみられない納骨施設です。

もともとは経済的な理由で墓が持てない人や墓が継承できず無縁仏になっている墓の問題解決のために、自治体が納骨のための施設を作り、遺骨を受け入れたのが合同納骨塚の始まりでした。

開拓者が多かった北海道では、代々の墓を持たない人が多かったことも影響しているのでしょう。

合同納骨塚の特徴

合同納骨塚は利用できる人の範囲や納骨方法などに、一定のきまりがあります。

一般的な墓に納骨する場合とは異なる点も多いので、まずは合同納骨の特徴について知ることから始めましょう。

自治体に住んでいる人が使用できる

合同納骨塚を使用できるのは、基本的にはその自治体に住んでいる人です。

とはいえ現在は居住していなくても、過去に居住歴がある人や、親戚がいる人にも使用を認めている自治体もあり、実際は幅広く遺骨を受け入れているところが多いようです。

費用が安い

合同納骨塚は納骨にかかる費用がとても安いのが特徴です。

1体1万円以下で納骨できる合同納骨塚が多く、札幌市の場合は一体につき9100円で使用できます。

寺院や霊園が管理する永代供養付きの合同墓に納骨する場合は、10万円くらいからが相場なのでかなり費用が抑えられていることがわかるでしょう。

いつでも納骨できるわけではない

北海道の合同納骨塚のほとんどが、納骨できる期間を4月~11月までの積雪のない時期としています。

これ以外の期間は納骨を受け入れていないので、それまでは遺骨を自宅などで安置する必要があります。

納骨した遺骨を取り出すことはできない

合同納骨塚は共有の納骨スペースに遺骨をそのまま納めるので、納骨後は他の遺骨と混ざってしまい取り出すことができなくなります。

副葬品は納められない

合同納骨塚は、焼骨以外を納めることができません。

副葬品はもちろん、骨壺や骨箱も納めることはできません。

お供え物や供花は持ち帰らなければならない

納骨後は納骨塚の石碑に向かって手を合わせることができますが、共有の設備なので、個別にお供えしたものは持ち帰る必要があります。

参拝する時にお供え物や供花をあげた場合は、供えたままにすることはできないので注意しましょう。

故人の名前を刻印することはできない

合同納骨塚は1000体くらいの遺骨を受け入れており、石碑に故人一人ひとりの名前を刻むことはできません。

また、故人の墓標となるような石碑を建てることもできません。

宗教的な供養祭は行わない

合同納骨塚は自治体が管理し、基本的に宗教者を招いての供養は行いません。

納骨時に個別に僧侶を手配して読経してもらうことは可能ですが、その後は自治体が供養際を行うことはしません。

合同納骨塚の使用方法

合同納骨塚は自治体によって申請方法や必要書類が異なるので、必ず事前の問い合わせが必要です。

ここでは、一般的に必要とされる書類や手続きについて解説していきます。

申請方法

遺骨を納骨する場合

  • 使用許可申請書
  • 印鑑
  • 申請者の住民票
  • 火葬証明書、収蔵証明書、改葬許可証のいずれか

生前予約する場合

  • 使用許可申請書
  • 埋蔵主宰者選定届
    • 生前予約制度 自身の焼骨を親族(主宰者)に、合同納骨塚へ納骨してもらうことを、生前のうちに申請するための届け
  • 印鑑(申請者と主宰者の両方)
  • 申請者と主宰者の住民票

申請が受理され合同納骨塚への納骨許可が下りたら、使用料を支払います。

納骨方法

納骨の際は、使用許可証の提示が必要です。許可証なしには納骨できないので、当日は必ず持参しましょう。

合同納骨塚では自治体の職員立会いのもと、納骨は親族が行うのが原則です。

骨壺から遺骨をとりだして納骨室に納骨し、骨壺は持ち帰ります。

合同納骨塚と永代供養墓の違い

合同納骨する点で、合同納骨塚と混同されやすいのが永代供養墓です。

それぞれ共通点と違いがあるので、整理しておきましょう。

まず共通しているのは、どちらも他の遺骨と一緒に納骨するので、遺骨を取り出して改葬することはできなくなることです。

ただし、永代供養付きの納骨方法は、合同墓の他にも、一定期間は個別に納骨し供養をするタイプもあるので、納骨方法はより選択肢が広いと言えます。

一方、両者の最大の違いは、宗教的な供養をするかしないかということです。

永代供養付きの合同墓は管理者である寺院や霊園が定期的に供養祭として、僧侶による読経を上げるのが一般的です。

合同納骨塚は宗旨や宗派を問わず遺骨を受け入れていますが、宗教者による供養は行いません。

また、合同納骨塚が基本的には住民向けの納骨施設であるのに対して、寺院や民間の霊園が管理する永代供養墓は遺骨の受け入れの条件が幅広く、誰でも申し込みができます。

永代供養墓の場合は、石塔や石碑などに故人の名前を刻印できるところもあり、その点も合同納骨塚との違いと言えるでしょう。

まとめ

合同納骨塚は住民向けに自治体が管理する納骨のための施設です。

ただし北海道以外の地域ではあまり一般的ではないので、永代供養墓を使用する人の方が多いでしょう。

少子高齢化が進み墓の継承者が少なくなっていくこれからの時代に、合同納骨塚や永代供養墓の需要は、より高まっていくことが予想されます。

目次
閉じる