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    毘沙門天とは?その特徴やご利益・四天王との関係を解説します!

    目次

    毘沙門天とは日本だけでなく広い地域で信仰されている仏神

    毘沙門天とは、インドや中国などの広い地域で信仰されている仏神です。日本では七福神や四天王、十二天の一尊とされ崇められています。

    毘沙門天のご利益とは

    戦いや勝利の神として知られる毘沙門天には、実はその他多くの御利益があります。

    ●金運

    ●商売繁盛

    ●合格祈願

    ●健康長寿

    ●厄除

    なども毘沙門天のご利益として知られている内容です。

    この他「毘沙門天王功徳経(びしゃもんてんくどくきょう)」というお経には、毘沙門天を信仰すると10種の福をえられると書かれています。

    四天王とは

    毘沙門天も該当する四天王。帝釈天の配下で仏教世界の東西南北を護る神様のことを意味しています。メディアなどで「〇〇四天王」などと呼ばれる由来は、四方に置かれた守り神ほど強いとの意味からなり、仏教上の四天王に由来しているのです。

    名称読み方方角
    持国天じこくてん
    広目天こうもくてん西
    増長天ぞうちょうてん
    多聞天(毘沙門天)たもんてん

    多聞天との毘沙門天との違いは、単独かどうか

    多聞天と毘沙門天は同じ神様を意味しています。四天王として安置する場合には「多聞天」とよび、独立して崇める場合は「毘沙門天」となるため、単独なのかそうでないのかで名称が変わるのです。

    十二天とは

    十二天とは、仏法や仏教徒を守る12人の神様のことです。四天王と共に重視されており、それぞれが守護する方角などが決まっています。

    名称読み方方角
    帝釈天たいしゃくてん
    水天すいてん西
    焔摩天えんまてん
    毘沙門天びしゃもんてん
    伊舎那天いざなてん東北
    火天ひてん東南
    風天ふうてん西北
    羅刹天らせつてん西南
    梵天ぼんてん
    地天じてん
    日天にってん
    月天がってん

    七福神とは

    七福神とは、幸福をもたらす神として信仰されている七柱(神様は柱と数えます)の神様のことです。それぞれの神様にあるご利益も七人が揃うことで、さらなる福徳を頂戴できると信仰されています。

    名称読み方御利益の一例
    毘沙門天びしゃもんてん大願成就・厄除・財宝富貴
    布袋尊ほていそん千客万来・家庭円満
    大黒天だいこくてん子孫繁栄・出世開運
    弁財天(弁才天)べんざいてん学徳成就・恋愛成就
    寿老人じゅろうじん福徳知恵・長寿幸福
    福禄寿ふくろくじゅ長寿延命・招徳人望
    恵比寿えびす大漁追福・商売繁盛・五穀豊穣

    毘沙門天の名前の由来

    毘沙門天のルーツは古代のインド・ヒンドゥー教にあります。「クベーラ」と呼ばれていた神様の別名が「ヴァイシュラヴァナ」であり、漢字で表すと「毘舎羅門(びしゃらもん)」になったことが起源。さらに変化して現代でも知られている「毘沙門」となりました。

    全てのことを聞きもらさない知恵のある者

    毘沙門天の語源である「ヴァイシュラヴァナ」には「全てのことを聞きもらさない知恵のある者」という意味があります。このことを理由に、四天王として毘沙門天は「多聞天」と呼ばれ「多くのことを全て聞く」という意味で表現されているのです。

    毘沙門天の姿

    毘沙門天は、戦いの神としても知られているように仏像の奥は武装しています。表情も周囲をおっ等する迫力のある表情であることが多く、右手に宝棒(ほうぼう)という武器を持ち、左手には仏舎利(ぶっしゃり)が納められている入れ物の宝塔(ほうとう)を持っている姿が一般的です。

    しかし、中には持ち手が逆であったり、武器をもっていない仏像もあります。

    毘沙門天が祀られてるお寺

    毘沙門天の仏像は、奈良・東大寺大仏殿の中に立つ兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)や、国宝に指定されている京都・鞍馬寺の毘沙門天三尊立像(びしゃもんてんさんそんぞう)などが有名です。さらに毘沙門天を本尊としている寺院もあり、代表的な場所をご紹介します。

    《東京》善國寺

    東京では、神楽坂にある「善國寺(ぜんこくじ)」が毘沙門天を祀っているお寺として有名です。この善國寺は、浅草正法寺と芝正伝寺に祀られた毘沙門天と並び有名で「江戸三毘沙門」とも呼ばれています。

    現在の神楽坂への移転は約200年前のことですが、創設は1595年。徳川家康の庇護をうけ、開基されました。縁日では多くの人で賑わいを見せ、その混雑ぶりは東京の縁日発祥の地に相応しい物だったといわれています。

    《大阪》神峯山寺

    大阪では、天台宗の神峯山寺(かぶさんじ)が毘沙門天を祀っているお寺として有名です。天台宗の伝播以後1300年以上の歴史を持つ神峯山寺は、日本で最初に毘沙門天を祀ったお寺とも言われています。また、三体の毘沙門天を縦に祀っていることでも有名です。

    戦国時代には武将に愛され、江戸時代には豪商に愛されたお寺。現在でもその証は随所にのこされており、訪れる人は後をたちません。

    毘沙門天とは多くの御利益があり、七福神や四天王に該当する神様

    戦いの神、勝利の神として知られる毘沙門天。戦国時代には上杉謙信が「毘沙門天の生まれ変わり」と信じ、奉ったことも有名な話です。現代では、七福神の一柱としてや、四天王、十二天にも該当し、多くの人々から崇められています。

    日本各地でも毘沙門天の魅力にふれている寺院も多くみられるため、御朱印巡りテーマにセレクトしてみても良いのではないでしょうか。

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