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    初七日とは?法要の流れ、喪主がすべき香典返しやお布施、参列者のマナーをチェック!

    目次

    初七日(しょなのか)は亡くなってから七日目におこなう法要のこと

    初七日は「しょなのか」または「しょなぬか」と読みます。亡くなってから七日目に行う法要のことです。この記事では初七日の意味や流れ、喪主や参列者の役割やマナーを紹介します。

    参照:学研現代新国語辞典

    初七日法要のスタイルと流れ

    初七日の意味や流れをチェックしましょう。初七日は本来であれば、亡くなった日を含めた七日目に行う法要ですが、葬儀当日に行う場合がほとんどです。ここでは、葬儀の日に行う繰り上げ初七日と従来どおりに行う初七日の二つのパターンの流れ、コロナ禍における初七日を紹介します。

    葬儀当日に行う「繰り上げ初七日」

    葬儀の日に初七日の法要も行うという繰り上げ初七日のスタイルが最近は。その背景には核家族化が進み、遠方からの参列者も多いということもあります。改めて7日目に行うとなると、仕事の休みなどの関係で参列が厳しくなるからです。

    繰り上げ初七日には火葬前と火葬後の2パターンがあり、それぞれかかる時間も異なります。以下で流れを説明しましょう。

    火葬前の初七日パターン

    1. 葬儀場で葬儀式、初七日法要、告別式を行う(合わせて1時間半くらい)
    2. 火葬場で火葬時に「精進落とし」と呼ばれる会食(2時間ほど)

    トータルで3時間半くらいかかります。

    火葬後の初七日のパターン

    1. 葬儀、告別式(1時間)
    2. 火葬場で火葬(2時間)
    3. 葬儀場にもどって初七日法要(30分)
    4. 「精進落とし」の会食(1時間半)

    トータルで5時間くらいです。

    本来の初七日

    最近では少なくなってきましたが、従来通りに亡くなってから7日目に改めて法要を行う場合もあります。その場合、午前10時頃から始まって昼食を頂くというパターンが主です。

    1. 読経(30~60分)
    2. 精進落としの会食(1時間半くらい)

    トータルで2時間から2時間半くらいです。

    コロナ禍における初七日のスタイル

    コロナ禍での初七日はオンラインで行われることがあります。コロナ感染は密な環境で起こりやすいといわれているので、オンラインであれば人との接触を避けられるというメリットがあるでしょう。YouTubeやZoomを使った30分くらいの中継になり、リモート越しで法要に参列できます。しかし、オンラインでの法要はまだ浸透していないため、実感がわかないという人もいるでしょう。

    喪主としてやるべきこと

    喪主の役割として、香典返しやお布施について紹介します。香典返しの金額や品物、お布施の額など、気になる点を解決しましょう。

    香典返しの準備

    喪主の役割の一つに香典返しの準備があります。香典は故人の冥福のために参列者が持参するお金です。そのお返しの品が香典返しで、従来は葬儀の後にお礼状とともに手渡ししていました。しかし、最近では初七日法要も葬儀と同じ日に行うことが多いため、予め品物を決めておきその日のうちに渡すことが多いです。ただし、香典額が多い場合は後ほど、郵送します。

    忙しくて自分で探すのが大変であれば、葬儀会社に頼んで用意してもらうこともできます。ただし、香典返しを扱っていなかったり、割高になったりする場合もあるので要注意です。他には、お店で頼んだり、インターネットで注文したりします。

    香典や供え物の金額の二分の一か三分の一程度のもの

    金額も迷うところですが、頂いた香典金額の二分の一か三分の一程度が良いとされています。特に高額のお香典を頂いた場合は、それなりの品物を渡したいものです。そのためには、葬儀や初七日の後に香典額をこまめにチェックしましょう。ノートなどにまとめておくと、後で見てわかりやすいです。

    食べ物や生活用品を用意する人が多い

    贈る品物も迷うところですが、食べ物や生活用品を選ぶ場合が多いです。ただし殺生を思わせる肉類、魚類、鰹節などはタブーなので気を付けましょう。また、最近はもらった人が好きなものを選ぶカタログギフトも人気です。

    お布施を渡す

    お坊さんに渡すお布施も喪主の重要な役割です。金額や相場についてはなかなか分からないものなので、当日になって慌ててしまう場合もあります。予め知っておくといざというときに役立つでしょう。初七日と葬儀を同時に行う場合、別々に行う場合で解説します。

    繰り上げ初七日のお布施は別途用意しなくていい

    葬儀と初七日を一緒に行うのであれば、葬儀のお布施+初七日のお布施になるので、初七日のお布施として別途用意しなくてよいです。もしも、葬儀と初七日を別々に行うのであれば、お布施も別々になるでしょう。

    お布施額の相場

    気になるお布施の相場を紹介します。地域差などがあり、明確な決まりはありませんが、30,000円~50,000円が相場です。

    お布施と別にかかるのは「お車代」の5,000円~10,000円、会食を辞退された際の「お膳料」3,000円~5,000円ですが、こちらの方も地域差などで変動します。家族や親戚、葬儀会社などに相談して適切な金額にしましょう。

    お布施30,000円~50,000円
    お車代5,000円~10,000円
    お膳料3,000円~5,000円

    参列する際のマナー

    初七日に参列する際のマナーも気になるでしょう。服装、香典、お供え物について解説します。知り合いや親戚などの初七日に参列するときの参考にしてください。

    服装

    服装は喪主と参列者で違います。喪主は正喪服で一般の参列者は準喪服です。

    喪主、遺族、親族正喪服(和装、モーニング、ブラックフォーマル)
    一般の参列者準喪服(ブラックスーツ、ブラックフォーマル)

    ※ブラックフォーマルは黒のワンピースやスーツ、アンサンブルのことです。足元は黒の靴下、ストッキング、黒靴を着用しましょう。

    香典は葬儀用の香典と一括

    初七日の香典は、葬儀と一緒に行うのであれば葬儀と一括で大丈夫です。しかし、別の日に行うのであれば、別途の香典が必要になります。どちらの場合も「御霊前」と書かれた不祝儀袋に入れましょう。

    金額の目安(葬儀と初七日が同じ日の場合)

    金額は年齢や地域性、故人との関わりで額が変わります。人によってそれぞれなので、明確には決められませんが、大体の目安を記載しましょう。

    • 自身や配偶者の親  50,000~100,000円 (自身が喪主であれば香典はなし)
    • 自身や配偶者の祖父母 10,000~30,000円
    • 自身や配偶者の兄弟、姉妹 30,000~50,000円
    • 自身や配偶者の親戚(おじ、おばなど)10,000~30,000円

    親戚などは関係の深さで金額が決まるでしょう。

    初七日を別の日に行う場合の香典金額

    葬儀と別の日に初七日を行う場合の香典金額の目安です。

    • 自身や配偶者の親  10,000~50,000円 (自身が喪主であれば香典はなし)
    • 自身や配偶者の祖父母、親戚 5,000~10,000円
    • 自身や配偶者の兄弟、姉妹  10,000~30,000円 

    お供え物は個包装のもの

    お香典をもっていくのであれば基本的にお供え物はいりません。しかし、故人の好きなものを供えたいという気持ちがあれば、もっていくのも良いでしょう。その際は弔問客に出しやすい個包装のお菓子などがおすすめです。

    クッキーやせんべい類、和菓子など比較的賞味期限の長いものの方が喜ばれます。

    まとめ:簡素化していく初七日で大事なのは故人への弔いの気持ち

    初七日は時代の移り変わりとともに簡素化していきました。けれども、故人への弔いの気持ちだけは簡素化したくないものです。どんな形でも故人を敬い、この世での最後のひとときを厳かに過ごしましょう。

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