MENU

メモリアルジュエリーは手元供養のひとつ。種類や作成方法について解説

メモリアルジュエリーは手元供養の一種です。故人の遺骨や遺灰を用いてジュエリーを作成します。身に着けることによって片時も離れることなく、いつでも故人を偲ぶことができます。

今回はメモリアルジュエリーの種類や素材について触れ、合わせてどのように作られていくか作成方法について解説します。

目次

メモリアルジュエリーは手元供養

メモリアルジュエリーは、故人の遺骨や遺髪の一部を用いて作られた遺品のアクセサリ―です。大切な故人といつまでも共に寄り添いたいという思いから作られ始めました。

遺骨や遺髪といっても、使用する量は米粒くらいのごく少量です。チャームの中に埋めたり、宝石化したりと見た目は普通のアクセサリーと見分けがつかず、全く違和感もありません。種類やデザインもたくさんあり、自分だけのお気に入りの一品を作ることができます。

手元供養とは?

手元供養は自宅供養の一種で、故人の遺骨をお墓に安置せずに自宅で保管したり、身に着けられるように加工して故人を身近に感じ、偲ぶことをいいます。

お墓を持たず、仏壇をおけない家族構成や居住環境の変化から、2000年頃から徐々に普及しはじめました。

メモリアルジュエリーの種類

メモリアルジュエリーにできるものは「ネックレス」「指輪」「ブレスレット」「ブローチ」などがあります。故人の遺骨、遺灰をどのように活用するかについても合わせて見ていきましょう。

ネックレス

メモリアルジュエリーの中でも一番人気があります。チャームに粉砕した遺骨や遺灰を入れられるインナーポケットがついており、その中にごく少量を収納します。

ハート型、しずく型、クロスとデザイン豊富なモチーフが選べるほか、シルバーやゴールド、サージカルステンレスなど素材も選ぶことができます。

指輪

指輪も人気があります。指輪の内側に遺骨を入れ込むタイプと、遺骨自体を樹脂と合わせて硬化させ、指輪の装飾にするタイプがあります。

ネックレスと同じく、シルバーやゴールドに加え、ピンクゴールドやプラチナ素材も選べます。

ブレスレット

ブレスレットはチャームに遺骨を収納するタイプの他、バングルの本体にネジがついており、その中に遺骨や遺髪を収納するタイプの二通りがあります。

普段アクセサリーを身に着けない男性の方や、ネックレスをあまり着けない方でもバングルはシンプルで身に着けやすいデザインとなっています。

ブローチ

ブローチはメモリアルジュエリーの新しい形として最近出始めた商品です。

デザインの球体のモチーフの中に遺骨を収納して衣類に着けることができます。

メモリアルジュエリーの素材

遺骨を用いてさまざまな素材に変化していくメモリアルジュエリーもあります。

以下にまとめましたので、一つずつ詳しく見ていきましょう。

・樹脂で固める

ごく少量の遺骨と樹脂を一緒に硬化させます。しっかり遺骨を閉じ込めてくれるので水に強く、湿気からの劣化を防ぎます。

・ダイヤモンド

.遺骨に含まれる炭素を利用してダイヤモンドを加工します。

このように人工的に作られるダイヤモンドのことを「合成ダイヤモンド」と呼び、硬度や輝きは本物のダイヤモンドとほぼ変わりません。

合成ダイヤモンドを加工する工場は日本にはなく、スイスとアメリカの工場に発注するため完成まで半年ほど時間がかかります。

・サファイア

遺骨に含まれるカルシウムを利用して天然のサファイアと融合。色はブルーとピンクの二色から選ぶことができます。

サファイアは硬度が高いため、長く身に着けることができます。

ダイヤモンドとは違い、全て国内の工場で加工できるため遺骨を海外に持ち出す心配もありません。完成までは2~4ヶ月ほどかかります。

・麗石

麗石は「れいせき」と読みます。遺骨と石英を高温で溶融させたあとゆっくりと冷却させ結晶化させた人工宝石です。

天然石にない模様は唯一無二。世界に一つだけの人工宝石が出来上がります。

漆黒、瑠璃、翡翠、古代紫と天然石ではつくれない優しい色味が特徴です。

・真珠

遺骨を原料としたセラミック核をアコヤ貝の中にいれて真珠を作ります。

日本の伊勢志摩でしかできない職人技は海外からも注目されています。

メモリアルジュエリーはどこで作れる?

メモリアルジュエリーは、以下の方法で購入作成が可能です。

専門店や直営店

メモリアルジュエリーは専門店や直営店が全国区であります。

直接足を運んでメモリアルジュエリーを手に取り、サイズ感や素材を確かめられることがメリットです。

インターネット

直営店を構えていない個人の工房は、ホームページからメモリアルジュエリーを購入することが可能です。

また、インターネット販売や通信販売で購入も出来ます。

ショップによってはメモリアルジュエリーのサンプルの貸し出しを行っているところもありますので、インターネットの購入が不安な方や画像だけではイメージが湧かない方は、貸し出しサービスを利用して実際にメモリアルジュエリーを手に取ってみましょう。

葬儀会社

葬儀会社に相談すれば、提携先の会社からカタログを取り寄せてくれるなど相談に乗ってくれることもあります。

葬儀会社によっては受付けていないところもありますので、葬儀や法要の段階から早めに確認するようにしましょう。

仏具店

仏具店でもメモリアルジュエリーを取り扱っているところがあります。

展示品としてさまざまなメーカーのメモリアルジュエリーが置いてある場合もありますので、近くの仏具店に足を運んでみるのも良いでしょう。

まとめ

故人との思い出を大切に、いつでも一緒にいたいという願いからメモリアルジュエリーを作る人が増えています。

メモリアルジュエリーを身に着けることで、故人の供養にもつながります。多様化していく供養の仕方について、今いちど見つめ直してみましょう。

目次
閉じる