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赤口とは?日柄の意味や吉とされる時間帯・仏滅よりも凶日と言われる理由・避けられる行事を解説

目次

赤口とは何をしても支障が起きやすいと言われる六曜のひとつ

赤口は「しゃっこう」または「しゃっく」と読み、日にちの吉凶を占う際に使用されている六曜のひとつです。一日の中で吉の時間帯が少なく、新しい物事をスタートするべきではないとされる日であり、特に慶事は避ける方がよいと言われている日です。

赤口の日柄に対する考え方

赤口は赤舌神(しゃくぜつしん)という名前の鬼神が司る日。赤舌神は、陰陽道における

太歳(たいさい)東門の番神です。赤舌神は神通力を持っており、その力を使うことで民衆を惑わす恐れられておました。そのため平安時代中期以後からは凶日だと考えられるようになったのです。

この他にも赤口には、日柄に関するさまざまな考え方があります。どの考えも統一して「凶日」ととらる共通点が特徴的です。

仏滅よりも凶日?

赤口は、仏滅に次ぐ凶日と言われる一方で、仏滅以上の大凶日と考えられることもあります。それには、仏滅は「物が滅する日」であることに対し、赤口が「全てが消滅する日」との考え方が背景にあります。そのため、仏滅よりも縁起が悪く

●何をしても支障が起きやすい日

●全てが滅びる凶日

と解釈されることもあるのです。

火事や怪我、死を予見させる物に注意

赤口の文字に使われている「赤」は、火や血を連想させる文字でもあり、「火事や傷、怪我」など死を予見させるものにに注意すべき日と考えられています。

赤口は、家事や料理の際も注意すべき日だといえますね。

赤口の日も時間帯で吉凶がわかれる

支障が起きやすい日と言われている赤口にも、吉と言われている時間帯があります。その時間帯こそが「丑の刻」と呼ばれる午前11時〜午後13時(正午)。その他の時間帯は凶であるため、どうしても赤口の日に何かをスタートせねばならず、六曜を気にするのであれば吉の時間帯を意識しましょう。

なお、赤口だけでなく六曜はそれぞれが時間帯による吉凶が決まっています。

赤口で避けた方がよいとされている行事とは?

吉の時間帯があるとはいえ、凶日ととらえられている赤口。中でも避けた方が良い行事は慶事シーンに多くあります。その行事と理由を紹介します。

赤口を避けた方がよい行事

行事    理由
結婚式・
入籍
慶事はできるだけ日柄の良い日に実施しようという風習もあるため、仏滅と変わらず入籍や結婚式を避ける傾向にあります。この考え方の背景は、赤口の赤が火や刃物を連想させるなど、凶日と考えられていることが大きな理由です。
結婚式は新郎新婦にとって大切な門出の日。家族としての第一歩を踏み出す思い出に残る日のため、日柄が気になる場合は他の日を選ぶことが良い場合もあります。
納車血を見るようなケガや事故に繋がる恐れもあるため、納車日を赤口に設定することも避けられる傾向にあります。
旅行楽しい旅行でケガをしてしまっては、思い出も台無しになってしまいかねません。そのため、旅行の出発日は赤口を避けて予定する方もいます。
引っ越し赤が火や火災をイメージさせることから、赤口を引っ越しの日取りに設定することも避けられています。新生活に不吉なことが起きないか気になる場合は、日柄の良い大安や友引を選ぶと良いでしょう。
お見舞い赤口は凶日です。相手が六曜を気にする方であれば、「凶日のお見舞いなんて失礼だ」と受け取ることも否定できません。特に入院中は気持ちもナーバスになりがち。相手の考え方を把握していないのであれば、赤口の日のお見舞いは避ける方が無難です。

赤口に不向きとされる行事の多くは、慶事を含む新しく物事を開始する日です。六曜自体が科学的根拠に基づいて設定されているわけではないため、迷信に過ぎず気にしないという意見がある一方、気にしている人が居ることも事実。周囲には様々な考え方の人がいることを理解し日程を検討するとよいでしょう。

ただし、どの行事も「日にちにこだわりがあり、どうしても予定したい日が赤口だった」というケースも考えられます。その場合は午前や午後ではなく、吉の時間帯である正午に開始するなど、開始時刻を意識すると良いでしょう。

赤口に実施しても良い行事もある?

慶事を避ける考え方が多い一方、赤口の日であっても実施して問題ないとされている行事もあります。その行事と理由についてご紹介します。

赤口の実施でも問題ないとされている行事

行事  理由
葬儀・告別式赤口の日に葬儀や告別式を実施しても問題ないとされています。その理由は、仏教と六曜のつながりがないため。赤口は慶事には凶日である一方、葬儀シーンへの問題はないと考えられているのです。
法事葬儀・告別式同様の理由で、赤口の日に法事を実施することにも問題はありません。
祈祷・お参り神道と六曜にもつながりがなく、祈祷やお参りを実施することも問題ないとされています。

六曜は私たちの社会に馴染む昔からの習慣から続く考え方のひとつです。仏教や神式との関係性はないため、赤口の日に弔事を実施・予定したり、お参りに行ったりすることに問題はないとされています。

六曜について

カレンダーを見ると、日にちの近く六曜が添えられている事もあるでしょう。赤口もこの六曜に該当する日柄です。赤口の他の六曜は「先勝(せんしょう)、友引(ともびき)、先負(せんぷ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)」です。

どの六曜も、意味する事柄や時間帯による吉凶に違いがありますが、仏教との関係性はなく、私たちの生活に馴染んでいる考え方のひとつだといえます。行事を予定する場合は日柄を気にしすぎるのではなく、関わってくれる方々の都合を考慮することが大切。日柄ではなく日程を優先し、予定を組んでいく方がよい場合もあります。

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赤口は特に慶事に凶だと考えられている六曜の日柄

赤口は「赤」が火や刃物を連想させることから「新しい事をべき」と考えられている日柄です。特に慶事に向かない日とされており、事故や火災に遭わないためにも、納車や旅行、引っ越しなどを避ける傾向にあります。

その一方、六曜と仏教に関係性がないことから葬儀や告別式、法事などを実施することは問題とされています。

赤口を含む六曜は、あくまでも私たちの生活に根付いている風習のひとつ。日柄にこだわりすぎず、参加する人の都合を考慮して予定を立てることも大切です。

日程の都合などで、予定が赤口にあたってしまいどうしても日柄が気になる場合は、吉の時間帯とされる正午に予定することで不安を回避しましょう。

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