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葬式セットとは?葬儀に必要なモノや香典のマナーをくわしく解説

目次

葬式セットとは弔事に出席する際に必要なモノのこと

葬式セットとは、弔事に出席する際に必要な持ち物や服装のことです。

親戚や知人、仕事上のお付き合いなど故人との関係はさまざまですが、どんな弔事にもマナーがあります。

保護者と一緒の年齢であれば問題はありませんが、一人で出席する際にマナー違反があっては一大事です。

急な出席であわてることのないように、日頃から葬式セットは準備しておきたいものといえます。

葬式セットとは

葬式セットとは、弔事で使用する礼服・靴・バッグ・小物や、香典を含めた葬儀に必要なモノのことです。

年齢が若い方は特に弔事への出席は少ないので、いざというときに『〇〇がない…』という事態に陥りやすいもの…葬式セットは年齢に関係なく用意しておきましょう。

弔事はいつあるかわからないものです。

マナーを大切にしなければいけないので、あらかじめ専用の小物や礼服などを準備しておく必要があります。

葬式セット【持ち物編】

葬式に必要なモノは主に以下のようなものです。

  • バッグ:つやのないマットなタイプ・色は黒・金具はNG
  • サブバッグ:黒で飾りの少ない物・A4サイズが一般的
  • 財布:目立たない色がベスト・ワニ革やヘビ革などは避ける
  • 香典:香典袋に入れる・表書きや金額に注意
  • 袱紗:香典袋を包むもの・弔事用を使う
  • ハンカチ:白もしくは黒のシンプルなタイプ
  • ティッシュ:広告・キャラクターなどが入っているものは避ける
  • 数珠:慣習として持つことが多い

普段使っているものも多いですが、弔事の場合は華美なデザインやハイブランドのモノは避けるべきだといわれています。

財布やハンカチなどは、普段使いのものとは別に弔事用に準備しておくのも良いでしょう。

葬式セット【服装編】

一般的に弔事の際には礼服(喪服)を着用します。

男性女性
服装・スーツ(黒)ネクタイ(黒)※タイピンはNG
・ワイシャツ(白)
・靴下(黒)
・スーツ・ワンピース(黒)
・ストッキング(黒・薄地)
・髪型はシンプルに(低い位置でまとめる)
・アクセサリーは基本的にNG
・黒
・光沢や飾りのない物
・黒
・ヒールは3~5cm

学生の場合は、制服が正装となるため学校の制服で出席できます。

葬式セット【ビジネス編】

社会人となり仕事上のお付き合いのある方が亡くなった場合に、葬儀へ出席することがあります。

ビジネス上のお付き合いのある方の場合は、香典と一緒に名刺を受付で渡します

そのため名刺は忘れずに持参してください。

名刺の右上に「弔」という文字を書き、名刺の左下を少し折ると参列したという印になります。

必ず守りたい・葬式セットのマナー

葬式セットには、マナーが重んじられます。

厳粛な弔事の場で『常識がない』と思われることのないように、葬式セットを準備する際には注意が必要です。

革製品は避ける

革製品は殺生を連想させるため、嫌がられることが多いです。

近年では合皮や見た目に問題がなければ良いという風潮もありますが、地域や年代によっては忌み嫌われるものでもあります。

毛皮・爬虫類の素材・型押しのバッグや靴などは避けた方が良いでしょう。

光るものは避ける

弔事に出席する際は、光るものは華美になりやすいので避けるべきです。

  • バッグや靴の金具
  • アクセサリー
  • タイピン

基本的に金具の付いている服装や持ち物はマナー違反です。

アクセサリーなども付ける場合は結婚指輪・パールのネックレス(一連のタイプ)などに抑え、華美な印象にならないように気を付けましょう。

不要なモノは持ち込まない・使用しない

弔事に不要なモノは持ち込んだり使用したりしないようにしましょう。

スマートフォンを常に携帯している人は、電源を切るかマナーモードに設定してください。

忘れがちなのが香水です。

普段香水をつける習慣のある人は、弔事の際は控えてください。

知っておかないと恥をかく?香典のマナー

弔事の際に必要なのが香典です。

香典には書き方や金額など、多くのマナーがあります。

知っておかないと恥をかいてしまうので、しっかりと理解しておきましょう。

不祝儀袋について

香典を入れる不祝儀袋は、複数のタイプが市販されていますが、金額によってタイプを選ぶ必要があります。

  • 水引が印刷されているシンプルな不祝儀袋:5,000円程度
  • 実際に水引がかかっている不祝儀袋:10,000円以上

また宗教・地域によって違いがあるので、事前に確認することが必要です。

香典の金額について

香典の金額には一定の相場があります。

  • 親:喪主は不要・喪主以外は3万円程度
  • 祖父・祖母:1万円
  • 兄弟姉妹:平均額は2万3千円
  • 友人・知人:3~5千円
  • 取引先役職者の社葬:1~3万円
  • 取引先役職者の個人層:1万円以上
  • 取引先の担当者:3千円
  • 職場関係:5千円~1万円

他の人と共同で包む場合や他の出席者とのつり合いも大事になるため、相談できる場合は確認しておくことをおすすめします。

知っておきたい香典にまつわるマナー

香典にまつわるマナーを5つご紹介します。

お札の入れる向き

香典の中袋に入れるお札には向きがありますので注意しましょう。

  1. お札の肖像画が印刷されている側を裏側にする
  2. 肖像画が下になるようにしてから香典の中袋に入れる

金額の書き方

中袋に書く金額は旧字体で書きます。

  • 金壱萬圓
  • 金伍阡圓
  • 金参阡圓

金額の多すぎる香典はNG

金額の多すぎる香典はマナー違反になります。

葬儀に主催した遺族は、香典を頂いた方の葬儀に出席する場合、同額を包むというマナーがあるからです。

多額な香典を包んでしまうと、かえって遺族にとっては迷惑になってしまいます。

香典は相場に合った金額を包むことが大切です。

香典は奇数額

香典に包む金額は2・4などの偶数を避け、奇数額を包むのがマナーです。

2・4などの偶数は『割り切れる』ため、『故人との縁が切れる』ことを連想させます。

また奇数でも『9』は『苦』を連想させるため、避けましょう。

新札はNG

 香典に包むお札は、旧札を使用しましょう。

新札は『準備していた』と思われてしまうため、ボロボロではない程度の旧札を使用してください。

万が一新札しか手元にないという場合は、折り目を付けてから封入しましょう。

葬式セットに関するQ&A

普段あまりなじみのない葬式セットに関する質問事項をまとめました。

ぜひ参考にしてください。

通夜の服装は平服ではダメ?

以前は、通夜=急な出来事として扱われていたため、平服でもOKとされていました。

しかし近年では、医学の発展により臨終がある程度予測されることが多くなってきたため、礼服を着用することが多くなっています。

また平服という概念は人によって異なり、礼服で参列するのがマナーとされてきているので注意が必要です。

ヒールの高いパンプス・黒だけど葬儀に履いて行っても良い?

女性の弔事用の靴は、3~5センチのヒールがベストです。

5センチ以上の高いヒールは、歩くときにカツカツと音がしたり、華美な印象をあたえてしまったりすることから、マナー違反とされています。

普段高いヒールを履き慣れている人でも、弔事の際はヒールの低い靴で参加するようにしましょう。

香典の表書き・『御霊前』と『御佛前』の違いは?

香典の表書きには『御霊前』と『御佛前』があります。

『御霊前』は仏教式・神道式・キリスト式で使用することが可能ですが、浄土真宗は『御佛前』のみです。

故人の宗教・宗派を確認し、失礼のないようにしなければいけません。

一般的に通夜の際には『御霊前』、葬儀が終了した後は『御仏前』となります。

四十九日後に香典を持参する場合は『御仏前』です。

数珠は絶対に必要?

通夜や葬儀の際に持参することの多い数珠。

数珠は基本的には仏教徒以外は持たなくて良いということになっていますが、慣習として数珠を持つ傾向が多くなっています。

数珠を持参する場合は自分の家の宗派のものを持つようにすることを覚えておきましょう。

まとめ:葬式セットは突然の弔事に備えて準備しておくべきモノ

葬式セットは、突然の弔事に備えて、日頃から準備しておくべきモノです。

普段使いと併用できないモノも多いので、子どもも含めて葬式セットとして持っていると安心でしょう。

弔事には慣習やマナーが存在します。

宗教・地域・年代によって異なることもあるため、事前に確認をしてから出席することが望ましいでしょう。

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