MENU

仏法とは?仏の説いた教えのこと?意味や仏法僧について紹介

本ページはプロモーションが含まれています。

目次

仏法とはお釈迦様が説いた教えのこと

仏法とはお釈迦如様が説いた真理の教えを意味します。読み方は「ぶっぽう」。

また、単に「法」と呼ぶ場合もあります。

仏教の宝「仏・法・僧」

仏・法・僧とは、仏教において最も大切だとされている三つの宝(三宝)のことです。これらが一つでも欠ければ、仏教は成り立たないとまで言われることもあります。

この仏法僧は、厩戸皇子(聖徳太子)が制定したと言われてる「十七条憲法」にも登場しており、その文言は「篤く三宝を敬え。三宝とは仏と法と僧なり」とされています。

十七条憲法とは?

十七条憲法とは、推古天皇12年(西暦604年)に、厩戸皇子(聖徳太子)が制定したとされる日本初の憲法です。

なお、憲法を制定した厩戸皇子(聖徳太子)は遣隋使を派遣するなど、中国や朝鮮半島から進んだ文化や制度を取り入れたことでも知られています。また、仏教を信仰し、熱い思いで仏教を広めた人物と言われています。

憲法に位置付けなければならないほど、仏・法・僧を敬うことは大切なことであったことがうかがえます。

仏・法・僧のそれぞれの意味は以下の通りです。

仏・法・僧(三宝)意味

意味
この世の真理を悟ったお釈迦様のこと
お釈迦様が説いた教えそのもののこと
お釈迦様の説いた教えを世の中に広める役割を担う人(僧侶)のこと

また、三宝に帰依することを「三帰依」と言い、仏法僧に帰依することで仏教の信者になれると言われています。

仏法に関してよくある質問

仏法の対義語は?

仏法の対義語は「世法せほう」です。

世法には「世の習わし、しきたり」という意味があります。

ブッポウソウは鳥の名称?

「ブッポウソウ」は、東南アジアなどから夏鳥として日本に飛来し、本州や四国、九州で繁殖して、冬は東南アジアに戻る鳥のことです。

この鳥は、社寺の林や森で観察されること、また、鳴き声が「ブッ・ポウ・ソウ」と聞こえると言う特徴があります。このことから、仏・法・僧の三宝を象徴する霊鳥として平安時代にブッポウソウと名付けられました。

しかし、昭和初期に鳴き声の持ち主はブッポウソウではなく、フクロウもくの「コノハズク」であることが判明しました。そのためこれ以降は、ブッポウソウを「姿のブッポウソウ」、コノハズクを「声のブッポウソウ」などと呼ぶようになりました。

まとめ:仏法とは「お釈迦様が説いた真理の教え」のこと

仏法とはお釈迦様が説いた真理の教えのことで、単に「法」のことを指す場合もあります。

この「法」は、一つでも欠ければ仏教は成り立たないとまで言われている「三宝(仏法僧)」の一つであり、仏教において最も大切だとされています。

仏法僧は、日本初の憲法として知られている十七条憲法にも記されており、当時は、仏・法・僧を敬うということが、憲法に位置付けなければならないほど大切なものであったことがうかがえます。

それほど、仏法は仏教に無くてはならないものであると言えるでしょう。

目次
閉じる