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    寒中見舞いとは?書き方を例文付きで紹介。意味や出すタイミング、諸注意も解説

    目次

    寒中見舞いは寒さが厳しい時期のご挨拶

    寒中見舞いとは1年でもっとも寒さが厳しい時期にだす季節のご挨拶です。寒い時期は風邪や流行性の病気で体調をくずしやすいため、相手の健康を気遣う一言などがあるお便りです。

    この記事では寒中見舞いの意味や送るタイミング、書き方の他、注意すべき事項について解説します。

    本来の意味は寒い地方に住む人への気遣い

    寒中見舞いの本来の意味は、寒い季節になると大変なことが多い寒冷地域に住んでいる人への気遣いです。日本で寒冷地域といいますと、主に北海道や東北地方、北陸地方を指すことが一般的です。

    しかし現在は寒冷地域に限らず、寒中見舞いが出されるようになっています。

    寒中見舞いはどんなときに送る?

    寒中見舞いを送る状況は季節の挨拶だけではありません。年賀状や喪中ハガキに関連して送られるケースが一般的となっています。

    年賀状の返事に遅れた時

    年賀状をもらったものの何らかの事情で返事を出すのに遅れてしまったり、うっかり忘れてしまうこともあります。そんな時に出すのが寒中見舞いです。

    一般的に年賀状の返信は、松の内と言われる1月7日までが良いとされています。

    自分自身が喪中の時

    自分自身が喪中の時、年賀状の代わりに寒中見舞いを送ることができます。

    この場合は喪中ハガキのみで寒中見舞いを送らない人もいます。しかし仕事柄、新年の挨拶が気になるのであれば、寒中見舞いとして送ることは可能です。

    喪中ハガキを頂いた人へのご挨拶

    喪中ハガキは大体12月に頂きます。その場合は年賀状は遠慮するという風習です。身内の不幸で悲しい気持ちでいる相手への気遣いといえます。

    しかし相手がお世話になっている人だと、何かしら新年のご挨拶をしたいものです。そんな時に使えるのが寒中見舞いです。おめでたい意味の挨拶ではないので、喪中の人に出しても失礼ではありません。

    喪中と知らずに年賀状を出してしまった場合

    相手が喪中であることを知らずに年賀状を出してしまうことがあります。

    そんな時は相手から、松の内を過ぎて寒中見舞いが届くことがあるので、その時点でお詫びとご挨拶を兼ねた寒中見舞いを出します。

    季節の挨拶として

    本来の意味通り、季節の挨拶として寒中見舞いを送る場合もあります。

    この場合は1年のうちで1番寒さが厳しい時期の相手への気遣いです。暑中見舞い、残暑見舞いと似たような意味ととらえても良いでしょう。

    寒中見舞いの書き方

    寒中見舞いをいざ書こうと思っても、どのように書いたら良いのかわからない場合もあります。

    寒中見舞いはちょっとした約束事がありますが、それ以外はシチュエーションに合わせて内容を考えましょう。

    拝啓、敬具といった頭語(とうご)や結語(けつご)は不要

    手紙を書く際に文章の最初に使う頭語、最後に使う結語は寒中見舞いには使いません。

    一般的な頭語と結語は「拝啓・敬具」「前略・草々」などがあります。

    シチュエーションごとの例文

    シチュエーションごとの例文を紹介します。似たようなシチュエーションで書く際の参考にしてください。

    ただし寒中見舞いはこのように書かねばならないという厳密な決まりはなく、ある程度自由に書くこともできます。

    年賀状の返事が遅れた場合

    寒中お見舞い申し上げます。

    このたびは、新年早々にお年賀状をいただきありがとうございました。

    年末年始と仕事で忙しくしておりましたため、新年のご挨拶が遅れ誠に申し訳ございませんでした。

    遅くなりましたが、新年のご挨拶をさせていただきます。

    ご家族の皆さまのご多幸とご健康をお祈りいたします。今年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

    自分自身が喪中の場合

    寒中お見舞い申し上げます。

    新年早々にご丁寧なごあいさつをいただき、ありがとうございました。

    誠に申し訳ございませんが、父の喪中のために年始のご挨拶は控えさせていただきました。

    昨年お知らせすべきところを年を越してしまい、申し訳ございませんでした。

    今年もよろしくお願いいたします。

    日ごとに寒さが厳しくなりますが、どうぞご自愛ください。

    喪中ハガキを頂いた人へのご挨拶の場合

    寒中お見舞い申し上げます。

    ○○様のご逝去、謹んでお悔やみ申し上げます。

    年始のご挨拶は控えさせていただきました。

    昨年は仕事でもプライベートでも大変お世話になり、ありがとうございました。

    ○○様の思い出を胸に日々前進していきたいと思います。

    今年もよろしくお願いいたします。

    寒さの厳しい折、お体に気を付けてお過ごしください。

    喪中と知らずに年賀状を出してしまった場合

    寒中お見舞い申し上げます。

    このたびは大変失礼いたしました。

    昨年度は新入社員の私に親切にご指導くださり、誠にありがとうございました。

    今年度は○○様のご指導を活かせるよう頑張ります。

    ご指導宜しくお願い致します。

    お父上のご冥福をお祈りいたします。

    季節のご挨拶の場合

    寒中お見舞い申し上げます。

    寒さが厳しくなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

    私は昨年10月に○○市に転居しました。今まで住んでいた△市との気候の違いや風習の違いにとまどいましたが、ここのところ周辺の生活に何とか慣れてきました。

    まだまだ寒い日々が続きます。お風邪などお召しませぬようお体に気を付けてお過ごしください。

    喪中に年賀状を受け取った場合

    寒中お見舞い申し上げます。

    新年早々のお年賀状をありがとうございました。

    お知らせが遅れ申し訳ございません。昨年12月に父が他界しましたため、新年のご挨拶を控えさせて頂きました。

    本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

    寒さの厳しい折、お体を大切にお過ごしください。

    喪中時に寒中見舞いを送るタイミング

    喪中時に寒中見舞いを送るタイミングは、知っておきたいものです。知らずに出してしまい、自分が恥をかいたり相手を傷つけたりすることは避けたいものです。

    松の内を過ぎてから立春までに

    寒中見舞いを出すタイミングは、基本的には松の内を過ぎてから立春までとされています。

    松の内は地域によって多少の違いがあります。関東地方を中心とした地域は1月7日までですが、関西の一部の地域は15日までです。

    立春は節分の翌日でここ数年は2月4日でした。しかし二十四節気の関係で2021年は2月3日になりました。

    立春を過ぎたら余寒見舞いとして2月下旬までに

    立春を過ぎて寒中見舞いを書く場合は、どうすればよいでしょうか。

    書かなくてはいけないと思いつつも、日頃の忙しさでつい忘れてしまうこともあるものです。

    そんな時は書かずに諦めようと思わなくても大丈夫です。余寒見舞いとして2月下旬までに出すようにしましょう。

    寒中見舞いの諸注意

    寒中見舞いを書く際には注意したいことがあります。どんなハガキを使えばよいか、使ってはいけない言葉があるかなど気になるものです。また地域によって気候が異なることは配慮すべきでしょうか。

    普通ハガキを使う

    寒中見舞いを出す際に使うハガキは普通ハガキです。

    インクジェットのハガキを用意してインターネットにある寒中見舞いのテンプレートを使う人もいます。さまざまな種類のものがあるので、好みに合わせて選ぶことができるでしょう。

    文面が書かれているものも多いので、自分で文を考えるのが億劫と思う人におすすめです。

    喪中の場合は忌み言葉・重ね言葉を使わない

    送る相手が喪中の場合は、忌み言葉や重ね言葉を使わないようにしましょう。

    重ね言葉は「重ね重ね」「度々」などがあり、不幸を連想できるので喪中には使わない方が良いとされています。

    また死を連想される言葉もNGです。たとえば「死去」などのストレートな言葉や「去る」と同じ字を使う「去年」も使わず、「昨年」や「旧年」を使いましょう。

    暖かい地域に寒中見舞いは出すべき?

    日本は他の国々と比べると、そんなに国土が広くないのですが、国内の気候の差は著しいです。

    極端ですが、北海道と沖縄とでは寒さを比べると雲泥の差です。そう考えると、暖かい気候の沖縄の人に寒中見舞いを書くべきではないように思えます。

    しかし寒暖差に関わらず、寒中見舞いを出すことはおかしくありません。

    まとめ:寒中見舞いで相手と良いコミュニケーションを!

    寒中見舞いは人と人とのコミュニケーションツールです。寒さが厳しくなってきて、ふとあの人どうしているかなと思ったときに出すのも良いものでしょう。

    人間関係が希薄になっている現在だからこそ、大事にしたい風習です。

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