MENU

    のし袋とは?種類と用途別の選び方、書き方、よくある疑問を解説

    目次

    のし袋とはお祝いや葬儀の折にお金をいれるのしのついた袋

    のし袋はのしのついた袋で、結婚式などのお祝いや葬儀の折にお金を入れて相手に渡します。

    さまざまなシチュエーションにより、種類を使い分けるのが特徴的で、選び方や書き方も決まりがあります。

    https://ikikata.nishinippon.co.jp/term/467/

    のし袋の種類

    のし袋にはさまざまな種類があります。用途別で使い分けるのですが、その決め手は飾りひもである水引の結び目です。

    水引は慶事の場合は、華やかな赤や白、金銀という色ですが、弔事の場合は白黒や銀黒、関西地方でよく使われる黄白を使います。

    何度あっても良いお祝い事は蝶結び・花結び

    ※1

    出産や昇進、入学などのお祝い事は、本人にとっても家族にとっても幸せでうれしいもので、何度あっても良いものでしょう。

    そんなお祝い事のお祝儀として、のし袋にお金を入れて相手に贈る場合は、何度でも結び直しができる蝶結び、または花結びを用います。

    他にちょっとしたお礼として、お金を贈る場合も蝶結びまたは花結びののし袋を使います。

    h3一度きりにしたい意味がある結び切り

     ※2

    一度きりにしたいという意味があるお祝いの場合、のし袋の水引は一度結ぶとほどけない結び切りを使います。

    結婚祝いやお見舞い、快気祝い、弔事の際の不祝儀袋に用います。ただしお見舞いの場合は、おめでたい意味のあるのしがついていない、のし袋を使ってください。

    末永いお付き合いを意味するあわじ結び

     ※3

    結び切りの一種で、両端を引っ張ってより結びを強くする、あわじ結びという水引もあります。

    末永いお付き合いやより強い絆を意味します。そのため、用途として挙げられるのは、結婚式やお見舞い、退院祝い、お餞別の他、弔事などです。

    記念品や商品・粗品を送る場合は赤棒

     ※4

    たとえば、町内会の会長が引退する際に、今までお世話になってお礼としてメンバーで現金を贈るケースなど、水引のない赤い棒線のあるのし袋を使います。

    他にはお見舞としても使えるのし袋です。予め「お見舞」と印字されている、赤い線入りののし袋も売っています。

    この赤い棒線は「赤棒」と言われています。

    入れる金額による選び方

    入れる金額によって、のし袋の種類を選ぶという方法もあります。ここでは、結婚式のお祝儀袋と葬儀の不祝儀袋を例に考えてみます。

    のし袋の値段によってさまざまです。ここで気を付けたいことがあります。値段が安い、のしや水引が印刷されているのし袋は、包む金額が1万円すぎる場合は使いません。

    1万円を上回る金額を包む場合は、中袋と外袋があるもの、結婚式の場合はのしや水引が華やかな雰囲気もの、葬儀の場合は大きさがグレ―ドアップしたものを使います。中の金額が高くなればなるほどに、のし袋も高額なものを使用すると覚えましょう。

    ここでマナーに反するのは、入れる金額が1万円なのに高級な雰囲気ののし袋に入れることです。

    金額が少ないので、せめてのし袋くらいは華やかにしたいという、相手への気遣いであっても、マナーとしては受け入れられないので気を付けましょう。

    金額が大きい場合はのし袋も高値のものにする

    ①結婚式の場合

    入れる金額のし袋の種類
    1万円くらい水引やのしが印刷されたもの
    2~3万円くらい金銀または紅白の水引とのし飾りがついたもの
    5万円くらい立体感のある華やかなのしと水引で和紙を使用したもの 
    5~10万円くらい鶴、カメ、松が飾られた、より華やかなもので檀紙の二段重ね 

    ②葬儀の不祝儀袋の場合

    入れる金額のし袋の種類
    5千円~1万円くらい印刷された水引のもの
    1~3万円くらいスリムなサイズで水引が印刷ではない
    3~5万円くらい中くらいのサイズのもの
    5~10万円くらい大きなサイズのもの
    20万円以上特大サイズのもの

    のし袋の書き方

    のし袋の表書き、中袋の書き方についてもいざという時のために、覚えておくと助かるものです。

    用途別の書き方があり、名前の書き方も一人で書くか、複数で書くかで違います。また金額も普段の生活では用いない旧字体を使用するため、注意が必要です。

    用途別の表書き

    のし袋はその用途によって表書きを使い分けます。

    まずは慶事での表書きです。

    • 結婚祝:寿、御結婚御祝、御歓び、御祝
    • 出産祝い:御安産御祝、御出産御祝、祝出産、御祝
    • 子供のお祝い:御宮参御祝(お宮参り)、祝初節句、七五三祝、御祝(入園、入学、卒業などありとあらゆることに使用可能)
    • 長寿祝い:寿福、御祝
    • 病気のお見舞:御見舞
    • 新築祝い:新築御祝

    弔事での表書きです。

    • お通夜、葬儀など四十九日前:御霊前
    • 四十九日以降:御佛前

    ただし、関西地方を中心とした一部の地域では、四十九日より後の法要は御供(ごくう)と書く場合があります。その際に使う水引は黄白です。

    名前の書き方

    名前は筆、または筆ペンを使ってフルネームで書きます。

    • 1名の場合:水引の下に書きます。
    • 夫婦連名の場合:夫の名を水引下の中央部分に書き、妻の名は左側に名前のみ書きます。
    • 3名の場合:代表者は水引下の中央、左に他2名を書きます。
    • 4名以上の場合:代表者名を中央に書き、左に「他一同」または「外一同」と書きます。そして別紙に全員の名を書いて中袋に入れます。

    金額の書き方

    金額は旧字体の漢数字で書きます。

    • 一 → 壱
    • 二 → 弐
    • 三 → 参
    • 五 → 伍
    • 十 → 拾
    • 千 → 仟又は阡
    • 万 → 萬

    中袋の書き方

    中袋の書き方は慶事と弔事で異なります。書く欄が印刷されているものもありますが、そうでないものは下記を参考にしてください。

    • 慶事の場合:表側は真ん中より少々上の部分に金額を書き、裏側の左に住所氏名を書きます。
    • 弔事の場合:表側は何も書きません。裏側は右に金額、左に住所氏名を書きます。

    のし袋に関するよくある疑問!

    のし袋について、よくある疑問を挙げてみます。結婚式の祝儀や葬儀でのお香典を用意するときなどに、ふと疑問に思いがちなことです。

    慌ただしい状況の時は、周囲に聞くこともできないケースも多いです。この機会にスマホなどにメモしておくと役に立ちます。

    お金の入れ方の向きは?

    お金の入れ方は慶事と弔事では違います。間違えやすいことなので、いざというときのために覚えておきたいものです。

    のし袋の種類 お金の入れ方
    ご祝儀袋新札を準備して、お札の人物の顔部分が上に来るように入れます。
    不祝儀袋新札を使いませんが、新札しかない場合は一度折って使います。裏にして人物が下になるように入れてください。
    ポチ袋人物が中になるように左から三つ折りにします。

    外包みの折り方の向きは?

    のし袋の外包みの折り方も、慶事と弔事では異なるので気を付けたいものです。

    慶事の場合は下折が上、弔事の場合はその反対で上折りを上側にして閉じてください。

    中袋なしとありの違いは?

    最初の部分でも書きましたが、一般的には、1万円以上の金額を入れる場合は中袋ありのものを使います。ただ、気心の知れた友人や親戚の場合は中袋なしでも失礼にはあたらないという考え方もあります。

    葬儀の場合、一部の地域では不幸が重ならないように中袋なしののし袋を使うケースがあります。気になる場合は、地域の人や親戚に聞いてみると良いでしょう。

    また、郵送でお香典を送る場合は、中袋なしの方が分厚くならないので現金封筒に入れやすいです。

    のし袋の印刷はできる?

    毛筆で表書きを書くのに抵抗がある人は、印刷することもできるので便利です。無料でダウンロードできるテンプレートもあります。

    (参考)株式会社ササガワ 無料テンプレートダウンロード

    https://www.sasagawa-brand.co.jp/download/word/w_noshih_sen.html

    まとめ:のし袋を活用して末長いお付き合いを!

    のし袋は慶事や弔事など、さまざまな人と人とのお付き合いの中で欠かせないものです。

    コロナ禍ということもあり、人と人とのつながりが薄れてきている今日この頃であるからこそ、活用したいものです。

    ※1※2※3※4 画像提供:無料ののし紙テンプレート 熨斗紙素材館

    https://noshisozai.com/

    目次
    閉じる