MENU

御霊とは?使い方・キリスト教との違い・霊璽の必要性・霊璽・御霊舎をご紹介

本ページはプロモーションが含まれています。

目次

御霊(みたま)とは神霊や祖霊のこと

御霊とは、神様や祖先の霊を尊敬して呼ぶ言葉です。神霊や祖霊を意味します。御霊の読み方は「みたま」です。肉体は滅びても生き続ける精神的な存在です。

この記事では短文での御霊の使い方、キリスト教の御霊との違い、霊璽や御霊舎について説明します。

霊魂の尊敬語

神道で死後も滅びないとされている霊魂を尊敬語で「御霊」と呼びます

人が亡くなると修行を積んで神様になるというのが神道の考え方です。最初は家の神様になり、その次に地域の神様、最終的には先祖の霊の集合体「祖霊(それい)」になるとされています。

御霊の読み方

御霊は「みたま」と読みます。場合によっては「ごりょう」と読むこともあります。

御霊(みたま)は神道における魂の概念です。荒魂(あらたま・あらみたま)・和魂(にきたま・にぎたま・にきみたま・にぎみたま)という2つの側面もあります。

御霊の「御(み)」は敬意を表しています。神霊や死霊を敬っていることがわかります。

御霊(ごりょう)信仰を指す場合もある

御霊は御霊信仰(ごりょうしんこう)を指すこともあります。

御霊信仰とは、天災や疫病の流行などを怨みを持って亡くなった人、非業の死を遂げた人の「怨霊」のためと考えることです。祟りを恐れる日本特有の信仰です。

始まりは平安時代と考えられます。

御霊の使い方

御霊の使い方を短文で紹介します。

御霊を使った短文

  • 私の家には、御霊を祀った御霊舎(みたまや)があります。
  • ご先祖様の御霊は、神様となり私達家族を見守ってくれます。
  • 年祭には、親戚や親しかった人を呼び、故人の御霊を神職に祀ってもらいます。
  • ご先祖の御霊を祀る御霊舎は、神棚とは別の場所に設置します。
  • 御霊神社(ごりょうじんじゃ)は非業の死を遂げた人を祀った神社です。

キリスト教の御霊との違い

キリスト教における御霊と神道の御霊の違いを説明します。

キリスト教では、死後も霊が続いて存在すると考えられています。それに比べ、神道では御霊が家を守る神様になると信じられています。

キリスト教では死後も霊が続くと考える

キリスト教では、死後もずっと続く霊のことを御霊と呼びます。また、三位一体のひとつである聖霊のことを御霊と呼びます。

三位一体とは父なる神、神の子であるイエス・キリスト・聖霊又は御霊が一体であるという教えです。

神道において御霊は家を守る神様

神道において、御霊は家庭で祀られると修行を積んで家を守る神様になると言われています

家の神様になった後は、地域の神様になります。そして、先祖霊の集合体「祖霊(それい)」という神様になるということです。

どんな神様になっても子孫を見守ってくれます。

御霊を祀るには霊璽(れいじ)が必要

御霊を祀るには仏教のお位牌にあたる霊璽(れいじ)が必要です。

ここでは御霊を霊璽に移し、五十日祭まで御霊を祀ることについて、霊璽は蓋をしたまま御霊を祀ること、霊璽を祀るのに必要な霊璽舎(みたまや)について解説します。

霊璽に御霊を移す

故人の御霊を家で祀るには霊璽が必要です。霊璽は仏式で言うと位牌の役目を果たします。そんな霊璽に御霊を移すことで、家庭で故人に手を合わせることができます。

霊璽は御霊代(みたましろ)とも呼ばれる依代(よりしろ)です。依代とは神霊が寄り付く物を指します。山、木、岩、人形などありとあらゆる依代があります。

神道において霊璽は、丁寧に扱うべき大切な依代の一つとされています。

五十日祭までに霊璽を作って御霊を祀る

葬儀では仮の霊璽を使用することもあります。しかし、その場合は五十日祭までに故人専用の霊璽を作り、家庭で故人の御霊を祀ります。

一般的な霊璽は角形の白木に上から覆いをかぶせています。物によっては、10名までを1つにまとめられるようになっています。こうした形を回出型と呼びます。

白木には神職に付けてもらった霊号が書かれています。霊号は男性の場合は「大人(うし)」女性は「刀自(とじ)」と書き、そのつぎに「命(みこと)」を記します。

霊号の書き方例

・女性:○○刀自命之霊

・男性:○○大人命之霊

裏面は「令和5年3月15日帰幽 享年90歳」のように亡くなった年月、年齢を記します。

このように書かれた霊璽は覆いをかぶせ、御霊舎の奥の方にある内扉の中に祀ります。

日常は蓋をしたままお祀りする

普段、霊璽は蓋をしたまま御霊をお祀りします。お祈りをするときも蓋をしたままです。

しかし、神道の行事である年祭や春秋季例祭、中元祭の際は蓋を取ります。因みに春秋季例祭はお彼岸、中元祭は盆行事を指します。

年祭は故人が亡くなって満1年、2年、3年、5年、10年で行います。10年目以降は10年ごとに行い、50年で「まつりあげ」となり、故人の御霊は清められた形で神様の元に戻ると考えられています。

霊璽は御霊舎(祖霊舎)に納める

霊璽は御霊舎又は祖霊舎、神徒壇、祭壇宮と呼ばれる仏教でいうお仏壇の中に祀ります

また、霊璽が祀られている御霊舎は神棚とは別の場所に設置するものです。しかし、部屋のスぺースの関係で別の場所を用意できない場合は、神棚の下や横に設置することもあります。

その場合、御霊舎は上半身の高さにします。神棚の隣にするのであれば、御霊舎の高さを低くめに設定したり、神棚の左に設置したりします。

御霊を祀る霊璽(れいじ)の種類

御霊を祀る霊璽には、種類があります。ここでは、白木覆い、錦鏡付覆いを紹介します。どちらも仏具店や通販サイトなどで購入できます。

白木覆い

出展:滝田商店

白木覆いは霊璽の一般的な種類です。材質はヒノキ、大きさは5寸や6寸があります。お値段は1万円前後の物が多いです。

霊号の文字入れをする場合は、別途費用がかかります。霊号は間違いがないよう正確に伝えましょう。

鏡錦付覆い

出展:滝田商店

錦鏡付きの霊璽もあります。白木覆いに比べると華やかな感じです。お値段は13000円前後。白木覆い同様、5寸、6寸があり、霊号の文字入れは別途注文です。

御霊舎(みたまや)の種類

御霊舎にもいくつか種類があります。ここでは、上置き御霊舎、モダン御霊舎を紹介します。

上置き御霊舎

出展:楽天

上に置けるタイプの御霊舎です。コンパクトで家具のように置くことができます。フローリングの部屋に置いても違和感がありません。

御霊舎は霊璽を祀ります。奥に内扉があり、霊璽を祀るようになっています。外扉は常に開けておくものですが、内扉は閉めておくものです。

お供えは神棚と同じでお米、お酒、お塩、お水、榊です。その他、故人が好きだった物などをお供えします。

モダン御霊舎

出展:楽天

マンションなどに設置するのに便利なコンパクトサイズです。チェストや箪笥の上にも置けます。

和室にもリビングにもマッチするデザインです。家族が集まる場所に置けるので、皆で故人を偲ぶことができます。

まとめ:御霊は故人の霊魂を敬った呼び方

神道において、御霊(みたま)とは神霊や祖霊といった霊魂を敬った呼び方です。

神道によると、人は亡くなると修行を積んで家の神様となり、やがては地域の神様や祖霊になるとされています。

そんな御霊を家で祀るには。仏教の位牌と同じ役割を果たす霊璽が必要です。そして、御霊を祀る霊璽は、御霊舎の内扉の奥で祀られます。

私達を見守ってくれる先祖の御霊に感謝して、日々の生活を営みましょう。

目次
閉じる