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花輪とは?贈る意味や値段は?葬儀で贈る際の注意点やお返しについて解説

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目次

花輪とは慶弔シーンで贈られる足つきの花飾り

花輪とは、文字が表すとおり生花や造花を輪っか状に組み合わせデザインした飾りのことで、葬儀だけでなく、開店などの慶事シーンにも活用されます。サイズが大きく、目立つため、店舗や葬儀の場所を示す目印にもなっています。

慶事では華やかなデザインが贈られる一方、弔事では白黒や白紫などの花輪が基本。慶弔共に花輪の下には贈り主の名前や名札を記し「誰が贈ったか」が明確であることも特徴のひとつです。

花輪は誰が贈る?

葬儀での花輪の贈り主は、故人の会社や取引先、同級生一同など連名で贈られることが多いです。この他、親族や孫などから「兄弟一同」「孫一同」として用意するケースもあります。

また、通夜や葬儀に参列できなかった人が個人で花輪を贈る事も可能です。しかし現在では花輪ではなく、フラワーアレンジメントなどを贈るケースが増えています。

なぜ花輪を贈るのか

葬儀のシーンで花輪を贈る理由には

●故人への哀悼を示す

●遺族を慰撫するため

などがあります。これらは花輪に限らず、葬儀で贈られる花全般に共通しています。他にも葬儀場を飾る目的で用意される場合もあります。

花輪の値段は?

花輪は、一般的に15,000円〜20,000円が値段の相場とされています。果物の盛り籠などの供物と変わらない値段で用意できます。

もちろん、通常よりも大きい花輪を贈りたいと思う場合は、これ以上の予算で検討することも可能ですが、葬儀場や家族に確認したうえで用意しましょう。

葬儀で花輪を贈る時に注意したい項目

花輪を贈りたいと考えている場合は、遺族が葬儀を依頼している葬儀会社に問い合わせることから進めていきましょう。その際に、花輪を贈っても問題ないかどうかを確認することが大切です。

依頼先に注意

花輪の手配は葬儀社が請け負っており、葬儀社に依頼することが一般的です。花輪を贈っても問題ないことが確認できたら、予算や贈り主の情報も伝え、準備を進めてもらいましょう。

この他、花屋に依頼し準備してもらえることもあります。その場合は、設置する日程(お通夜や葬儀の前日)に注意し、手配できるかどうかを確認しましょう。併せて葬儀社に「花屋に依頼し手配したい」という意向を伝えます。場合によっては「他社からの花輪は飾れない」と言われてしまうことも考えられるため、事前に相談しておくことが大切です。

供花辞退の意向があれば花輪の手配を控える

葬儀会社は花輪を許可している場合でも、遺族側が「供花辞退」の意向である場合は、花輪を贈ることを見送りましょう。

名札の書き方

花輪の下には名札を付ける必要があり、どのような内容を記すのか、例を参考に相談しておくことが大切です。

名札例

●◎◎株式会社 代表取締役▲▲

●◎◎株式会社 △△課一同

●□□大学▽▽学部 ◎年度卒 友人一同

※一同で花輪を贈る場合は、送り状に贈った人達の名前を添えると良いでしょう。

なお、会社名は正式名称で記載することがマナーです。連名で花輪を贈る場合は、肩書きが上の人の名前を右から書くことを意識しましょう。

故人が信仰していた宗教を確認する

故人の葬儀が仏式でおこなわれる場合は、葬儀場や遺族の意向を考慮し花輪を贈ることも可能。神式の場合も、花輪を含む供花を用意することに問題はありません。しかし、キリスト教のカトリック、プロテスタント共通で「造花」を贈ることはNGです。造花で作られたアレンジなども贈ることができません。

このように宗教により供花の考え方は異なります。故人がどの宗教を信仰していたのか、葬儀はどの宗教で行われるのかを確認することも忘れないでおきましょう。

花輪は減少傾向にある

かつての葬儀では欠かせない飾りでもあった花輪ですが、現在は見かけることも少なくりました。これには、葬儀場の立地問題や葬儀スタイルが変化していることに理由があります。

都市部の葬儀場では景観に考慮したり、スペースがないことも

花輪は供花と違い、サイズも大きく飾るためにはそれなりのスペースが必要。そのため街中にある葬儀場の場合はスペースがなかったり、周辺の景観を考慮し、花輪を飾らない場合もあります。

葬儀スタイルが変化している

イキカタ編集部が実施した「家族葬に関するアンケート」(西日本新聞紙面読者モニター調査・有効回答数378票)によると、家族葬の認知度は96.0%と高数値になりました。家族葬の実施にはさまざまな理由がありますが「家族だけで静かに見送りたい」と考える場合、花輪により「ここで葬儀をやっている」と目立つことは遺族の意向に反することになりかねません。

こういった葬儀スタイルの変化も花輪が減少している要因といえます。

花輪へのお返し

花輪を受け取った場合は、葬儀が済み一段落ついた後、お礼状やお返しの品を贈ることがマナーです。花輪の他に香典も受け取っている場合は、香典返しの品にお礼状を添えると良いでしょう。

お返しは花輪の半分から3分の1程度の金額が目安。香典も受け取っているなら、花輪と香典の合計金額からお返し金額をいくらにするか、検討しましょう。

葬儀に贈られる花は花輪だけではない

葬儀では、花輪の他にも多くの花が使用されます。「どれがどのお花?」と混同しないために、花の種類と特徴を理解しておくことが大切です。

葬儀に供えられる花の種類

名称読み方特徴
枕花 まくらばな親族や故人と親しかった友人などが贈る花で、故人の枕元に飾られている花。飾られるの通夜までの間が一般的。
供花きょうか・くげ故人にお供えするための花。花瓶のような容器に入れられることが多い。
献花けんか故人の棺に入れられる花や、祭壇に置く花。花祭壇の場合は献花を用意せず、祭壇から花を抜き取り棺に供えることもある。
花輪はなわ葬儀場に飾る足つきの大きな花飾り。故人の会社関係者などから贈られることが多い。花輪も供花の一種だといえる。

花輪とは故人を哀悼し遺族を慰撫するために贈られる花

花輪は、葬儀場の前に飾る生花や造花を輪状に組み合わせた足つきの大きな花飾りのことで、故人の死を悲しみ、遺族の心を慰めるために贈る花です。故人の会社関係者などから贈られることが多く、サイズも大きく目立つため、故人の弔いの場を彩る役割も果たしています。

しかし、現在では葬儀場の周辺環境を考慮する目的や、葬儀スタイルの変化に伴い、花輪を贈る習慣は減少しています。花輪を贈りたいと思う場合は、葬儀会社に問い合わせ贈っても問題ないかどうかを確認することが必須です。

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