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花立とは?生花を供える花器のこと?読み方や特徴は?素材について紹介

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目次

花立とは仏壇などに生花を供える際に用いる花器のこと

花立とは、仏壇やお墓に生花を供える際に用いる花器(花瓶)のことです。

読み方は「はなたて」。

宗派・宗旨を問わず供養の基本となる香炉こうろ燭台しょくだいとともに最低限用意したいとされる仏具・三具足みつぐそくの一つです。

花立の素材と特徴

花立には口径や素材、形など幅広いデザインのものがあります。

購入するときは、仏壇の大きさはもちろん、手入れのしやすさや色、デザイン、素材、香炉・燭台と馴染むかなどに着目し、お好みのものを選ぶと良いでしょう。

なお、お墓の花立は筒状のものが主流です。

花立でよく見られる5つの素材

素材特徴
ステンレス錆びにくく軽量。雨風にも強く、お墓の花器としても人気がある。
アルミ古くから使用されている。変色しにくく、耐久性もあるが、経年劣化に要注意。
プラスチック軽量で最も安価。劣化は否めない。
陶器強い力がかかると破損してしまう。
真鍮しんちゅう銅と亜鉛の合金。水に溶け出た銅イオンに雑菌の増殖防止効果が見込まれるため、お供えした花が長持ちする。重厚感があり、価格も高価。

こまめな水替えがおすすめ

花立に生けたお花はできるだけ長持ちさせたいもの。以下のポイントに注意し、清潔さを保つよう心がけましょう。

  • 水を吸い上げる面が多くなるよう、水の中で茎を斜めに切る(水切り)
  • 水に浸かっている葉は汚れの原因につながるため取り除く
  • こまめに水を替える
  • 花立の内側のぬめりは洗って取り除く

など。また、高温多湿な梅雨から夏にかけては、生花の傷みも早いです。この季節には造花を活用するなど、うまく使い分けると良いでしょう。

花立についてよくある質問

花立の素材は何?

花立には、ステンレスやアルミ、プラスチック、陶器、真鍮などの素材が用いられています。それぞれにメリット、デメリットがあるため購入する際は、好みに応じてチョイスすると良いでしょう。

▶︎よくある素材について詳しくはこちら

仏壇やお墓に生花を供える理由は?

仏壇やお墓に生花をお供えする理由は大きく分けて以下の2つです。

  1. 故人を偲ぶ気持ちを生花で表す
  2. 仏を敬い、修行の誓いを立てる

また、故人が好んだお花や季節の生花をお供えすることで、お参りする人の心も癒せるためとも言われています。

お供えする花材は?

お供えする花材は、トゲがあるものや香りの強いものは避け、以下のような花材からチョイスすると良いでしょう。

  • キク
  • スターチス
  • カーネーション
  • トルコキキョウ
  • ユリ

など。この他、白色のお花も適していると言われています。また、故人が好きだった花材がある場合は、その花をお供えすると良いでしょう。

まとめ:花立とは仏壇などにお供えする生花専用の花器のこと

花立とは、宗派・宗旨を問わず供養の基本となる仏具、三具足の一つで、仏壇やお墓に生花を供える際に用いる専用の花器(花瓶)のことです。

花立には、仏壇やお墓のサイズに対応するために、口径や素材、形など、幅広いデザインのものがあります。購入するときは、仏壇の大きさに合わせ、お手入れのしやすさ、色、デザイン、素材から好みのもの選ぶと良いでしょう。なお、お墓では筒状のものがほとんどです。

また、花立に生けるお花は故人を偲ぶ気持ちを表すものです。水の中で茎を斜めに切り、こまめに水を替えるなど、できるだけ清潔で長持ちするよう心がけましょう。

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