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薬研彫り(やげんぼり)とは?|由来や歴史を解説

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「薬研彫り」とはお墓に文字を刻む彫刻法の一種

「薬研彫り(やげんぼり)」は、お墓に文字を刻む彫刻技法の一種。文字の凹み部分がV字になっている彫り方です。V字に掘ることで陰影がはっきりとし、浮き出たような文字に見える特徴があります。

薬研(やげん)とは漢方薬を粉にする器のこと

薬研(やげん)とは、おもに漢方の薬材などを粉にする器のことで、細長い舟形をしており、断面がV字にくぼんだ形になっています。この器に形が似ていることが、「薬研彫り」の由来です。

現代の薬研彫り

鎌倉時代から用いられてきた薬研彫りは、今でもお墓の彫刻をはじめいろいろなところに見られます。ただし薬研彫りは技術や手間もかかるため金額も高くなってしまうため、年々需要が減ってきているのが現状です。とくに近年では、手間もコストも省ける機械彫りが多く見られるようになっています。

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