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マニ車とは?回すだけで功徳がある?意味や効果、使い方を紹介
マニ車とは主にチベット仏教で用いられる仏具のこと
マニ車とは、主にチベット仏教で用いられる仏具のことです。読み方は「まにぐるま」、別名を「転経機」や「輪蔵」といいます。
真言宗、天台宗、浄土宗などの大本山などには「一切経一式」を収めた大型のものが設置され、 輪蔵と呼ばれています。
英語訳は「prayer wheel(祈りの輪)」、または「Mani wheel」。
マントラが側面に刻まれ、経文が筒の内部に納められている
マニ車は円筒形で、筒の側面にはマントラが刻まれていることが特徴です。マントラとは、真言を意味し、密教では仏に対する賛歌や祈りを象徴する短い言葉として用いられています。
筒の中には巻かれた経文や真言が納められています。
大きさは大小様々
マニ車の大きさは様々で、手に持てるような小型のものから、寺院に配置されている高さ2m〜3mに及ぶ大きなものまであります。
また、大きさにより呼び方に違いがあり、小型のものは「マニ・ラコー」、大型のものは「マニ・ラカン」と呼ばれます。
マニ車の効果:回すことで功徳が得られる
マニ車は、真言を唱えながら手で回転させると、回転させた数だけ内蔵された経や真言を唱えたことと同じ功徳があると言われています。また、大きさによっては千回お経を読んだことと同様の功徳を得られるというものもあります。
しかし、回し方に決まりがあり、
- ・右回り(時計回り)に回すと功徳を得られる
- ・左回り(反時計回り)だと悪い業が生じてしまう
と考えられています。ただ回すのではなく、回し方の決まりを守り必ず右回りに回すようにしましょう。
手で回すことが一般的
マニ車は、真言を唱えながら手で回すことが一般的です。
小型のものは手に持って回しましょう。寺院に設置されているような大型のものも、手で回します。
マニ車に関してよくある質問
まとめ:マニ車とは手で回すことで読経と同じ功徳を得られる仏具
マニ車とは、主にチベット仏教で用いられる仏具のことで、転経器や輪蔵とも言います。
円筒の形をしており、側面にマントラが刻まれていることが大きな特徴です。手に持つことができる小型のものから、寺院に配置されている高さ2m〜3mに及ぶものまで様々な大きさのものがあります。
真言を唱えながら手で回転させると、回転させた数だけ内蔵された経や真言を唱えたと同様の功徳を得られることがマニ車の功徳です。
功徳を得るためにも「右回り(時計回り)に回す」という、回し方の決まりを忘れないようにしましょう。