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    《神棚掃除の心得まとめ》掃除の手順・頻度・日程・道具をご紹介!

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    神棚掃除は「神様に気持ちよく過ごしてもらうため」

    神棚(かみだな)は主に神道において、家や事務所などで神札を納めて神を祀るためのもの。その土地に根差した神様を祀り、家内安全や商売繁盛などを願って設置される小さな神社だといえます。

    神棚は、神様の依り代であり現世での家という意味も担っています。人が住む家もゴミがたまったり、汚れてしまったりすると、不快に思うもの。それは神様も同じです。

    神様に気持ちよく過ごしてもらうことは、家内や会社に福を招くことにも繋がります。神棚は定期的に掃除し清潔さを保つことが大切です。

    神棚掃除の心得4つ

    歴史も古い神道は八百万の神様をお祀りしていますが、他の宗教と比較するとおおらかであるといわれています。

    しかし、神棚を掃除する際は神様に失礼な態度をとらないよう、礼儀を意識する気持ちがが大切。神棚の掃除は以下の4つの心得を念頭に置き取り組みましょう。

    ①掃除前に身を清める

    神社にお参りする際は手水場で口をすすぎ、手を洗って身を清めることが一般的。

    神棚も家庭内の神社だと考え、神棚掃除の前にはキレイな水で口をすすぎ、手を洗いましょう。

    さらに、神社にお参りするときの作法と同様に、神棚に向かって二礼二拍手一礼をし神様に掃除することをお伝えしましょう。

    ②息を吹きかけない

    複雑な形をしている神棚は、積もったホコリを取り除くためについ息を吹きかけたくなるものです。

    しかし、息は人の穢れの象徴といわれているため、神棚に息を吹きかけることは避けましょう。

    また、お札には神様が宿っているとされているため、お札を取り出すときも口に和紙をくわえたり、マスクを着けるなどして、息を吹きかけないように注意しましょう。

    ③神棚は床に置かない

    神様の家である神棚を床に置くことは儀礼を失っており、マナー違反。やむを得ず床に置く場合は、清潔な白い布の上に置くようにしましょう。

    ④雑巾はキレイなものを使用する

    神棚掃除に使用する雑巾はキレイなものを用意しましょう。高価なものを用意するという意味ではなく、他の掃除場所で使用したものは使わないという意識で問題ありません。

    また、神棚はヒノキやケヤキで作られているものが多く、乾拭きが基本です。水拭きは、変色や変形、カビの原因になってしまうため、控えましょう。

    神棚掃除の手順

    神棚掃除の手順は以下のとおり。

    • 1.身を清める

    キレイな水で口をすすぎ、手を洗い身を清めます。

    • 2.神様に掃除をする旨をお伝えする

    二礼二拍手一礼で神様に挨拶を済ませ、神棚を掃除することを報告します。

    • 3.神棚や榊などをおろす

    神棚とお供え物や榊などの装飾ものを掃除がしやすいところに降ろします。白い布を敷いた机などに降ろし、床に置くことは避けましょう。

    • 4.白い和紙をくわえて神棚からお札を取り出す

    息を吹きかけてしまわないよう、白い和紙を口にくわえたり、マスクをするなどして、神棚からお札を取り出します。

    • 5.神棚を乾いたキレイな布・ハタキで掃除する

    神棚本体のホコリを落とします。ホコリ落としにはハタキを使うと良いでしょう。水拭きは避け、キレイな布で乾拭きします。

    • 6.お札を戻す

    ホコリを落としたあとは、お札を元に戻します。お札を交換する場合は、新しいお札を入れます。お札を入れた後は、神棚を置いてあった棚板の上に戻しましょう。

    • 7.お供え物や装飾などを正しい位置に並べる

    神棚へのお供え物や、榊などの装飾を戻します。その際正しい位置に並べるよう意識しましょう。

    • 8.神様に掃除が終わった旨を報告する

    掃除が済んだことを神様に報告し、掃除を終えます。

    神棚の掃除に必要な道具

    神棚の掃除に必要な道具は以下の通り。

    • キレイな雑巾
    • 白い布
    • 白い和紙またはマスク
    • ハタキ(ブラシなどでも可)
    • お米やお神酒などのお供え物
    • お札(交換する場合)
    • 装飾品(榊や紙垂、しめ縄など)

    なお、神棚掃除専用のハタキも販売されています。神棚を自宅や会社に祀る場合は、神具店やインターネット通販などを活用して用意することもオススメです。

    《参考》掃除用毛払い

    神棚の掃除する頻度に明確な決まりはない

    神棚を掃除するタイミングや頻度に明確な決まりはありません。汚れていると感じたら掃除するようにしましょう。神様に居心地よく過ごしていただくためにも、目視でチェックする習慣を付けておくと良いでしょう。

    また、事前に決めておかないと掃除を忘れてしまうという場合は、予定を立てておくと安心です。

    年に2回の掃除(6月と12月)

    まずおすすめする掃除のタイミングは、6月と12月です。6月は穢れをはらう神社の行事「大祓え」の時期であり、12月は大掃除のタイミングとなります。

    どちらも気分を新たにして生活をスタートできるタイミングであり、オススメです。

    月に2回掃除(毎月1日・15日)

    神棚のお供え物は、月に2回新しい物に交換することが一般的です。その日程が毎月1日と15日とされているため、お供え物の交換日=神棚掃除日と決めることも良いでしょう。

    お供え物の交換と掃除をセットにすることで、掃除のし忘れをなくし、常に清潔感を保つこともできるため、まさに一石二鳥ですね。

    神棚掃除に適さない日もある

    神棚の掃除に適する日がある一方で、掃除は避けた方がよいとされる日もあります。

    苦を連想させる「9日と29日」

    数字の9の読みが「苦」を連想させることから「9日に神棚を掃除すると苦しみを招く」と考えられています。さらに、29日は「苦しみを二重に招く」として、最も相似に適さない日と考えられています。

    年末の掃除も12月29日は避け、28日までに終わらせるよう意識するとよいですね。

    慌ただしい雰囲気である12月31日

    翌日に新年を迎える12月31日は、心が弾む一方で、慌ただしいもの。この慌ただしさの中での神棚掃除は、神様に滑り込みのように感じられる可能性があるため避けましょう。

    さらに、慌ただしい雰囲気の中掃除をすることは、不幸が訪れ祭壇を用意することを連想させ、縁起が悪いとも言われています。

    神棚掃除にまつわる言い伝え

    神棚の掃除には、様々な言い伝えが残されています。

    女性は神棚に触れてはいけない

    神棚にまつわる言い伝えとして代表的ものが「女性は神棚に触れてはならない」ということ。触れてはならないため、もちろん掃除もできません。

    その理由として

    • 女性である天照大神が嫉妬するため
    • 女性は不浄な存在と考えられていた

    ことなどがあげられます。

    病気や出血を「穢れ」として嫌う神道において、病気や出血は死と近い存在だと考えられていました。そのため、生理で出血がある女性を「不浄な存在」と捉えていたことによるものだと考えられています。

    もっともこれは医療が発達していないときのこと。医療が発達した現代では、病気や出血が死に直結するわけではなくなりました。さらに女性の神主も存在するため、女性が神棚に触ることや掃除することは問題ないといえます。

    鏡や塩を持っていればOKとするケースも

    とはいえ、神道が穢れを嫌うという考え方が変わったわけではありません。生理中の女性はもちろん、男女を問わず怪我や病気治療中の方が神棚を掃除するときは、塩や鏡を持つことを推奨しているケースがあります。

    どのような方法が適するのかが不明なときは、神具店などに相談してみると良いでしょう。

    神棚掃除の夢は悩み事が解決する予兆

    夢占いでは「神棚掃除をする夢を見たら、悩み事が解決する予兆だ」といわれています。これは、神棚掃除により心身を清め、自分の良くないところを自らが直そうと考えだしているためだといわれています。

    さらに、掃除中に失った物が見つかる場合は、忘れていた何かを思い出すという良い暗示だともいわれています。

    神棚掃除で清潔さを保ち福を招こう

    家の中や会社に祀っている神棚は、神様の現世での家の役割を担っています。私たちの生活と同様、キレイで清潔な家の方が神様も居心地がよいもの。目視チェックで汚れを感じたら掃除を済ませ、常に清潔さを保つよう工夫しましょう。

    そして、9日・29日と12月31日が神棚の掃除には適さない日だと考えられていることから、神棚掃除はこれらの日程を省くことが良策。運気上昇を期待し、取り組むようにしましょう。

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