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お供物料と香典の違いは?お供物料の費用相場やマナーについても解説

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目次

お供物料とはお供え物の代わりに渡すお金

お供物料(おくもつりょう)は、花や果物、お線香などの代わりに渡すお金のことです。

お供え物に替えるという点では香典と似ていますが、厳密には違いもあります。

この記事では、お供物料と香典の違いや、お供物料の相場、包み方や渡し方のマナーについて解説していきます。

お供物料と香典の違い

お供物料と香典は、お供え物に替えるお金という点では同じです。

一般的には通夜や葬儀に持参するお金を香典、その他の法事に持参するお金をお供物料と呼びます。

また、香典とお供物料では金額にも違いがあります。

香典の方がより多くの金額を包み、お供物料は香典の5~7割程度の額を包むの一般的です。

お供物料の相場

お供物料の金額は、故人または遺族との関係性や参加する法事の性質によっても変わります。

例えば、故人が亡くなって最初に迎える新盆のお参りに行く際は、3千~5千円がお供物料の相場と言われています。

一方、四十九日や一周忌、三回忌などを貸会場で食事付きで行う場合は、食事代も含めて1万~5万円くらいが相場になります。

故人との関係性によるお供物料の相場は以下の通りです。

親子・兄弟:2万円~3万円

親戚:5000円~1万円

知人・友人:3000円~1万円

会社の同僚や上司:5000円~1万円

お供物料は個人単位で送るのが基本

お供物料は個人単位で包むのが原則です。

通夜や葬儀の場合は、企業や団体で香典を連盟で包み代表者が持参することがあります。

葬儀は急に知らせが来るので関係者が全て参列できるとは限らない上に、仕事の関係者が押し寄せると遺族への負担が大きいなどの配慮から、香典を連盟で送っても失礼にはとられません。

一方、法事は予め日程や招待者も決まっているので、各自でお供物料を持参するのが基本です。

ただし、お供物料は家単位で渡すので、夫婦で招待される場合は連盟にしても差し支えありません。

お供物料の包み方のマナー

お供物料は包み方にマナーがあります。

そのまま現金で持参するのは失礼になるので、注意しましょう。

封筒は不祝儀袋か白封筒を使用する

お供物料は不祝儀袋もしくは白封筒に包むのがマナーです。

不祝儀袋は黒白または銀の水引がついたもので、外袋と現金を入れる中袋の二重構造になっているものを用意しましょう。

水引は結び切りで、表書きが印刷されている場合は「御供物料」「御香料」もしくは、仏式なら「御仏前」、神式なら「御玉串料」と書かれているものを使用しましょう。

白封筒を使用する場合は何も印刷されていない、無地のものを使用するのがマナーです。

表書きの書き方

お供物料の外袋の表には、下図のように水引を挟んで上段に「御供物料」や「御仏前」と書き、下段に氏名を縦書きで書き入れます。

夫婦連盟で送る際は、中央に夫の氏名を書き、左下に妻の名前を書くのが一般的です。

中袋の書き方

中袋の表面には金額を旧字体の漢数字で書き、裏面に住所と氏名を書き入れます。

旧字体の漢数字とあわせて、円は「圓」を、金額の前には「金」と入れるのも特徴です。

最後の「也」は入れても入れなくても構いません。

その他のマナー

香典の場合は悲しみを表す意味で、薄墨の筆ペンを使用するのがマナーですが、お供物料は葬儀から日数が経っているので、濃墨(こずみ)の筆ペンを使用してかまいません。

ただし、香典と同じく新札は使わないのが一般的です。

折り目のついたお札を使用し、開封した時にお札の表が出るように、お札の表面が中袋の下側(裏面)になるように揃えて包みましょう。ちなみに、お札の表面とは人物の肖像が描かれている面のことです。

また、2万円や4万円のように偶数の金額を包むのは避けるべきとされることがあります。

割り切れる数字のため、故人との縁が切れるというのが理由です。

しかし、お供物料の相場的に2万円や4万円が打倒ならばそのまま包んでも良いでしょう。

気になる場合は、包みを2つ分けて一方を「お供物料」、もう一方を「御仏前」とするのも方法の一つです。

お供物料の渡し方のマナー

お供物料は渡し方にもマナーがあります。

施主の家で法事が行われる場合も、勝手に仏壇に供えるのは失礼になるので注意が必要です。

タイミング

お供物料は法事が始まる前に施主に渡しましょう。

法事会場に到着して施主に挨拶をする際に、お供物料もあわせて渡すとスムーズです。

誰に

法事では葬儀のような受付は設けません。

そのためお供物料は、直接施主に渡すのが一般的です。

その他のマナー

お供物料は不祝儀袋に入れ、さらに弔事用の袱紗(ふくさ)に包んで持参します。

グレー、藍色(あいいろ)、紫色、深緑色などの寒色系の袱紗が適しています。

施主に差し出す際は、袱紗を広げお供物料を入れた不祝儀袋を取り出し、表書きが相手の正面に整えて渡すのがマナーです。

郵送する場合

やむを得ず法事を欠席する場合は、お供物料を郵送することもできます。

お供物料を包んだ不祝儀袋を、さらに現金書留封筒に入れて施主の住所に送りましょう。

その際に、欠席の詫び状を入れると丁寧です。

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まとめ

お供物料は、法事の際に持参するお金を広く含む言葉です。

法事の性質や故人や遺族との関係性によって包む金額は変わりますが、法事に招かれる場合は持参するのがマナーです。

包み方や渡し方にも作法があるので、たとえ親しい間柄でも失礼のないように渡すことが大切です。

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