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華瓶とは?浄土真宗のもの?飾り方や読み方、花瓶との違いを紹介

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目次

華瓶とは浄土真宗で用いる仏具のこと

華瓶とは、浄土真宗で用いる壺型の仏具のことです。

真鍮しんちゅうや金銅で造られており、香木であるしきみを挿し、香水として仏壇にお供えします。香水には香りを「加えた水」という意味があります。

読み方は「けびょう」。

樒とは?

樒は、強い香りがある植物です。そのため線香の原料に使われており、線香独特の香りは樒由来。その香りから、樒は「香の木こうのき」や「香の花こうのはな」とも呼ばれています。

▶︎樒について詳しくはこちら

華瓶は上卓の上に四具足として供える

画像引用:善照寺公式HP

華瓶は、上卓うわじょくと呼ばれる机の上に供える四具足しぐそく の一つとして飾られます。

四具足は

  • 華瓶一対
  • 火舎かしゃ(香炉のこと)
  • 蝋燭立てまたは仏飯器ぶっぱんき(ご飯を盛った器

の4つの仏具のことです。

具足とは、仏壇に飾る仏具の総称。数によって三具足・四具足・五具足などと呼びかたが変わります。

青蓮華に見立て、樒を挿す

華瓶に樒を挿す理由は、樒を青蓮華しょうれんげに見立てているためです。

青蓮華は仏教で最上とされている花ですが、日本での入手は、なかなか困難です。そのため、香木である樒を代用するようになったと言われています。

華瓶はあくまでも香水として供える

浄土真宗は、即身成仏といって「人は死を迎えると同時に阿弥陀如来によって極楽浄土へ導かれる」という考え方です。

極楽浄土は清らかな水にあふれ、喉が渇くことはありえないとされています。そのため水をお供えする必要はなく、華瓶は樒を挿すことであくまでも香水としてお供えしています。

華瓶についてよくある質問

華瓶と花瓶の違いは?

華瓶と似た仏具として花瓶があります。

両者とも「ハナ」の字が用いられていますが、違いは、以下の通りです。

  • 華瓶:樒を挿して用いる仏具のことで、香水としてお供えするもの。仏壇のご本尊の近くにお供えします。
  • 花瓶:「かびん」又は「かひん」と読み、花立はなたてとも呼ばれます。お花を生けて供えるための仏具のことで、故人はもちろん、ご先祖様の霊を供養するという目的があります。他にも「香りを楽しんでもらう」という意味を込め、仏壇の私たちの近くにお供えします。
華瓶の水は毎日変えるの?

浄土真宗では、毎朝、仏壇にお仏飯をあげ、生花を活けた花瓶の水を替えると同時に華瓶の水も替える習わしがあります。

宗派による作法に悩む場合は、菩提寺に相談すると良いでしょう。

まとめ:華瓶とは樒を挿し、香水としてお供えする浄土真宗の仏具

華瓶とは、浄土真宗で用いる壺型の仏具のことです。

飾り方は、水を入れ、樒を挿し、仏壇の上卓と呼ばれる机の上に火舎(香炉)、蝋燭立又は仏飯器(ご飯を盛った器)と一緒にお供えします。

樒を挿す理由は、樒を青蓮華に見立てているためです。青蓮華は仏教で最上とされているものですが、日本では入手することが困難だったため、香木である樒を代用するようになったと言われています。

また、浄土真宗は「人は死を迎えると同時に阿弥陀如来によって極楽浄土へ導かれる」という教えがあります。そのため、華瓶には樒を挿し、あくまでも香水として供えられています

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