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ペット仏壇の選び方・置き方・購入費用の相場は?他の供養グッズや代用アイデアを紹介
ペット仏壇の需要が高まる理由とは?
ペットを家族の一員と捉えることが定着している昨今では、ペットにお別れの時が訪れたときも人と同じように供養したいと考える人が増えてきました。
・ペットの生きた証を残したい
・今までの感謝を伝えたい
・お別れしたとしても、ずっと身近に感じていたい
・きちんと弔うことで、心の整理がしたい
など、目に見えるかたちでペットを供養し、繋がりを感じ続けたいと思う人が増えており、このことがペット仏壇の需要が高めている理由の一つです。
この他、霊園に遺骨を預けず、自宅で供養できることもペット仏壇の需要が高まっている理由だといえるでしょう。
ペット仏壇を選ぶときは「仏壇の大きさ・デザイン」に注目しよう
ペット仏壇は、人の仏壇のように決まったルールはなく、自由に選ぶことが可能です。仏壇を選ぶときは、大きさやデザインに注目すると良いでしょう。
仏壇の大きさは部屋にあったものを
大きいものからコンパクトなものまで、ペット仏壇にはさまざまな大きさのものがあります。大きいものは、目に留まりやすくペットの存在を身近に感じられますが、相応のスペースを必要とします。
そのため、必ずしも大きければ良いとはいえず、部屋の大きさに見合うデザインを選ぶことが大切。末長く供養していくためにも、自分たちの生活スタイルにあったデザインかどうかを吟味しましょう。
骨壷が入るかどうかも要チェック
ペット仏壇には骨壷を納めるスペースがあることが一般的ですが、骨壷の大きさによっては納まらないことも考えられます。特にコンパクトな仏壇の場合は、小さな骨壷しか納めることができないということも少なくありません。
ペット仏壇を用意する時は、骨壷を納めるスペースの大きさにも注意しましょう。骨壷が入らないという場合は、火葬時にペットの骨の一部を持ち帰り納める方法もあるので、家族と相談してみるとよいでしょう。
仏壇を置く場所に見合うデザインを選ぼう
昔ながらの日本家屋だけでなく、高層マンションや賃貸マンションなど私たちの住まいは多様化しています。
例えば、唐木仏壇タイプであれば、置く部屋が和風なのか、洋風なのかで違和感の違いを感じてしまうことも考えられます。
インテリアに馴染まない仏壇を用意してしまうと、結果的に仏壇が邪魔に感じられ、大切に供養できないということにも繋がりかねません。
そのため、ペット仏壇は「置く場所に見合ったデザインなのか」に注目すると良いでしょう。
ペット仏壇の置き場は「湿気が少なく、目に触れやすい場所」がおすすめ
ペット仏壇は、置く場所に決まりはありません。とはいえ、置き場所として注意したいポイントがあります。
それは湿気が少なく、家族の目に触れやすい場所ということです。
湿気が多いとカビの原因になる
ペット仏壇は、骨壷を長期間にわたって安置することも珍しくありません。そこで注意したいのがカビの発生です。カビは、湿気が多いと発生しやすくなります。
逆に、湿気が少ないからといって日当たりが良すぎる場所に置くと、仏壇が劣化してしまいます。
ペット仏壇の置き場は、適度に日差しが入り、湿気の少ない場所を選ぶと良いでしょう。
目に触れやすい場所を選ぶ
ペット仏壇は、置く部屋のほか方角についても決まりがありません。寝室に置くことも問題ありませんが、足を向けて寝る方向に置くことは避けましょう。
家族の目に触れやすい場所(例えばリビングなど)に置くことで、毎日手を合わすこともでき、ペットの存在を間近に感じることができますよ。
ペット仏壇の他にもある!ペット供養グッズ
ペットの供養に活用できるアイテムは、ペット仏壇だけではありません。
ペット供養グッズには
・ペット用の位牌
・線香立て
・供養台
などの仏具に近いもののほか、
・メモリアルチャーム
・フォトフレーム
・ネームプレート
など、持ち歩けるものやお部屋のインテリアにもなるものなど、さまざまな供養グッズが登場しています。ライフスタイルに合ったアイテムを活用すると良いでしょう。
ペット仏壇の相場は1万円〜3万円
ペット仏壇は、サイズやデザインが豊富にある分購入価格にも幅があり、1万円から3万円程度が相場です。
ステージタイプのものであれば、1万円以下で購入できる場合もあり、多頭分の遺骨が入るような大きめの仏壇なら10万円以上する場合もあります。
おすすめのペット仏壇を紹介
■ガラス扉デザイン
ガラスの扉が特徴的なこちらの仏壇は、扉を閉めていても大切なペットの存在が感じられることが特徴です。棚台を外せば、大きめの骨壷(5寸まで)も納めることができます。
■ステージタイプ
ひな壇だけがある「ステージタイプ」は、購入費用が安価なだけでなく、持ち運びや手入れの手軽さからも人気を集めています。
■ニトリの仏壇も人気
家具や寝具、調理雑貨なども販売しているニトリでは、コンパクトな仏壇の取扱があります。ペット仏壇の専門店と同等の価格で購入できるだけでなく、インテリアに馴染みやすいデザインであることもおすすめできるポイントです。
ハンドメイドで用意することもOK
ペット用の仏壇をあえて用意せず、供養セットをアレンジしてハンドメイドする方法もあります。
線香立てや位牌などは仏具を用意する必要がありますが
・遺影を立てるための写真立て
・お供え用の器
などはダイソーやホームセンターなどの商品を用いれば、安価に用意できますね。
まとめ:ペット仏壇はライフスタイルに見合うサイズ・デザインを意識し、目に触れる場所に置こう
大切な家族の一員であるペットとのお別れは辛く悲しいもの。かけがえのない存在だからこそ、後悔のない供養をしたいですよね。
そこで需要が高まっているアイテムがペット仏壇です。ペット仏壇があれば、遺骨を霊園に預けずとも自宅に安置し、毎日手を合わせることが叶います。
購入する際は、ライフスタイルに見合うサイズ・デザインに注目し、家族と相談の上検討しましょう。合わせて仏壇を置く場所は、湿気が少なく、目に触れやすい場所を検討しておくと良いですね。