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【終活アプリまとめ】エンディングノート・遺言をアプリで残す!?活用のメリット・デメリットも紹介!

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目次

エンディングノートはアプリを活用する方法もある

エンディングノートとは、自分自身に万が一があったときの備えとして

  • 家族へのメッセージ
  • 病気の治療や葬儀形式への希望
  • 銀行口座などの遺産にまつわる情報

など「自分の思い・自分にしか分からない情報」を残しておくノートです。

自分の死後、家族に伝えたいメッセージを残すことができるため、定着化しつつある終活の取り組みだともいえます。

そんなエンディングノートは、最近ではスマートフォンやタブレットで作成して残せるアプリが登場しています。

エンディングノートとして活用できるアプリ3選

では早速、エンディングノートとして活用が期待できるアプリを3つご紹介していきます。

100年ノート

「100年ノート」は、生活総合情報誌の「はいから」編集部が提供しているアプリで、android、iPhone両方での使用が可能です。

記入項目が分けられているので、エンディングノートとして残す内容が分かりやすいことが大きな特徴。さらに音声入力もできるため、キーボード操作が苦手、困難な場合でも活用できるという利点もあります。

100年ノート

また、情報の保護に力を入れていることも「100年ノート」の特徴。情報開示の許可設定をした遺族でないと情報開示の依頼はできません。利用自体は無料ですが、情報開示のときに3万円(税別)の開示費が必要です。

100年ノート:https://100note.jp/site/pc/

わが家ノート

三菱UFJ信託銀行が運営している「わが家ノート」もオススメできる終活アプリです。エンディングノートとして入力した内容は「誰に・どのタイミングで伝えたいのか」を設定できます。

さらに、日々の健康管理として歩行数や食事内容、血圧などを記録できるというメリットもあります。アプリ内のコンテンツを家族で共有できるため、離れた場所に住む家族にも安心が届けられます。

わが家ノート

三菱UFJ信託銀行に口座がない方でも利用できることも嬉しいですね。

わが家ノート:https://www.tr.mufg.jp/lp/wagayanote/

そなサポ

スムーズな相続をサポートしたいと願うなら、大切な資産や継承者を事前に登録しておくことが可能な「そなサポ」がオススメ。資産を受け継ぐ方に対して動画のメッセージを残すこともできます。

この他、資産を継承する子ども達などに対して、利用者のタッチ一つで健康を確認して通知できる「見守りサービス」の利用も可能です。

そなサポ:https://sonasapo.com/lp

遺言もアプリを活用して残すことが可能

遺産相続や遺産整理に最も有効な手段は「遺言を残すこと」でしょう。実は、この遺言の作成をサポートしてくれるアプリがあります。

これらのアプリを活用して作成された遺言は、法的な効力を有するものではありませんが、残された家族内でのもめ事の回避につながることも期待できます。

なお、無料で利用できるアプリも登場していますが法的な効力を持つ遺言の作成にはそれなりの費用が必要なことも把握しておきましょう。

民法で定められた法的な効力を持つ遺言には

  • 筆証書遺言(被相続人が自筆で作成する遺言書)
  • 公正証書遺言(遺言者が伝えた内容を公証人が書面に落とし込んで作成する遺言書)

などがあり、書面で作成されたものが基本です。

遺言を残すために活用できるアプリ2選

遺言を残す場合に活用できるオススメのアプリをご紹介していきます。

タイムカプセル

日常のコミュニケーションツールとして活用している人も多い「LINE(ライン)」。「タイムカプセル」は、LINEを使用して作る遺言です。

使用方法はとても簡単で、LINEのお友達にタイムカプセルを追加するだけ。トークで質問に回答し、法的にも問題のない遺言を作成していくためのサポートも担ってくれます。

タイムカプセル:https://timecap.jp/

らくつぐ

「らくつぐ」は、司法書士事務所が監修した遺言作成のアプリです。家族構成に応じて「相続人は誰なのか」を判定できるだけでなく「相続」なのか「遺贈」なのかの文言の使い分けも判定してくれます。

何度でも作り直しができ、スマートフォンがあればいつでも作成できることも魅力ですね。

らくつぐ:https://rakutugu.com/

遺影撮影アプリは要確認

終活の一環として、生前に遺影を用意しておきたいと考える方も増えてきました。しかし、葬儀で使用するような遺影を作成できるアプリは提供されていない様子。

遺影の用意方法には

  • 手持ちの写真を遺影に加工する
  • 新しく遺影用の写真を撮影する

という2通りの方法があり、遺影の写真はプロに依頼するだけではなく、スマートフォンや手持ちのカメラでセルフ撮影することも可能です。

しかし、セルフ撮影した写真も背景をなくしたり、色合いを修正したりと遺影写真として使用できるよう、何らかの加工が必要名ことは、手持ち写真と変わりはありません。

画像の切り抜きや色合いの調節程度なら既存のアプリやソフトで対応できるケースもありますが、アプリのクオリティにも注意し、プロの力を借りることも視野に入れると良いでしょう。

https://ikikata.nishinippon.co.jp/term/406/
https://ikikata.nishinippon.co.jp/syukatsu/805/

終活アプリ活用の注意点

スマートフォンがあればどこでも作成でき、手軽に始められることや、画像や動画も残せることが魅力のエンディングノートや遺言作成などの終活アプリ。メリットも多い一方、事前に確認しておかないと家族に対する想いを残せない結果になる可能性もあります。

活用する前に注意したいポイントをまとめていきます。

アプリのサービスが終了する可能性がある

開発会社や提供している会社の都合などで、アプリのサービスが終了となる可能性は否定できません。作成したエンディングノートや遺言がアプリの終了に伴い完全に見られなくなってしまいます。

これはアプリを活用してエンディングノートや遺言を残すことの最大のデメリットです。

デメリット回避のため、画面をスクリーンショットで残しておくことや、ノートなどに書き写しておくことを検討しましょう。

なおエンディングノートは100円ショップでも購入できるため、アプリと平行して活用することもオススメです。

https://ikikata.nishinippon.co.jp/syukatsu/742/

完全に無料で利用できるとは言い切れない

終活アプリは無料で開始できるものが多い一方で、特定の機能を利用したい場合は追加費用がかかるケースもあります。

また、前述した「100年ノート」のように、情報を開示する際に費用がかかるものもあるため、利用前には「何にお金がかかるのか」「どこまでは無料で利用できるのか」を確認しましょう。

ログインパスワードを控えておく

ログインするときは、パスワードが必要なアプリもあります。パスワードが分からなくなってしまうと、アプリを新しくダウンロードした際にログインできません。機種変更や、スマートフォンの故障に備え、ログインパスワードを残しておくと良いですね。

希望通りの内容が作成できない場合もある

記入する項目が予め決まっている終活アプリを利用する場合は、書く内容を悩んでいる場合には大きな手助けとなる一方で、自由度が下がるともいえます。

そのため、自分で書きたい内容がある、イメージできているという場合には、アプリの設定が足かせになることも。

残したい項目が多い場合は、アプリでは対応しきれないことも理解しておきましょう。

注意点を確認し、終活アプリを活用して手軽に想いを残そう

スマートフォンやタブレットが普及した昨今、終活の定番ともいえるエンディングノートや、遺言書を作成するためのサポートアプリも登場し、注目を集めています。

これらのアプリは無料のものも多く、スマートフォンやタブレットがあればいつでも開始できる手軽さや、動画や思い出の写真を残せることも大きな魅力です。しかし、アプリのサービス終了でデータがなくなってしまうという心配点もあります。

そのため、エンディングノートや遺言書をアプリで残す場合は、利用料の有無やデータ消失に備えておくことが大切だといえるでしょう

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