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自分史の書き方を解説!テンプレートやアプリもご紹介【書き方例付】
自分史は自分自身の軌跡をたどる記録
終活の一部として、自分史を書いてみたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。自分史は、生まれてから今までの自分が生きてきた軌跡をたどる記録です。
この記事では、そんな自分史の書き方を事例付きで解説します。
自分史を書く理由は人それぞれ
自分史を書いてみたいと思う理由は人それぞれです。どんな理由が考えられるのか下記に挙げてみました。
- 自分の死後、家族に読んでもらいたい。
- 自分の人生を自身でしっかり振り返りたい。
- 人知れずこっそり人生を振り返り死ぬ前に処分したい。
- 過去に出会った人たちのことを振り返りたい。
- 過去の自分を振り返ることで育ててくれた親に感謝したい。
- 子供たちへの思いを自分史に書き残しておきたい。
この他にも、多くの思いがあるのではないでしょうか。
自分史の書き方
自分史の書き方を考えてみます。
まずは自分年表を作って過去の自分を整理し、書きたいと思うエピソードをわかりやすく箇条書きにします。覚えていないことがあれば、親や兄弟姉妹、親戚に尋ねてみてください。母子手帳や育児日記などがあれば、見せてもらうと良い参考になります。
書きたいことが決まったら、構成を考えて文章を執筆しましょう。
自分の年表をつくる
まずは自分の人生を振り返り、年表を作ります。下記で紹介するアプリやテンプレートなどで自分の年表を作っても良いですし、シンプルにワードやノートなどに箇条書きするのもおすすめです。
生まれてから今までを書くのも良いですが、書きたい部分のみでも良いでしょう。ひとそれぞれの年表の書き方があるはずです。以下は、結婚や子供をメインにした、家族年表の書き方例です。
書きたいエピソードを箇条書きにする
書きたいエピソードを箇条書きにします。書きたいことが数多くあるケースの場合、整理するのに助かります。
たとえば、以下のように思い出深い小さいころのエピソードを箇条書きにするのも良いのではないでしょうか。
構成を考える
年表、エピソードを書いたら、大まかに構成を考えます。以下に構成の書き方を挙げてみました。
- タイトルを考えます。例「私の〇〇年!愛と音楽の日々」「○○家の歴史 代々続いた教訓を解説」
- リード文を書きます。例:「はじめに」と書いて自分史を書いた思いを書く。日本に起こったことなどを書きながら、自分史を書いている現在の出来事にふれてリード文にする。
- エピソードを見出しにしていく。例:「思い出深い海水浴」「涙の卒業式」など。
- 最後にまとめとなるようなあとがきを書く。例:自分史を書いた感想や子孫への思いを書く。未来への思いを書くなど。
文章を執筆
見出しに合わせて文章を執筆しましょう。ポイントは見出しに合う事柄を書くように気を付けることです。書きながら脱線してしまうことがあるので、書いては確認ということを繰り返します。
書き終わったら、必ず声に出して読み、不自然だったり、意味不明と思われたりしたところを訂正しましょう。
自分史テンプレートをご紹介
自分史を書くためのテンプレートも存在します。ここでは、無料で簡単に使えるものをご紹介します。本にできるものやスプレッドシートを利用できるもので、いずれもマイクロソフトから出ています。手書きよりもパソコンで書きたいという方におすすめです。
無料で使えるテンプレートを2点ご紹介します。自分史のテンプレートはここに紹介したもの以外にもいろいろ存在します。ネット検索で探して、使いやすいものを見つけましょう。
「自分史本」を作れるテンプレート
こちらのPowerPointのテンプレートは本が作れます。自分史を本として保存したい方におすすめです。また、写真も簡単に入れられるので、載せたい写真がある方にも良いでしょう。
年表もテンプレート化されているので、苦労なく楽しみながら作成できます。
スプレッドシートで作る
スプレッドシートで作成することも可能です。下記のスプレッドシートをコピーしてご自身用として使えます。
以下は記入例です。参考にしてください。特に書き方に決まりはないので、心に残る出来事を書き記しておきましょう。
自分史アプリもおすすめ
自分史アプリもいろいろと出ています。
アプリですと気軽に使えるので、作成しやすいと思われる方は多いでしょう。評判の良いものを2点ご紹介します。
自分史を綴る年表ノート :Chroniat(クロニア)
自分史を綴る年表ノートクロニアです。自分史のみでなく仕事や趣味の記録にも使えます。またエッセイを書くのに使うのもおすすめです。
その他家族や親戚、好きだった人について書くのも良いでしょう。いろいろな記録を残したい人、文章を書くのが好きな人はインストールしてみませんか。
おもいでキット
「おもいでキット」は、高齢者や認知症を患っている方でも使いやすいように作られています。自分史や回想録を書くのには最適です。
また、介護に従事されている方が、高齢者とのコミュニケーションツールとして利用することもできます。思い出の写真を登録することも可能なので、個性的な自分史になりそうです。
まとめ:年表やエピソードを書きだしたりテンプレートやアプリを使ったりして自分史を書こう
終活の一つである自分史は、自分なりの年表や心に残っているエピソードを書き出し、構成や文章をつけて書きます。ノートに書いたり、パソコンのワードに書いたりすることもできますが、無料で使えるテンプレートやアプリを使うことも可能です。
自分史の書き方には、明確な決まりはありません。思うままに自由に楽しく書きましょう。