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【汚部屋ゴミ屋敷】自力や女性でも片付けできる順番や仕方とは?困ったときの業者の選び方・おすすめ業者15選を紹介

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目次

汚部屋ゴミ屋敷を自力で片付けるメリット・デメリット・程度や条件とは

汚部屋やゴミ屋敷を自力で女性でも片付ける場合のメリット・デメリット、さらに自力で片付けられる程度や条件を解説します。

汚部屋やゴミ屋敷を自力で片付けるメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット
  1. 自分のペースで片付けができる
  2. 清掃業者に依頼するよりも出費を低く押さえられる
  3. 重要書類や写真などプライバシーが守られる
デメリット
  • 片付けに時間がかかる
  • 遠方から通うと交通費がかさむ
  • 大量のゴミを自分で処分する必要がある
  • 生ごみや腐敗物などで害虫が発生している場合は消毒する必要がある

汚部屋ゴミ屋敷を自力で片付ける・メリットを解説

汚部屋やゴミ屋敷を自力で片付けるメリットを3つ解説します。

自分のペースで片付けができる

誰に気兼ねをする必要もなく、自分のペースで片付けができます。

自力で行うため時間や日数はかかりますが、空いた時間や休日を利用し自由に時間配分できるのがメリットです

清掃業者に依頼するよりも出費を低く押さえられる

清掃業者に依頼すると片付けと清掃、処分費などで数万円~数十万円の出費が予想されます。

しかし自力で片付ける場合は人件費が不要となり、粗大ごみは自治体の粗大ゴミセンターを利用するなど、低価格で処分できるといったメリットがあります。

重要書類や写真などプライバシーが守られる

片付けの中でも紙類は多いもの一つです。それらの中に「内容証明」や「重要書類在中」といった書類がある場合は保管しておきましょう。

また写真やアルバムも大切な思い出の品です。自力で片付けをしていれば、プライバシーも守られます。

汚部屋ゴミ屋敷を自力で片付ける・デメリットを解説

汚部屋やゴミ屋敷を自力で片付けるデメリットを4つ解説します。

片付けに時間がかかる

汚部屋やゴミ屋敷を自力で片付ける最大のデメリットは、「片付けに時間がかかる」です。

片付けに時間がかかる理由は以下の通りです。

片付けに時間がかかる理由
  • 一人で片付けをしている
  • ゴミ収集日までゴミが出せず、後日改めてゴミ集積所に運ばなければならない
  • 遠方に住んでいる、または仕事で忙しく片付け作業に集中できない

遠方から通うと移動費用がかさむ

汚部屋やゴミ屋敷と離れて暮らしている場合、片付けに通うたびに交通費がかかります。

距離によっては高速道路代やガソリン代、新幹線代やタクシー代など思った以上の出費になる場合があります。

大量のゴミを自分で処分する必要がある

汚部屋やゴミ屋敷の片付けは、当然ですが大量のゴミが出ます。片付けが終わり、分別した大量のゴミをゴミ収集所に運ぶのは手間と体力が必要です。

さらに

・ 家具や家電は各市町村の粗大ゴミセンターに申し込む
・ パソコンは、製造メーカーでリサイクルすることが義務づけられている

などゴミによって処分方法が異なるため注意が必要です。

生ごみや腐敗物などで害虫が発生している場合がある

汚部屋やゴミ屋敷の片付けでは、生ごみを放置したままの状態や、食べ物が腐ってしまいそこから虫がわいたり、害虫が発生していたりと非常に不衛生な場合があります。

不衛生な部屋を片付ける場合は、事前にバルサンなどの殺虫くん煙剤を使用したり、片付けの後は念入りな清掃や消毒が必要になるなど、手間や時間がかかります。

汚部屋ゴミ屋敷を自力で片付けられる程度や条件とは

汚部屋やゴミ屋敷を自力で、さらに女性でも片付けられる程度や条件は以下の通りです。

自力で片付けられる程度や条件
  1. 玄関を開けることができる
  2. ゴミはあるが床が見える、部屋のドアや窓を開閉できる
  3. 大型の家具や家電を処分する際、作業を手伝ってくれる人がいる

1. 玄関を開けることができる

「玄関を開けることができる」は非常に重要です。敷地から玄関までの導線が確保でき、ゴミの搬出や運搬に支障がない状態であるか確認しましょう。

なぜならば、敷地内や玄関前までゴミが溢れている場合は、室内にゴミが収まりきれず室外にゴミが溢れていると考えられるからです。

そのため、玄関を開けることができる、またはできない状態なのかは非常に重要なポイントです。

2. ゴミはあるが床が見える、部屋のドアや窓を開閉できる

汚部屋やゴミ屋敷の中の環境が以下であるか確認しましょう。

自力で片付けるために汚部屋やゴミ屋敷の環境を確認しよう
  • ゴミはあるが床が見える状態で作業スペースや導線が確保できる
  • 片付ける前の状態で部屋のドアやふすまが開閉できる
  • 窓を開け換気ができる状態である

汚部屋やゴミ屋敷は締め切った状態のまま長年換気をしていない場合があります。カビが発生していたり、ホコリが堆積していたりと不衛生な環境で片付けるのは体に悪い影響をおよぼしかねません。

ゴミはあるが床が見えるか、部屋のドアや窓を開閉できるかは重要なポイントです。

3. 大型の家具や家電を処分する際、作業を手伝ってくれる人がいる

ダイニングテーブルやベットなどの大型家具、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を処分する際、運びだしや運搬の作業は一人ではできません。

これらの作業を手伝ってくれる人がいるかどうかも重要なポイントです。

汚部屋ゴミ屋敷を自力で片付ける・モチベーション維持と準備編

汚部屋やゴミ屋敷を自力で片付けると決めたら、モチベーションの維持と準備について解説していきます。

汚部屋ゴミ屋敷を自力で片付ける・片付けのモチベーションを維持するには?

汚部屋やゴミ屋敷を自力で片付けると決めたら、まずは心持ちを整えましょう。
片付けには、体力はもちろんですが気力も非常に重要です。

汚部屋やゴミ屋敷の広さによりますが、自力での片付けは時間がかかります。数日で終わる場合もあれば、数か月かかる場合もあります。

やみくもに作業をしていては、体力気力ともに疲弊してしまいがち。そこで重要なのが片付けに対してのモチベーションの維持です。

片付けのモチベーションを保つには2つあり、一つ目は片付け後の目標設定、二つ目は作業する日の心持ちです。

片付け後の目標設定

汚部屋やゴミ屋敷を片付けた後の目的や目標を明確にしましょう。

片付けた後の目的や目標を明確にしよう 
  • 片付いた部屋や清潔な空間で生活したい
  • リノベーションをして住みたい
  • 貸し出しをする、または売却をしたい

など

片付けた後の目的や目標があるとモチベーションの維持に繋がります。

作業する日の心持ちや片付け方

作業する日はどんな心持ちで片付けるのか、また片付け方を解説します。

心持ちと片付け方
  • 迷ったら捨てると決める
  • 片付ける部屋や場所を決め集中的に片付ける
  • タイマーなどを活用し、集中して作業する時間と休憩時間を交互に取る

いざ片付けを始めると、捨てるかどうか迷ってしまいますが、貴重品や重要書類以外は捨てると決めておくと作業がはかどります。

当日、片付ける部屋や場所を決めたら、決めた所を集中的に片付けましょう。

またポモドーロ専用タイマーアプリやYouTubeのポモドーロタイマーを利用し、集中する時間と休憩時間を交互に取ると作業効率が高まるといわれています

適度な休憩や水分を取りながら片付けを行いましょう。

汚部屋ゴミ屋敷を自力で片付ける・準備編

汚部屋やゴミ屋敷を自力で片付けるために必要な情報、掃除用具、当日の服装などを紹介します。

各市区町村のゴミ収集日や分別・出し方を調べる

お住まいの地域、または片付けている地域の可燃ゴミや不燃ゴミ、資源ゴミの収集日を調べておきましょう。

各市区町村ごとにゴミの分類や出し方が異なります。市区町村のホームページなどで収集日や分類、出し方を調べておけば、スムーズにゴミを処分できます。

ゴミ処理場への持ち込みが可能か調べる

お住まいの地域や片付けている地域によりますが、ゴミ処理場へ直接ゴミを持ち込むことができます。

ゴミを運ぶ車がない場合は、運搬用の軽トラックを無料で貸出をしている市区町村もあります。事前にHP等で確認してみましょう。

汚部屋やゴミ屋敷と別の場所に住んでいるため、ゴミの収集日にゴミが出せないという方は検討してみてはいかがでしょうか。
収集日を待たずにゴミが処分できれば、大幅な時短となります

ゴミ処理場に持ち込み可能なゴミの例
  • 可燃ゴミ
  • 不燃ゴミ
  • ビンや缶、古紙や段ボールなどのリサイクルゴミ
  • リサイクル券が必要な家具や家電

持ち込みができる場合、各ゴミ処理場ごとに持ち込めるゴミの種類は異なります。必ず事前に確認してください。

片付けや清掃に必要な道具の紹介

片付けや清掃に必要な道具類を紹介します。

片付けや清掃に必要な道具類
  • 市町村指定のゴミ袋または透明なゴミ袋
  • 軍手(滑り止めが付いているタイプ)
  • マスク
  • エプロン
  • 段ボール箱
  • ガムテープ
  • はさみ
  • 紐(新聞紙や雑誌のまとめ用)
  • 殺虫くん煙剤や殺虫スプレー剤
  • ほうき
  • ちりとり
  • はたき
  • ウエットシート
  • フロアシート
  • バケツ
  • 掃除機
  • 洗剤
  • 雑巾

汚部屋やゴミ屋敷を片付ける際、害虫が発生している様子が見えなくとも事前に殺虫くん煙剤を利用しておくといいでしょう。

作業中に害虫が出てくると、それだけでモチベーションが下がってしまいます。事前に害虫対策を行っておけば安心して片付け作業ができます。

掃除機を使いたいが、コンセントの差し込み口がゴミで見えないといった場合は、ほうきやちりとりが便利です。ホコリやゴミの他、ガラス片や虫の死骸など見つけたらサッと片付けることができます。

また台所や洗面所にゴミが溜まっていて水が使えない時にはウエットシートが便利。雑巾でもいいのですが、洗ったり干したりと意外と手間がかかるもの。
ウエットシートやフロアシートなら汚れたらゴミと一緒に捨てられるので、手間がかからず時短にもなります。

片付け当日の服装や持ち物を紹介

片付け当日の服装や持ち物を紹介します。

服装や持ち物
  • スニーカーなど動きやすい靴
  • 長袖、長ズボン
  • タオル
  • 水やスポーツドリンク
  • 塩飴や塩分が補給できるタブレットなど
  • ようかんやチョコレートなどのおやつ

汚部屋やゴミ屋敷に入る際は、素足で入るのは大変危険。ガラス片や先の尖ったもの、害虫をうっかり踏んでしまう可能性があります。 そのため作業を行う際はスニーカーなど動きやすい靴を履いて作業をしましょう。

服装も長袖、長ズボンが安心です。汗をふき取るタオルもあるといいでしょう。

また夏場に片付けを行う際は熱中症の予防のため、塩分や水分はこまめに摂取しましょう。片付けは思った以上に重労働、飴やチョコレートなどちょっとしたおやつは疲れた時の気分転換にもなりおすすめです。

汚部屋ゴミ屋敷を自力で片付ける・基本の流れを解説

汚部屋やゴミ屋敷を自力で片付けるための基本の流れを解説します。

STEP
ゴミを出す動線を作りゴミの仮置き場を作る
  • 玄関やその周辺を片付け、ゴミを出す動線を作る
  • ゴミが少ない場所を片付け、処分するゴミ袋や段ボールの仮置き場を作る
STEP
片付ける部屋や場所を決め「捨てる」「保留」「捨てない」の3種類にゴミを分ける
  • 片付ける部屋や場所を決めたら、当日は決めた場所のみ集中的に片付ける
  • 「捨てる」「保留」「捨てない」の3種類にゴミを分けながら、捨てるゴミは同時にゴミ袋にどんどん入れていく
STEP
ゴミを仮置き場に移動させ掃除をする
  • ゴミを仮置き場に移動し掃除をする
  • 掃除は上から下へと行う
    例)ほうきやはたきで天井や照明器具、家具家電のホコリを落とし、それからウエットシートやフロアシート、雑巾などでふく
STEP
ゴミの収集日にゴミを出す
  • ゴミの収集日にゴミを出す、またはゴミ処理場にゴミを持ち込み処分する
STEP
スモールステップで成功体験を積み上げる

当日は決めた場所のみ集中的に片付け、小さな成功体験を積み上げていきましょう。
汚部屋やゴミ屋敷では大量のゴミが目についてしまい、あちこち色々な場所を片付けてしまいがちです。

1日片付け作業をしても、目に見える結果が出ないと挫折してしまいます。

当日はターゲットとして決めた場所や部屋のみ集中的に片付け、きれいになった空間を実感するようにしましょう

小さな成功体験が、汚部屋やゴミ屋敷を片付けるモチベーションの維持につながります。

あとはステップ2~ステップ4を繰り返し、汚部屋やゴミ屋敷の片付けを行います。

汚部屋ゴミ屋敷を自力で片付ける・仏壇神棚の処分方法を解説

汚部屋やゴミ屋敷に仏壇や神棚を祀っている場合の処分方法を解説します。

衣類や家具、家電などは処分できても、仏壇や神棚はどう処分したらいいか躊躇してしまいます。そのまま捨ててもいいのか、何か特別な作法があるのかなど、それぞれの処分方法を解説していきます。

仏壇の処分方法を解説

仏壇の処分方法を解説します。

仏壇の処分方法は4つ
  1. 菩提寺やお寺に引き取ってもらう
  2. 仏壇仏具店に引き取ってもらう
  3. 不用品回収業者に引き取りを依頼する
  4. 自治体のゴミ処理場に直接運ぶ・粗大ゴミの日に出す

仏壇を処分する際には「魂抜き(たましいぬき)」や「閉眼供養(へいがんくよう)」と呼ばれる仏教の儀式が必要といわれています。

「魂抜き(たましいぬき)」や「閉眼供養(へいがんくよう)」とは、ご先祖様の魂を仏壇から抜く儀式です。これらの儀式を行い、魂が入った仏壇から木の箱になるとされています。

「魂抜き(たましいぬき)」や「閉眼供養(へいがんくよう)」は必ず行うものと決まってはいません。儀式を行う行わないという判断は、家族や親族と相談して決めましょう。

①、②の処分方法は、「魂抜き(たましいぬき)」や「閉眼供養(へいがんくよう)」が含まれていることが多いようです。詳しくは菩提寺やお寺、仏壇仏具店に確認してください。

③の「不用品回収業者に引き取りを依頼する」場合、「魂抜き(たましいぬき)」や「閉眼供養(へいがんくよう)」の儀式を依頼できる業者もあります。

出典:片付け堂
出典:株式会社クマダ

神棚の処分方法を解説

神棚の処分方法を解説します。

神棚の処分方法は4つ
  1. 神社に引き取ってもらう
  2. 仏壇仏具店に引き取ってもらう
  3. 不用品回収業者に引き取りを依頼する
  4. 自治体のゴミ処理場に直接運ぶ・粗大ゴミの日に出す

神棚の処分方法は、①の神社に引き取ってもらう以外は仏壇の処分方法と同じです。

神様を祀っている神棚を、そのままゴミとして処分していいのか非常に気になります。神棚を引き取り、処分する前に祈祷をしてくれる業者や郵送で引き取りをしている神社もあります。

出典:富士浅間神社

④の「自治体のゴミ処理場に直接運ぶ・粗大ゴミの日に出す」場合、中に納めているお札は神社にて処分してもらい、神棚本体はホコリを落とし、粗大ゴミに出すといいでしょう。

仏壇、神棚の処分方法はさまざまありますが、ご自身の納得できる方法を選択し、心残りがないようにしましょう。

汚部屋ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する・おすすめ業者15選

汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する場合のおすすめ業者を15社紹介します。

① ゴミ屋敷バスター七福神

出典:ゴミ屋敷バスター七福神

② ハウスクリーニング屋さん

出典:ハウスクリーニング屋さん

③ お助け屋

出典:お助け屋

④ ライト

出典:ライト

⑤ 遺品整理のミカタ

出典:遺品整理のミカタ

⑥ 片付け堂

出典:片付け堂

⑦ 汚部屋ハウスクリーニング 株式会社まごのて

出典:汚部屋ハウスクリーニング 株式会社まごのて

⑧ ゴミ屋敷片付けプログレス

出典:ゴミ屋敷片付けプログレス

⑨ 粗大ゴミ回収隊

出典:粗大ゴミ回収隊

⑩ オールサポート

出典:オールサポート

⑪ 遺品整理110番

出典:遺品整理110番

⑫ 粗大ゴミ回収サービス

出典:粗大ゴミ回収サービス

⑬ ゴミ屋敷専門パートナーズ

出典:ゴミ屋敷専門パートナーズ

⑭ 関西片付け隊

出典:関西片付け隊

⑮ みんなの遺品整理

出典:みんなの遺品整理

汚部屋ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する目安を紹介

汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する目安を紹介します。

汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する目安は4つ
  1. 玄関前や敷地内にゴミが溢れ部屋や家の中を見通せない
  2. 腐臭が漂い害虫が発生している
  3. 片付け作業を手伝ってくれる人がいない
  4. 仕事が忙しく時間がない・遠方に住んでいて片付けが負担に感じる

① 玄関前や敷地内にゴミが溢れ部屋や家の中を見通せない

玄関前や敷地内にゴミが溢れている場合は、部屋や家の中に大量のゴミがあると考えられます。

玄関を開けて廊下や部屋が見通せないほどゴミがあり、何層にもゴミが堆積している場合は自力での清掃は非常に時間と手間がかかります。このような状態の時は業者に依頼を検討してみてはいかがでしょうか。

② 腐臭が漂い害虫が発生している

部屋や家の中に長期にわたりゴミを放置していると、生ごみや食べ残しなどが腐り、腐臭が漂います。またその臭いや食べ物の残骸に引き寄せられ害虫が発生する場合があります。

このような環境下で自力で片付けるのは精神的に辛いものです。このような状態は早めにゴミを処分する必要があります。清掃も行っている業者に依頼するのがいいでしょう。

③ 片付け作業を手伝ってくれる人がいない

汚部屋やゴミ屋敷の片付けでは、不要な家具や家電の処分も発生します。タンスやベットなどの大型家具や、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電を一人で運び出すのは困難です。

一人で運び出そうと無理をしてケガを負っては大変。また家具や家電は買取してもらえる場合もあるので、片付けと買取を業者に依頼するのもいいでしょう。

④ 仕事が忙しく時間がない・遠方に住んでいて片付けが負担に感じる

汚部屋やゴミ屋敷は気になっているが、仕事が忙しくまとまった時間が取れない、または遠方に住んでいて片付けに通うのが負担と感じる方もいらっしゃると思います。

片付けのために有給を使ったり、片付けの度に高速道路代や新幹線代が発生している状態であれば、業者に依頼を検討してみてもいいでしょう。

汚部屋ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するメリット・デメリットを解説

汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するメリット・デメリットを解説します。

メリット
  • 大量のゴミの分別から回収、清掃まで依頼できる
  • ブランド品や家具や家電の買取も依頼できる
  • 仏壇や神棚の処分も依頼できる
  • 当日の立ち合いが不要
デメリット
  • 汚部屋やゴミ屋敷を見られるのが恥ずかしい・プライバシーが気になる
  • 費用がかかる

汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するメリットを解説

汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するメリットを4つ解説します。

大量のゴミの分別から回収、処分、清掃まで依頼できる

汚部屋やゴミ屋敷の大量のゴミを分別するのは大仕事です。自分で分別していると捨てるかどうか迷ってしまう物も、業者は支持した通りに分別をしてくれます。

大量のゴミを回収した後は、部屋や家の中の清掃を行い引き渡されます。

家具や家電、ブランド品の買取も依頼できる

業者の中には、家具や家電、ブランド品の買取サービスも行っています。査定金額に納得できれば買取が成立。片付け料金から買取金額を差し引けば、出費も押さえられます。

仏壇や神棚の処分も依頼できる

汚部屋やゴミ屋敷にある仏壇や神棚も業者に処分を依頼できます。儀式やお祓い、お炊き上げなど処分方法を明示している業者もあるので、確認してみましょう。

当日の立ち合いが不要

片付け当日は基本的には立ち合いをおすすめします。しかし仕事や遠方に住んでいる場合は、当日は立ち会う必要はありません。

立ち会えない場合は、トラブル防止のため契約書を交わしておきましょう。

汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するデメリットを解説

汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するデメリットを2つ解説します。

汚部屋やゴミ屋敷を見られるのが恥ずかしい・プライバシーが気になる

汚部屋やゴミ屋敷を見られるのを恥ずかしいと感じたり、プライベートな空間に知らない人を入れるストレスがあります。

費用がかかる

片付けを業者に依頼する上で気になるのが費用です。ゴミの量や室内の汚れ具合によって、作業する人数や内容は異なりますが、数万円~数十万円の費用がかかる場合があります。

汚部屋ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する・後悔しない業者選びのコツや費用の目安

片付け業者に依頼する際、あとあとトラブルにならないようにしたいものです。ここでは後悔しない業者選びのコツや費用の目安を解説します。

汚部屋ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する・後悔しない業者選びのコツを解説

汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する際の、後悔しない業者選びのコツを解説します。

後悔しない業者選びのコツは3つ
  1. HPにプライバシーポリシーや個人情報保護方針を明記しているか確認する
  2. 複数の業者から見積りを取る
  3. 契約書を作成しているか確認する

① HPにプライバシーポリシーや個人情報保護方針を明記しているか確認する

業者のHPに「プライバシーポリシー」または「個人情報保護方針」が明記されているか、必ず確認しましょう。

汚部屋やゴミ屋敷といっても、家の中はプライベートな空間です。書類やアルバム、個人の信仰などプライバシーに係るものを取り扱う作業になります。

「プライバシーポリシー」または「個人情報保護方針」が明記されているかどうか、業者選びの非常に重要なポイントです。

② 複数の業者から見積もりを取る

複数の業者から見積りを取るようにしましょう。見積りを依頼する際、できるだけ汚部屋やゴミ屋敷の現場を見てもらうよう希望を伝えましょう。

現場を見ながら口頭で決めた内容があれば、あとで文章に起こし、お互い確認するとトラブルになりません。また複数の業者から見積りを取ると、必要な作業や価格帯が把握でき、不要なサービスを削る判断もできます。

作業内容や作業完了日など、見積り内容をしっかり精査し、依頼する業者を決めましょう。

③ 契約書を作成しているか確認する

見積りを依頼する際、契約書を作成するか確認しましょう。

令和2年3月に総務省行政評価局より発表された「遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書」を参照しました。

調査協力を得られた 69事業者に関する限り、実際に契約書を取り交わす例 は約6割である(未聴取 2)。

引用元:令和2年3月総務省行政評価局「遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書」

このように、実際に契約書を取り交わす例は6割。見積書をもって契約書に代替している業者もあるようですが、可能な限り契約書を交わしましょう。

契約書の項目の一例
  • 作業実施日と作業完了日
  • 手付金の有無
  • 支払い方法
  • 実施するサービスの内容
  • 依頼者の秘密保持
  • 個人情報の取扱い
  • 損害賠償やトラブルが発生した場合の取扱い
  • 搬出した品物の所有権の放棄
  • キャンセル料

契約書に上記のような項目が明記されているか必ず確認しましょう。

汚部屋ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する・費用の目安を解説

汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する際の費用の目安を解説します。

令和2年3月に総務省行政評価局より発表された「遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書」を参照しています。

以下は実際の見積書75例に記載されていた金額の分布です。

出典:令和2年3月総務省行政評価局「遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書」

作業内容によりますが、10万円から40万円の間が多く見られます。しかし40万円以上から100万円を超えるものもあります。

汚部屋ゴミ屋敷の片付けQ&A

汚部屋やゴミ屋敷を自力で、さらに女性でも片付けられる程度や条件とは?

①玄関を開けることができる
②ゴミはあるが床が見える、部屋のドアや窓を開閉できる
③大型の家具や家電を処分する際、作業を手伝ってくれる人がいる

汚部屋ゴミ屋敷を自力で片付けるメリット、デメリットとは?
自力で片付けるメリット
  • 自分のペースで片付けができる
  • 清掃業者に依頼するよりも出費を低く押さえられる
  • 重要書類や写真などプライバシーが守られる
自力で片付けるデメリット
  • 片付けに時間がかかる
  • 遠方から通うと交通費がかさむ
  • 大量のゴミを自分で処分する必要がある
  • 生ごみや腐敗物などで害虫が発生している場合は消毒する必要がある
汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するメリット・デメリットとは?
業者に依頼するメリット
  • 大量のゴミの分別から回収、清掃まで依頼できる
  • ブランド品や家具や家電の買取も依頼できる
  • 仏壇や神棚の処分も依頼できる
  • 当日の立ち合いが不要
業者に依頼するデメリット
  • 汚部屋やゴミ屋敷を見られるのが恥ずかしい・プライバシーが気になる
  • 費用がかかる

汚部屋ゴミ屋敷の片付けのまとめ

汚部屋やゴミ屋敷の片付けは、自力や女性でもできます。しかし家具や家電の運び出しを手伝ってくれる人がいるか、ゴミ収集日にゴミを出せるか、片付けに時間がかかってもいいなどさまざまな条件をクリアできる場合です。

条件をクリアできれば業者に依頼するよりも出費を低く押さえられ、またプライバシーも守られます。

汚部屋やゴミ屋敷の片付けに、手間と時間をかけられない場合は思い切って業者に依頼する方法もあります。

業者に依頼する際は、複数の業者から見積り書を取り、内容を比較精査し適切な業者に依頼します。さらにトラブル時に対応できるよう、契約書も必ず交わすようにしましょう。

汚部屋やゴミ屋敷といっても、大切な品や思い出の詰まった空間です。後悔しない片付け方法を選択し、清潔な空間を取り戻し新たな生活をスタートさせましょう。

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