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    「死に装束」の今。エンディングドレスの魅力とは?オススメのデザインや注意点を解説

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    自分らしい最後のためにエンディングドレスを選択する女性が増えている

    最後に着る衣装と問われたら、白い着物である「死に装束」をイメージする方も多いことでしょう。仏式の死に装束は「経帷子(きょうからびら)」と呼ばれる白いさらしの着物に手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、白足袋(しろたび)、草履(わらじ)などを身につけることが一般的です。

    https://ikikata.nishinippon.co.jp/term/409/

    しかし、昨今では「より自分らしい最後を」と願う女性が増え、死に装束に替わるエンディングドレスを選ぶ方も増えてきました。

    今回は、エンディングドレスにオススメのデザインや購入する場合に注意したいポイントをご紹介していきます。

    洋装で華やかに!オススメのエンディングドレス

    最後の一時にも華やかさを忘れず、キレイでいたいと願うなら「洋装タイプ」のエンディングドレスがオススメです。

    『マリアージュ』

    マリアージュ

    清らかさと気品あふれる美しさを演出できる「マリアージュ」のエンディングドレスは、まさにウェディングドレスをイメージできるような仕上がりです。

    スッキリとシンプルにまとまりつつ、綿密に計算されたデザインは着る女性をより美しく魅せてくれるでしょう。光沢のあるストールを羽織れば肌の色をワントーン明るく見せてくれ、表情も和らぐことでしょう。

    フラワーガーデン 

    フラワーガーデン

    「大切な人にお花を贈る」をテーマに、自然を愛する気持ちを表現したデザインです。使用している素材は、ドイツ製。水彩画のような花柄を仕入れ、特殊な技法で丁寧に染めているそうです。

    ドラマ:赤い霊柩車

    「ドラマ:赤い霊柩車」で山村紅葉さんが着用された衣装でもあります。

    エピローグドレス オパール

    エピローグドレス オパール

    ダイヤ型のコード刺繍をポイントに流れるようなタックを入れ、上品な装いに仕上げられています。ツーピースに見えますが、ワンピースタイプなので着せやすさの配慮も忘れていません。

    落ち着いたベージュ系を選べば上質な印象も加わりますね。素材は控えめにラメ糸を織り込んだことで美しさを引き立てます。

    日本人らしさを取り入れたいなら着物タイプがオススメ

    「従来の死に装束は好みではないけれど、やっぱり着物を選びたい」という場合は、着物タイプのエンディングドレスを選ぶことがオススメです。

    この他、洋装タイプよりも着物タイプのエンディングドレスのほうが馴染みやすいこともメリットだといえるでしょう。

    『白妙』

    白妙

    白い着物にピンクの桜を刺繍し、可愛らしさと上品さを兼ね備えた着物タイプのエンディングドレスです。

    白妙

    襟元には浮き出してくるような白妙桜の刺繍があり、やわらかさとボリュームをプラスしています。

    『藤紫』

    藤紫

    着物タイプだからといって白しか選べないわけではなく、優しい色味のデザインも人気があります。中でも紫は友禅にも多く用いられている色であり、高貴な色。優しく上品な印象をプラスします。

    ストールを羽織れば、より上品に見せられるだけでなく、和装の美しさを追求できるでしょう。

    購入場所は通販の他にハンドメイドする方法も

    エンディングドレスの用意方法は通販での購入が主流です。サイトの中には、問い合わせると無料で生地サンプルを配送してもらえる場合もあります。

    一方で、エンディングドレスには型紙やデザインに決まりがないため、ハンドメイドで用意する方法もあります。手持ちの洋服をリメイクしたり、気に入った生地を使用して一から制作することも良いでしょう。

    ハンドメイドする際は

    • 硬直した体にも着せられるようにサイズにゆとりを持たす
    • スムーズに着付けができるようにファスナーや留め具などを極力使わない

    ことを意識しましょう。

    この他、火葬時はエンディングドレスを着たままのため、金属製の金具などは燃え残ってしまう可能性があり、革製品も避けた方が無難です。燃えにくいというだけでなく、殺生を禁じている仏教の観点にそぐわないため、身につけないようにしましょう。

    エンディングドレスを用意したら注意したい2つのこと

    エンディングドレスを準備したら、注意したいことがあります。これは購入した場合も、ハンドメイドで用意した場合でも同じです。満足のいく最後となるよう、気をつけましょう。

    エンディングドレスを準備したことを家族に伝える

    エンディングドレスを用意したなら「最後に着たい衣装がある」と家族に伝えておきましょう。

    口頭で伝えるだけでなく、エンディングノートに書き残し、伝え漏れがないように準備しておくと良いですね。書面等で残ってれば、家族が間違って他の衣装を選ぶことも防げるでしょう。

    保管方法に注意

    生前にエンディングドレスを用意した場合、長らく着用しないことも十分に考えられます。その場合は、保管方法に注意しましょう。誤った保管方法でドレスを保管していると、色あせや虫食いなど、大切なドレスが汚れてしまう可能性もあります。

    通販で購入する場合は、保管方法を店舗に確認してみましょう。ハンドメイドで用意したのなら防虫剤を用いて保管し、たまに陰干しなどでメンテナンスをすると良いですね。

    現代の「死に装束」として自由に選べるエンディングドレスに注目が集まっている

    ファッションを自由に楽しむ女性が多い昨今だからこそ、人生の最後も「自分らしい装いで送ってほしい」と願う女性が増えてきました。このことがエンディングドレスに注目が集まっている理由だといえるでしょう。

    また、ボリュームがあるデザインを選べば、治療で痩せてしまった身体をふっくら見せられ、手術や点滴の後をカバーすることにも繋がります。生前の元気な姿を思わせる最後は、遺族側の哀しみを少しでも柔らげることに繋がるのではないでしょうか。

    「火葬してしまうから」と思わず、最後の装いを準備してみることも大切なのかもしれません。

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