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仏飯器とは?置き方や読み方は?代用品や処分方法も紹介

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目次

仏飯器とは仏壇にご飯をお供えするときに用いる器のこと

仏飯器とは、仏壇にご飯をお供えするときに用いる器のことで、仏具の一つです。

読み方は「ぶっぱんき」、浄土真宗では仏器ぶっきと呼びます。

仏飯器とともに大切にされる茶湯器

仏飯器とともに飲食供養おんじきくように必要とされる仏具に茶湯器ちゃとうきがあります。

茶湯器はお水やお茶を仏壇にお供えするときに用いる仏具で、仏器膳ぶっきぜんに乗せてお供えします。

仏飯器の置き方は仏壇の大きさにより異なる

仏飯器は、仏器膳に茶湯器と一緒にのせ、本尊に向かって右側に仏飯器左側に茶湯器を置くことが一般的と言われています。しかし、仏壇の大きさや宗派や地域によって違いが見られます。

置き方の一例は以下の通りですが、不明な場合は菩提寺や地域の年長者などに確認しておくと安心です。

大きめの仏壇であれば位牌の下の段に供える

中型や大型の仏壇であれば、本尊を安置する段が3段以上に分かれていることが多いです。

上段は位牌、仏飯器や茶湯器は中段にお供えしましょう。下段には、三具足みつぐそくやおりんなど、お参りに必要なものをおくことが一般的です。

小さい仏壇の場合は一段高くなっているところに供える

最近はマンションやアパートなどにも馴染みやすいミニ仏壇も普及しています。仏壇が小さい分、段に限りがあるため、一段高くなっているところにお供えすると良いでしょう。

浄土真宗では本尊の前にお供えする

浄土真宗は「人は亡くなるとすぐ極楽浄土に往生する」という教義であり、追善供養は行いません。そのため、ご飯は位牌ではなく本尊の前にお供えします。

仏飯器についてよくある質問

仏飯器のお供えと下げるタイミングは?

仏飯器には、毎朝、炊き立てのご飯を最初に盛ることが基本です。

また、下げるタイミングは湯気が出なくなった頃と言われています。季節や環境にもよりますが15分〜30分程度後を目安に下げ下げたご飯は家族で美味しくいただくと良いでしょう。

仏飯器の代用品は?

仏飯器の中には高価なものも見られるため、壊れたときは代用品で対応したいと考えることもあるでしょう。

そのような場合は、自宅の食器で代用しても問題ありません

安価に用意したい場合は100円ショップ(ダイソーなど)で探してみたり、インターネットショッピングでリサーチしてみることもおすすめです。

仏飯器の処分方法は?

仏具には魂は宿らないと言われています。このため、処分する場合には、魂抜きを行う必要もなく、自治体指定の方法で廃棄処分すれば良いでしょう。

なお「仏具なので供養したい」と思っている家族がいる場合は、読経を依頼したり、仏具店に引き取りを依頼したりするなど、全員が納得のいく方法をチョイスすることが大切です。

まとめ:仏飯器とは飲食供養でご飯のお供えに用いる器のこと

仏飯器とは、仏壇にご飯をお供えするときに用いる器のことで、茶湯器や仏器膳とともに飲食供養に必要な仏具の一つです。

毎朝、炊き立てのご飯を最初に盛り、茶湯器とともに仏器膳に乗せてお供えしましょう。置き方には、仏壇の大きさや宗派によって違いが見られます。

▶︎仏飯器の置き方について詳しくはこちら

壊れてしまったときは、自宅の食器で代用しても問題ありません。処分する場合も仏具には魂は宿らないと言われていますが、家族が納得のいく方法を選ぶことが大切です。

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