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葬儀ローンとは?どんな時に使えるか・組めるところ・メリット・デメリット・申請方法・ローン以外で工夫できることについて解説
葬儀ローンとは葬儀費用の分割払い
葬儀ローンは、葬儀費用を分割で支払うことです。金融サービスにあるローンと同じです。
この記事では、葬儀の費用、葬儀ローンを組めるところ、申請の仕方、メリット・デメリット・ローン以外で工夫できることについて言及します。
葬儀費用を払うのが厳しい場合はローンを組むことも可能
たいてい、葬儀の費用は終了後、一週間から10日後までに、葬儀社などに現金一括払いで払います。
しかし、支払が厳しかったり、さまざまな事情で大きなお金を使えないケースもあるものです。そんな時には、葬儀ローンで支払う場合があります。
葬儀の費用はどのくらいかかるか
葬儀の費用はどのくらいかかるものでしょうか。直送、1日葬儀、家族葬、一般葬でご紹介します。
直葬
直葬の場合、かかる費用は15~25万円です。
直葬は死亡診断書を頂いて死亡届を提出後に火葬という流れです。通夜、告別式を行わないので、他の葬儀よりも費用がかかりません。
1日葬儀
1日葬儀の相場は30万~50万円です。しかし、その他に会葬礼品、食事代、お布施がかかります。お布施は戒名の有無によって費用は異なりますが、10~30万円くらいが相場です。
葬儀社によっては、葬儀のセット料金に火葬場の使用料が含まれない場合もあります。
家族葬
家族葬は一般葬に比べると安いと思われがちですが、そんなに大幅に安いわけではありません。実際に首都圏での費用の調査を見てみますと、90~100万円ほどと言われています。
ただし、葬儀社によっても多少の差はあります。また、葬儀費用とは別にお布施や戒名もかかります。
さらに、家族葬の場合、参列者が親族のみなので、お香典の総額が一般葬に比べて安い傾向です。
一般葬
一般葬は、一番費用がかかります。しかし、ケースバイケースですが、参列者が多い場合は、お香典の総額で費用を賄える場合もあります。
一般葬の場合、平均しますと、通夜、葬儀、告別式で100万円ほどですが、葬儀社のプランによっても異なります。また、これとは別にお布施や戒名がかかりますので、合わせると200万円くらいになる場合も考えられます。
お香典のみで支払えないケースも少なくありません。
どんなところで葬儀ローンを組めるか
葬儀ローンが組めるところを紹介します。ここでは、葬儀会社と提携している信販会社、銀行、労金や信金を挙げてみました。
葬儀会社と提携している信販会社
葬儀会社と提携している信販会社があります。その一例を見てみましょう。
たとえば、信販会社特有のクレジットローンを利用して支払いができます。業界最速のスピード審査の会社などもあり便利です。最大84回ローンが可能なケースも存在します。
- 与信審査:1時間~1日
- 金利相場:8%~18%
- 支払回数:1~84回
- 利用可能な完済時の年齢:70歳以下
- 保証人:原則不要
シンプルなプランの36回払いの例です。
税込み89,100円の火葬式の場合
2回目以降の分割料金 | 2,800円 |
1回目の支払い | 5,500円 |
分割手数料 | 14,400円 |
支払総額 | 103,500円 |
銀行
銀行は葬儀ローンとしての扱いはありませんが、独自のローンがあります。以下は、大手銀行の例です。
多目的ローン
- 最長7年
- 限度額:300万円
- 金利:変動金利の場合は年5.875%、固定金利の場合は年6.7%(2022年6月現在)
- 利用可能な完済時の年齢:満71歳以下
- 利用可能な借入時の年齢:満18歳以上満66歳未満
- 保証人:原則不要
- 保証会社による審査あり
- 与信審査のスピード:1~2週間
労金、信金
労金といわれる労働金庫や信金こと信用金庫についても説明します。金利は低めですが、審査は厳しめです。
銀行のように、葬儀ローンとしてではなく、多目的ローンという名目になっているところが多いです。しかし、一部では、葬儀ローンとして掲げているところも存在します。
- 与信審査のスピード:3日~1週間
- 金利:2.5%~10%
- 限度額:500万円くらい
- 返済回数:84回まで
- 利用可能な完済時の年齢:満75歳以下
- 保証人:原則不要
葬儀ローンの申請の仕方
葬儀会社と提携している信販会社、銀行、労金や信金での葬儀ローン申請の仕方を説明します。
葬儀会社と提携している信販会社の場合
葬儀会社と提携している信販会社の場合は、以下の手順で申請します。
- 葬儀会社に葬儀ローンの希望を伝える。
- 申込用紙に必要事項を記入する。※
- 与信審査を受ける。
- 審査の結果を葬儀社から知らされる。
- 審査が通っていれば利用できる。
※インターネットでも可能
銀行の場合
銀行の場合の申請方法は、大手銀行の例です。
- 申請書に記入(インターネット可)
- 与信審査
- 銀行から合否の連絡がある。
- 契約内容を確認して契約。
事前に本人確認書類などを用意します。詳細は銀行にお問い合わせください。
労金や信金の場合
労金や信金の場合は、銀行と同じ手順です。店舗により、異なることもありますので、詳しくは申込先にお問い合わせください。
葬儀ローンのメリット・デメリット
葬儀ローンには、メリット・デメリットがあります。考えられるものを集めてみました。
メリット
メリットは、分割で払えるので、一気にお金を使わずに済むこと、葬儀資金に余裕を持たせられること、すぐに簡単に申し込めることです。
詳しく説明していきます。
お金を一気に使わずに済む
葬儀はお金がかかるものです。上記で説明しましたとおりの大きなお金を一気に支払うのは厳しい状況にあるケースも想定できます。
たとえば、教育資金がかかっている、家のローンがある、事情があり仕事をしていない、退職中であるなど。そんな場合は、ローンを組んで少しずつ払う方が安心できるものです。
資金に余裕を持たせられる
資金はあるけれども、ここで大きなお金を支払うと、後の生活費などが不安というケースも考えられます。
一般葬であれば、頂けるお香典で支払うこともできますが、どのくらいの額になるかわかりません。そんな時は、ローンを組んで少しずつ返済していった方が、やりくりしやすいと考えられます。
すぐに簡単に申し込める
葬儀会社と提携している信販会社、銀行、信金などで紹介しましたように、手続きは簡単です。不明なことは、尋ねればすぐに教えてもらえます。
最短1時間というスピード審査の会社もあるので、すぐに用立ててもらいたい場合は便利です。
デメリット
ローンとなると、デメリットは避けられません。金利がかかること、借金になること、審査に通らないケースなどが考えられます。
金利がかかる
上記で紹介しましたように、それぞれ高低の違いはありますが、金利がかかります。
特に金利が高いのは信販会社です。比較的低金利なのは、銀行や労金、信金なので、金利の低さで選びたい場合はおすすめです。
金利分支払うことになるので、実際の額より多く払うことを理解しておきましょう。
借金になる
ローンはお金を金融機関から借りることになるため、借金と言えます。人によっては、借金というと良くないものを感じるかもしれません。
しかし、住宅ローンのように大きな金融機関から、お金を借りることは、よくあるものです。確実に返していければ、大きなトラブルもなく完済できます。
ただし、確実に払える額でローンを組むことが大事です。
審査に通らないこともある
残念ながら、与信審査に通らないこともあるものです。
葬儀会社が提携している信販会社であれば、審査に通らなかった場合は、早めに教えてもらえます。しかし、銀行や労金などの場合は、審査の結果が支払に間に合わない可能性が考えられます。
そんな場合も考えて、早めにローンを組むようにしましょう。
葬儀ローン以外で工夫できること
葬儀の資金は、葬儀ローン以外で工夫できることも存在します。クレジットカード払い、安い葬儀プラン、葬祭費や埋葬費支給制度などが利用できます。
クレジットカード払いにする
クレジットカード払いが可能な葬儀社は増えています。そんな葬儀社を選んでクレジットカード払いにすれば、大きなお金をすぐに用意しなくても大丈夫です。
ポイントが貯まるというメリットもあるので、ポイント重視の人にとってはありがたいものです。
しかし、お寺へのお布施などはクレジットカードでは支払えません。また、限度額を超えてしまうのもNGです。このあたりを念頭に置いて、クレジットカードをご検討ください。
安い葬儀を選ぶ
安い葬儀プランを選ぶのも良い方法です。葬儀会社や葬儀の規模によっても、料金は異なるものです。
すでに紹介しましたように、一番安い葬儀の形は直葬です。人数も10人以下と少ないのも特徴です。
ただし、葬儀告別式といった一連の流れを入れたいという親族の希望、地域のしきたりもあります。親族と検討してみる必要があるでしょう。
国民健康保険加入者へ葬祭費を支給する制度がある
国民健康保険加入者への葬祭費支給制度を利用するのも良い方法です。こちらは、千葉県富津市の例です。
富津市では、国民健康保険加入者が亡くなった場合、申請すれば、葬祭を行った方に一律5万円が支給されます。
ただし、亡くなってから2年経つと時効になります。また、申請しなければ支給されません。また、葬祭執行がわかる領収書などが必要です。たとえば、葬祭の領収書など。
5万円支給の地域が多いですが、東京都は7万円です。
葬祭が終わった後に支給されるので、いったんは費用を払わなければならないことを知っておきましょう。
健康保険加入者の埋葬料支給制度がある
健康保険加入者の埋葬料支給制度もあります。
健康保険加入者が業務外の理由で亡くなった場合は、その方と生計を共にし、埋葬を行う方に埋葬料5万円の範囲内で実費が支給されるとあります。
埋葬料とは、霊柩車代や運搬費、霊前供物代、火葬代、僧侶への謝礼などが含まれます。
香典返しに何を渡したらいいのか悩みますよね。大規模な葬儀の場合は葬儀会社に一任してもいいと思いますが、家族葬など小規模な葬儀の場合は出席者の人数も少ないため、香典にもこだわりたいですよね。そこで、ここでは香典や内祝いにも使える冠婚葬祭向けギフト業者を紹介します。
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まとめ:葬儀ローンは葬儀費用のローン払いのこと・葬儀社提携の信販会社や銀行・信金などで組むことができる
葬儀ローンは、葬儀費用を一度に現金払いするのは厳しい、お金を取っておきたいなど、人それぞれの立場や考え方で組むことができます。
葬儀社提携の信販会社や銀行、信金などを利用できますが、いずれも審査があります。通らなかった場合のことも考えておいた方が賢明です。
葬儀ローン以外でもクレジットカード決済、直葬など安い葬儀にする、国民保険や健康保険の制度を利用するなどの工夫で、葬儀費用を工面したり安くしたりすることも可能です。
ローンはメリット、デメリットを考えて組むようにしましょう。