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住宅ローンが残っていると離婚できないのは誤解?リスクや対処法を解説
住宅ローンが残っていると離婚が難しいという誤解は広く存在しますが、実際にはそのような制約はありません。
離婚に伴う財産分割や返済責任の課題、不動産の売却に伴う損失などやるべきことは多くありますが、住宅ローンの存在は離婚の障害ではなく、適切な対処法を選択することで離婚をスムーズに進めることができます。
この記事では、住宅ローンの残債がある場合におけるリスクや離婚時の対処法について解説します。
専門家のアドバイスや具体的な手続きについても紹介しますので、参考にしてください。
住宅ローンが残っているときに相談できる業者は?
離婚時に住宅ローンが残っているときの不動産に関しては、専門家に相談する方がスムーズかつトラブルなく手続きを行えます。
どんなところへ相談すれば良いのか、おすすめの不動産業者を4社ご紹介します。
総合マネージメントサービス
総合マネージメントサービスは、売却だけではなくリースバックという新しい契約形態を取り扱う会社です。
リースバックとは、売却した家の買主とリース契約を結び、家をそのまま使用しながら家賃を支払うリース形態のこと。
将来的には不動産を買い戻すこともできるので、離婚時に住宅ローンが残っている状態であれば、選択肢の一つとして考えてみるのもおすすめです。
ミライアス株式会社
ミライアス株式会社は、不動産の売却に定評のある企業です。
共同名義のままでの離婚にはリスクが高いため、できるだけ高く、早めに売却をしなければいけません。
ミライアス株式会社の売却にかかる平均成約日数は何と37日。
相談件数も30,000件を超える実績を持っているため、安心して売却の相談をすることができます。
三井のリハウス
三井のリハウスは、テレビCMなどでおなじみの、三井グループの不動産会社です。
不動産の売却に強く、約65%の顧客が2ヶ月以内に売買が成約しています。
理由は適正な価格を見極めて、経験豊富なスタッフが対応していること。
特に都心部で売買を検討する場合は、ホームページの無料査定を試してみてください。
マンションリサーチ株式会社
売却する不動産が分譲マンションの場合は、マンションの売買に特化したマンションリサーチ株式会社がおすすめです。
マンションリサーチ株式会社の特徴は、売買価格の一括査定が行えること。
不動産業界のネットワークを活かして、少しでも良い条件で交渉することが可能になります。
住宅ローンがあると離婚できないと思われている理由
住宅ローンが残っていると離婚できない…というのは間違いですが、なぜ広くそのようなイメージが先行しているのでしょうか?
住宅ローンがあると離婚できないと思われている理由を3つご紹介します。
1・離婚を理由にした住宅ローンの名義変更は基本的にできないから
基本的に住宅ローンの契約途中で名義変更を行うことはできません。
これは離婚が理由であっても同じこと…名義変更は金融機関にとって大きなリスクがあるからです。
最初に契約を行った人が完済まで返済を続けることが原則となっていることから、離婚時に名義変更ができないのなら離婚も難しいと思われている可能性があります。
2・夫婦共同名義の住宅ローンを解消できないから
住宅購入時に連帯債務やペアローンを組むことで、購入の選択肢を増やすことは一般的によくあることです。
しかし離婚時にどちらかが住宅ローンを再融資してもらおうと思っても、2人分の収入で審査されていたローンを、一人に絞って審査を通すのは至難の業。
売却して現金化しローンが完済できれば良いですが、オーバーローンの場合は夫婦共同名義の住宅ローンは解消できません。
3・連帯保証人の変更が難しいから
住宅ローンを組むときに連帯保証人が妻や夫になっている場合は、連帯保証人の変更が必要です。
しかし代わりに連帯保証人になってくれる人が簡単に見つからないことが多く、連帯保証人の変更ができないというケースが多く見受けられます。
連帯保証人が変更できなければ、離婚後も関係性は継続してしまい、万が一滞納などが起これば保証人に債務の返済負担が来てしまう可能性があります。
連帯保証人の変更が難しいという事実は、住宅ローンが残っていると離婚ができないと思われる理由の一つでしょう。
住宅ローンが原因で起こる離婚時のリスクとは?
住宅ローンが残っていても離婚をすることは可能ですが、売却でローンが完済できない場合はリスクが生じます。
一般的に考えられるリスクを4つご紹介しましょう。
1・財産分割の困難さ
住宅ローンが残っている場合、不動産の財産分割が複雑になる可能性があります。
共同名義のままであれば、どちらがローンを引き継ぐのかや不動産の評価額に基づく分配方法について合意することが必要です。
2・返済責任の分担問題
離婚後、住宅ローンの返済責任が共同名義者間で分担されることになります。
一方の共同所有者が返済義務を果たさない場合、もう一方が全額を負担することになる可能性が…。
最悪の場合は競売や強制退去などのトラブルが起こることも考えておかなければいけません。
3・売却に伴う損失
離婚後に不動産を売却する場合、住宅ローンの残債が不動産の市場価値を上回っていると、売却による損失が生じる可能性があります。
この場合、損失の分担方法や追加の債務処理が課題となるでしょう。
4・追加の金融負担
離婚により住宅ローンの返済が困難になった場合、追加の金融負担が生じる可能性があります。
例えば、住宅ローンの再融資や新たな住宅ローンの借り入れが必要になるかもしれません。
離婚するときに住宅ローンが残っている場合の対処法
離婚をするときに住宅ローンが残っている場合の対処法は次の5つです。
- 共同名義を継続する
- 買い手を見つけて売却する
- ローンの再融資
- 共同名義の解消
- 専門家へ相談する
以上の対処法は、離婚時に住宅ローンが残っている場合の一般的な選択肢です。
一つひとつくわしく見ていきましょう。
共同名義を継続する
住宅ローンを共同名義のまま継続することができます。
この場合、ローンの返済責任は共同名義者に共同で負担されるため、離婚後の財産分割や返済計画について双方が合意することが必要です。
買い手を見つけて売却する
住宅ローンを継続せず不動産を売却する場合は、買い手を見つける必要があります。
不動産業者やオンラインの不動産販売プラットフォームを利用して買い手を探し、売却して現金化を行いましょう。
ローンの再融資
離婚後、一方の共同所有者が住宅ローンを単独で負担する場合、ローンの再融資を検討することができます。
再融資により、ローンの返済条件や利率を再調整することができるのがメリットです。
共同名義の解消
不動産を売却せずに共有名義を解消する場合、所有者間での合意に基づいて手続きを進める必要があります。
解消後は、それぞれが独自にローン返済や不動産の管理を行うことが必要です。
専門家へ相談する
離婚時に住宅ローンが残っている場合、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
弁護士やファイナンシャルプランナーなどの専門家は、財産分割や債務処理に関する適切な助言を提供してくれます。
離婚時に住宅ローンが残っている場合に関するFAQ
離婚時に住宅ローンが残っている場合に関するFAQをご紹介します。
まとめ:住宅ローンがあっても離婚はできるが対処法をよく検討して
離婚時に住宅ローンが残っていることで一つの課題は生まれますが、決して離婚ができないということはありません。
ただし、対処法をよく検討しないと後のトラブルにつながる可能性も…。
自分たちで解決が難しい場合は、専門家に相談をすることがおすすめです。
売却に強い不動産会社・ファイナンシャルプランナー・弁護士など、離婚に関するさまざまな問題は、その道のプロフェッショナルにきちんと相談してみましょう。