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離婚時の難題・自宅がオーバーローンで残債が払えないときはどうする?

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離婚を考えたときにもっとも重要なポイントといえるのが、住まいの問題です。

離婚後に住む家はどうするのか、今住んでいる家はどうするのか…。

住宅を購入していて住宅ローンが残っている場合、残債を貯蓄で一括返済できれば大きな問題にはなりません。

しかしオーバーローンとなってしまっている場合には、適切な対応をとることが必要です。

この記事では離婚時にオーバーローンを抱えてしまったときの相談窓口や、オーバーローンが払えないときの対処法についてご紹介します。

目次

離婚時にオーバーローンの時のおすすめ相談窓口

離婚時に自宅の住宅ローンがオーバーローンだった場合は、できる限り専門家に依頼してアドバイスを受けた方が失敗がありません。

オーバーローンの自宅を抱えてしまったときに相談できるおすすめの窓口をご紹介しましょう。

総合マネージメントサービス

出典:総合マネージメントサービス

総合マネージメントサービスは宅建取引業者として東京都から免許を受けている会社です。

離婚時に家をどうするか、オーバーローンの場合の対処法など、専門家ならではのアドバイスを受けることができます。

任意売却はもちろん、リースバックなどの相談も可能

初めてでわからないことが多いという人におすすめの相談窓口です。

所在地東京都中央区日本橋3-6-13 アベビルディング3F 
電話番号0120-113-780・03-5201-3821(代表)
営業時間【月~金】9:30~19:00【土】 10:00~17:00
参考:会社概要|総合マネージメントサービス

ミライアス

出典:ミライアス

ミライアスは、不動産に関するさまざまな相談に対応してくれる企業です。

不動産の相談実績は30,000件以上、成約実績も約2,000件というプロのエージェントが多数在籍しています。

任意売却に関する相談ももちろん可能。

お客様満足度も高く、安心して任せることができる相談窓口です。

所在地東京都渋谷区渋谷1-6-5 SK青山ビル4階
電話番号03-6427-6621(代表)
参考:会社概要ミライアス株式会社

三井のリハウス

出典:三井のリハウス

『三井のリハウス』はテレビCMなどのメディアに登場していることで、ネームバリューがピカイチ!

三井不動産グループの企業でもあるため、実績も申し分がない企業だといえます。

支店も全国に展開していて、首都圏以外での対応も可能です。

大手の不動産会社との取引を希望する方におすすめしたい相談窓口です。

所在地東京都千代田区霞が関3丁目2番5号
連絡先0120-585-331(売却専用コールセンター)・03-6758-4060(代表)
参考:会社情報|三井不動産リアルティ

その他

任意売却の場合に相談できる窓口は不動産会社だけではありません。

任意売却の場合は、弁護士や銀行などへ相談することも可能です。

また離婚時の任意売却の場合は、『全日本任意売却支援協会』『全国住宅ローン救済・任意売却支援協会』など専門機関への相談もおすすめ。

離婚時にトラブルが多い場合などは、専任の相談員が間に入って話し合いを進めることも可能なので

  • いきなり不動産会社などへ相談するのは不安
  • 離婚でもめていて相手と話し合いができない
  • 相手と会いたくない

などという場合は、一度相談してみると良いでしょう。

オーバーローンとは?

オーバーローンとはどのような状態を指すのか、オーバーローンにはどんな問題点があるのかなど、オーバーローンに関する基礎的な知識をご紹介します。

そもそもオーバーローンとは

そもそもオーバーローンとは、家を売却する際に住宅ローンの残債が売却価格を上回ってしまう状態のことをいいます。

オーバーローンになってしまう原因は2つ。

  • 購入時に住宅の価値以上のローンを借りた場合
  • 住宅ローン残債の減少よりも速いスピードで住宅の価値が低下した場合

例えば、『家を購入するときに頭金を十分に準備できずフルローンで購入した』『家の購入にあたって必要な諸経費も含めてローンを組んだ』などというケースが多く見受けられます。

基本的に売却できる家というのは、住宅ローンを完済しているかアンダーローン(ローンの残債よりも売却額の方が高い)の場合だけです。

マイナスの試算については財産分与の対象外ですが、離婚後に住むところの問題は多いのが特徴。

婚姻時に住んでいた家がオーバーローンの状態であれば、通常の売却ではなく任意売却という方法が取られます。

オーバーローンが払えないとどうなる?

オーバーローンが払えないと、家は競売にかけられて住んでいる人は強制退去を命じられます。

住宅ローンを滞納した場合に起こること
  1. 催告状が届く
  2. 滞納から3ヶ月ほどで一括返済が求められる
  3. 競売の申し立てが行われる
  4. 競売開始決定通知が届く
  5. 現況調査が行われる
  6. 競売が実施される
  7. 退去を命じられる

一般的に滞納から退去までは約1年半程度です。

自宅を売却してもローンが残ってしまった場合は、残債を払い続けることになります。

離婚時に自宅がオーバーローン!4つの対策とは

離婚をしようとしたとき、自宅がオーバーローンであることがわかった場合は、対策を取ることが必要です。

どんな対策方法があるのかをご紹介しましょう。

離婚時にオーバーローンの家を任意売却する手順

離婚時に自宅がオーバーローンであるとわかった場合におすすめなのが任意売却です。

任意売却は競売開始までに行わなければいけないので、いざという時に困らないよう手順をご紹介します。

STEP
住宅とローンの名義人の確認

任意売却を検討するときは、まず住宅とローンの名義人を確認しましょう。

家を売却するときは、住宅の名義人であることと住宅ローンを完済していることが条件です。

その際には連帯債務者・連帯保証人も合わせて確認することを忘れないでください。

STEP
ローンの残債額の確認

次に、現在ローンの金額がどのくらい残っているのか、残債の金額を確認します。

住宅ローン年末残高証明書』で確認することも可能ですが、最新の金額を知っておくべきなので、契約先に問い合わせを行うことが必要です。

STEP
複数の不動産会社に査定依頼

ローンの残債額がわかったら、次に自宅がいくらで売れるのかを調べます。

『一般の売却をした場合、いくらで売れるのか』を不動産会社に査定を依頼しましょう。

売却を扱っている不動産会社であれば、ほとんどの会社が無料で査定を行ってくれます。

不動産会社によって査定額は差異が生じるので、必ず複数の会社に査定依頼を依頼することがポイントです。

STEP
金融機関に相談

ローンの残額と売却価格がわかってオーバーローンであることが判明したら、金融機関への相談を行います。

この時点で、前項でご紹介した対策のうちどの方法を選択するのかを決めなければいけません。

任意売却をする場合も、住宅ローンの名義人以外が居住する場合も金融機関の了承が必要です。

任意売却は債務整理の一種ですので、債務整理のデメリットなども理解した上で決断してください。

離婚時のオーバーローンに関するよくある質問

離婚時の経済的な問題として大きくのしかかるオーバーローン。

離婚時にオーバーローンであることがわかった場合のよくある質問と回答をご紹介します。

離婚後も今の家に住み続けることはできる?

結論から言うと、住み続けることはできます

  • 住み続ける人間がローンと家を引き継ぐ
  • 元々の住宅ローン名義人に支払いを続けてもらう

などの場合は、住み続けることは可能です。

離婚時にオーバーローンだった場合の返済方法については本文でご紹介しています。

くわしくはこちら

離婚時オーバーローンの家は財産分与の対象になる?

離婚する際にオーバーローンの自宅に関しては、マイナスの資産となるので財産分与の対象にはなりません

家を売却せずに住み続ける場合でも、清算金を渡す必要はありませんが、住宅ローンは払い続ける必要があります。

まとめ:離婚時にオーバーローンの場合は任意売却を検討しよう

離婚時に大きな問題となるオーバーローンの自宅…主に4つの解決方法をご紹介しましたが、一番のおすすめは任意売却です。

離婚をするということは何らかの事情があるもの…良好な関係が築ける可能性は低いため、トラブルが起こることが少なくありません。

任意売却にはプロへの相談を行い、売却価格や金融機関への交渉を行ってもらう方がスムーズです。

住宅ローンの残債が清算できないことがわかった時点で、任意売却を相談できる専門家へ問い合わせを行ってください。

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