MENU

お骨をダイヤモンドにして供養することもある!?お骨の郵送方法についても解説

本ページはプロモーションが含まれています。

目次

お骨とは故人の骨のこと

お骨とは亡くなった人の骨のことで、遺骨と同義語です。なお、骨の形が残っているものをお骨や遺骨と呼び、粉砕したものを遺灰と呼びます。

日本では9割以上が遺体を火葬しているので、遺体ではなくお骨を骨壺に納めて埋葬するのが一般的です。

お骨は骨壺に納めて自宅の後飾り棚に安置し、四十九日が過ぎたら墓に納骨するというのが基本的な流れです。

一方では、お骨を粉砕して自然に還す散骨葬を希望する人も増えています。

この記事では、お骨の収骨の方法や供養方法、さらにお骨を郵送する方法についても解説していきます。

お骨を拾い集める収骨とは

収骨(しゅうこつ)とは、火葬後にお骨を拾い集めて骨壺に入れる儀式で、骨上げ(こつあげ)や拾骨(しゅうこつ)と呼ぶこともあります。

実は日本独自の習慣で、宗教や宗派を問わず収骨が行われています。

同じく遺体を火葬するインドやチベットなどでは、お骨はそのまま海や川に散骨していますし、収骨をするタイでも主だったお骨を拾うだけで、その他は川に流してしまい、墓に納骨をすることもないようです。

その点でも、日本のようにお骨を大切に扱う国は珍しいと言えるでしょう。

収骨の基本の作法

収骨の際は、2人一組で箸を使い、骨を拾い上げ骨壺に収めていきます。

これは、この世とあの世の間にある三途の川を故人が無事に渡れるように橋渡しをしてやるという意味が込められています。

お骨は下半身から上半身の順に拾い、骨壺に入れていきます。

これは、骨になっても体が上から下に整うようにするためです。

また、喉仏はもっとも重要な骨として、最後に喪主が骨壺に納めます。

喉仏の骨の形が、仏様が座禅した姿に似ていることから、重要な骨とされているためです。

収骨の際に使用する箸は、竹製と木製の長さの不揃いの物を使います。

これは、日常生活とあの世を切り分ける意味で行う、逆さごとの一つです。

収骨の流れ

火葬後に係員から収骨室に案内されるので、遺族や親族が揃ったら、喪主が故人の頭側に立ち全員でお骨を取り囲みます。

お骨を拾っていく際は、喪主から故人と縁の深い人の順に行います。

男女一組のペアで箸を持ち、以下の順に骨を一つずつ骨壺に納めていきましょう。

足→腕→腰→背骨→肋骨→歯→頭蓋骨→喉仏

最後の喉仏は、再び喪主が拾い上げます。

全てのお骨が骨壺に入ったら、係の人が白木の箱に骨壺と火葬場の印が押された埋葬証明書を入れてくれるので、蓋をして風呂敷に包み収骨は完了です。

骨壺サイズ

東日本と西日本では、骨壺のサイズが異なります。

これは、東日本が全てのお骨を収骨する全収骨なのに対して、西日本は重要なお骨だけを収骨する部分収骨をしているためです。

東日本では7寸サイズの骨壺を使用するのが一般的ですが、西日本では6寸サイズの小ぶりな骨壺を使用します。

西日本では収骨されなかったお骨は、火葬場がまとめて共同墓地などに埋葬するのが一般的です。

お骨の供養方法

お骨の扱いについては、「墓地、埋葬等に関する法律」の中で定められています。

法律が作られた当時は、お骨は埋葬するのが当たり前だったので、埋葬以外のお骨を供養する方法については定めがなく、現在も法律改定には至っていません。

しかし、散骨希望者が増えてきたこともあり、散骨事業者向けのガイドラインが厚労省から出されています。

参照:散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)

墓や霊園などに納骨する

もっとも一般的なのが、お骨を墓や霊園などに納骨する方法です。

先祖代々の墓がある人はそこに納骨するのが自然な流れでしょう。

しかし、現在は墓の管理問題などから、墓じまいをして永代供養を選択する人も増えています。

墓じまいとは文字通り、墓から遺骨を取り出して更地に戻し、墓をおしまいにすることで、取り出したお骨は別の墓に埋葬したり(改葬)永代供養の納骨堂に納めたりします。

永代供養とはお骨の供養を、今後ずっとお寺や霊園に依頼することです。

供養をお願いする期間や埋葬の方法によって料金が変わりますが、一般墓を購入するのに比べて費用が安価なことと、墓の管理が必要ないこと、さらに墓の継承者が不要なことなどがメリットです。

少子高齢化で今後は墓の継承者が減少していくことが予想されるため、永代供養のニーズはさらに高まっていくと考えられます。

手元供養

手元供養とは、お骨を自宅に安置したり、アクセサリーなどに加工して身に着ける供養方法です。

遺骨の一部を分骨して自宅で手を合わせたいという人や幼い子供を亡くした人などが、手元供養を選択することがあります。

また、特殊技術でお骨をダイヤモンドに加工して身に着ける、ダイヤモンド葬と呼ばれる供養方法もあります。

故人を身近に感じたい人をはじめ、お墓がなくお骨の供養に困っている人やお墓の継承者がいない人などにも支持されています。

いずれもお骨を埋葬しないので、法律での定めはありませんが、事件性がないことを確認するために、業者から火葬証明書や分骨証明書などの提示を求められることがあります。

散骨供養

散骨とは、粉砕したお骨である遺灰を海や川などにまく供養方法で、死後、自然に還ることを目的とする自然葬のひとつです。

散骨を予定している場合は、火葬時に遺灰にしてもらうよう依頼すると良いでしょう。

なお、散骨もお骨の埋葬ではないので、法律による制限はありません。

ただし、法務省は「相当の節度をもって」行うことと見解を出していて、他人に悪影響を及ぼさないことが前提です。

人気の海洋散骨は、漁場や養殖場、海水浴場などから離れた沖合いで行うことが多く、業者に依頼するのが一般的です。

また山や森林への散骨も禁止されてはいませんが、土地の所有者の許可を取る必要があり、周辺地域へも散骨した遺灰が広がらないような場所を選ぶことが大切です。

お骨を郵送する方法

故人が自宅から離れた地域で亡くなった場合や改葬をする場合などに、お骨を自力で運ぶのが難しい時は、お骨を郵送することができます。

対応しているのは、郵便局のゆうパックのみで、その他の宅配業者は利用できないので注意しましょう。

お骨の梱包方法

お骨を郵送する際は、まず骨壺内の水分を取り除きます。骨壺の中は結露で水が溜まっていることがあり、輸送中に水分が漏れ出すとその他の荷物を汚してしまう恐れがあります。

骨壺の蓋を閉じたら、簡単に外れないようにテープで止め、ビニール袋などに入れて箱に詰めます。骨壺の破損を防ぐために、周りに緩衝材を詰めることも大切です。

また、送り状の内容蘭には「遺骨」と書くことをおすすめします。

中身がお骨であることがわかれば、より丁寧に扱ってもらえる可能性があるからです。

まとめ

お骨という呼び方には、単なる骨としてではなく、大切な故人の一部として敬う気持ちが込められています。

お骨の供養方法はさまざまですが、もっとも大切なのは、故人を想う気持ちではないでしょうか。

目次
閉じる