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    葬儀に適した靴とは?素材・デザイン・色など喪服に合う装いを男女別に解説!

    目次

    葬儀に相応しい靴は柄や装飾のない黒いデザイン

    フォーマルな場である葬儀で着用する喪服は、トレンドや個人の趣味を追求したファッションではなく、マナーを意識した装いが必須。

    さらに、喪服に合わせた靴を選ぶことも忘れてはならないポイントです。

    今回は、靴選びで注意したいポイントを男女別で解説していきます。注目は「素材」「デザイン」「色」にあり、光沢のない黒いもので柄や装飾がないシンプルなデザインが最適だといえます。

    《男女共通》素材・デザイン・色がポイント!

    葬儀や告別式では、男女ともに喪服を着用します。足元も喪服に合ったデザインをチョイスすることが大切です。

    ポイント1)素材

    喪服に適した靴の素材は、本革や合成皮革などの光沢感やツヤがないものです。光沢感のあるエナメル素材の靴などは、華やかなイメージが強いため、葬儀に適しているとはいえません。

    殺生をイメージさせる素材はNG!

    また、たとえ本革の靴であっても、起毛仕上げのスエード素材やバイソン柄、クロコ柄などは、殺生をイメージさせてしまうこともあるため避けた方が無難です。

    ポイント2)デザイン

    喪服に合わせ、シンプルで飾り気のない靴を選ぶことが重要です。派手なデザインやカジュアル過ぎるデザイン、飾りのついた靴は避け、シンプルさを追求しましょう。

    ポイント3)色

    葬儀・告別式での服装は「黒で統一すること」がマナー。そのため靴も黒一色が基本です。

    こげ茶やグレー、紺なども黒に近いダークなカラーですが、喪服着用事の靴として適しているとはいえません。

    男性の靴は「内羽根のストレートチップ」

    葬儀シーンに適した男性の靴は、紐付きの革靴です。スリッポンやローファーなどの紐靴ではないデザインや金具などの飾りがあるものはマナー違反のため注意しましょう。

    そのうえで注目したいポイントは「靴の羽根」と「つま先の形」にあります。

    靴の羽根は内羽根を選んで

    「靴の羽根」とは、靴紐を通す部分のこと。分かりにくい違いでもありますが、紐を通す部分が内側に縫い付けられているデザインが「内羽根」、外側に縫い付けられているデザインが「外羽根」となります。

    男性の靴は、羽根の違いでフォーマル度が変わります。内羽根はフォーマルに適している一方、外羽根はカジュアル系とされているため、喪服に合わせ内羽根のデザインをチョイスしましょう。

    つま先は横一文字のストレートチップ

    「ストレートチップ」とは、つま先部分に横一文字の直線が入っているデザインを意味します。この他、つま先に何のデザインもない「プレーントゥ」でも問題ありません。

    しかし、穴の飾りが施されている「ウィングチップ」は、カジュアルな装いであるため、葬儀で履いてしまうとマナー違反となってしまいます。

    男性の靴下はミドル丈の黒無地をチョイス

    葬儀シーンのマナーや喪服に合わせ、靴下も黒無地を選びましょう。控えめなワンポイント程度なら問題ありませんが柄がある物は適していません。

    さらに、丈にも注目し靴を脱いだ場合でも肌が見えないようミドル丈(ひざ下〜ふくらはぎまでくらいの長さ)のものを選ぶことがポイントです。

    女性の靴は「ヒール低めのプレーントゥブラックパンプス」

    葬儀シーンに適した女性の靴はパンプスが基本。ローファーやサンダル、ミュールなどは不適切のため、注意しましょう。

    その上で注目したいポイントは「つま先の形」と「ヒールの高さ・太さ」にあります。

    つま先は丸い形のプレーントゥ

    レディースの靴には、様々なデザインがあります。まずは、つま先の形に注目しましょう。

    喪服に適したつま先は、「丸い形のプレーントゥ」です。角張ったデザインの「スクエアトゥ」でも問題ありませんが、つま先がとがった「ポインテッドトゥ」は適していません。

    この他、夏に人気のつま先が空いた「オープントゥ」もカジュアルなデザインのため不適切です。ストラップがあるデザインのものは、脱ぎ履きに手間がかかることや、デザインによっては華美に見えてしまうことなどから避けた方が良いでしょう。

    ヒールの高さは3㎝〜5㎝が目安

    次はヒールの高さに注目しましょう。

    葬儀では長時間立ちっぱなしとなるケースも考えられるため、ヒールの高い靴を履いていると疲れることも考えられます。一方で、ヒールのないフラットシューズが適しているかというと、そうでもありません。フラットシューズはカジュアルさが引き立つため、適しているとはいえないのです。

    そのため、女性のパンプスのヒールの高さは、3㎝〜5㎝を目安としましょう。

    太すぎず、細すぎないヒールが最適

    ヒールの太さにも注目です。ヒールの太さは少し太めの安定感があるデザインを選ぶと良いでしょう。

    ピンヒールは、歩く度にヒールのカツカツとした音が目立つことがあり、ウエッジソールなどはファッション性が高いため、フォーマルシーンに適しているとはいえません。

    この他、足のサイズに合っていない靴を履くと靴擦れを起こすだけでなく、歩くときにパカパカと音がでることも考えられます。できるだけ自分の足に合ったサイズを選ぶと良いでしょう。

    ストッキングは30デニール程度で透け感のある黒無地

    葬儀では、喪服のマナーにあったストッキングを履くことも必要です。ストッキングは黒をチョイスし、30デニール程度のやや透け感のあるものが基本だと考えましょう。

    ただし、冬場は寒さを防止するために60〜80デニール程度のタイツでも問題ないとされています。一方で、暑い夏でもストッキングの着用は必須です。素肌を見せることはマナー違反のため、夏場は冷汗タイプのストッキングを活用するなど、工夫しましょう。

    ペディキュアはなるべく落として

    オシャレとして、ペディキュアを楽しんでいる方もいることでしょう。しかし、葬儀の場では派手なネイルがストッキングから透けてみえることは、適しているといえないのです。

    マニキュアであれば除光液でオフできますが、ジェルネイルの場合はそうもいきません。ネイルがオフできない場合は、タイツで隠す方法もありますが、可能な限りオフするように心がけましょう。

    妊娠中の場合や年齢・体調によっては、歩きやすいデザインでもOK

    喪服に合わせた女性の足元は、パンプスが基本といはいえ「必ずしもパンプスを履かなくてはならない」というものではありません。

    例えば、妊娠中は体調が優れなかったり、転倒を懸念しヒールのある靴に抵抗感がある方もいます。高齢の場合も、ヒールは困難というケースもあるでしょう。このような場合は、基本的なマナーに縛られず、自分が歩きやすいと感じる靴を履くと良いでしょう。

    しかし、靴の色は黒が基本です。派手なデザインの靴を履くことは避けましょう。

    子どもや学生は動きやすい靴や学校指定の靴を選べばOK

    子どもや学生の場合は、大人ほどの細かなマナーがあるわけではありません。

    未就学以下の子どもや制服のない小学生は、動きやすいスニーカーなどで問題ありません。

    中学生以上で制服がある場合は、学校指定の靴を、指定がない場合は普段から制服に合わせている靴を履くとよいでしょう。ローファーを合わせることもOKです。

    どの年代の場合も、色や柄や、派手なデザイン、キャラクター物は避ける方が無難。色も黒や白などの控えめなカラーを選ぶとよいでしょう。

    葬儀ではフォーマルなシーンに適した靴を選んで

    葬儀シーンでは自分らしいオシャレを楽しむのではなく、マナーを意識した装いを心がけたいものです。そのためには、葬儀に相応しい喪服を選び、それにあった靴を履くことが大切。手持ちがない場合は、準無しておくと安心ですね。

    男女ともにマナーを意識した靴を選ぶことはもちろん、靴を脱ぐことも意識し、靴下やストッキングにも注意すると良いでしょう。

    ただし、妊娠中など体調を考慮し、動きやすい靴を選ぶことも時には必要です。どの場合も、黒で控えめなデザインを意識し、故人や遺族に対し失礼のない装いを心がけましょう。

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