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エンディングムービーとは?目的や作成の流れ、サンプルをご紹介
エンディングムービーは故人の生涯を振り返る動画
最近のお葬式はいろいろな演出があります。エンディングムービーもその一つです。故人の生涯を振り返るような写真を動画のように映したり、亡くなる前に録画したメッセージを流したりと個性あふれたエンディングムービーを披露する方も少なくないでしょう。
この記事では、エンディングムービーとはどんなものか、作成の流れや頼むところ、かかる費用などをご紹介します。
エンディングムービーの目的
エンディングムービーの目的は人それぞれですが、考えられるものを取り上げてみました。葬儀の時に流して故人の思い出にひたってほしい、家族や友人に伝えておきたいメッセージがあるなどです。
葬儀の時に流すケース
葬儀の時に流すケースは多いものです。たとえば、近所の人気者だった90歳のAさんの生涯を白黒写真でドキュメンタリー映画風に流したり、歌が好きだったBさんのカラオケシーンの動画を流したりなど。故人の思い出を会場にいる人たちと共有し、悲しみを分かち合いたい、在りし日の姿をなつかしみたいという目的が考えられます。
また、この日のために故人が映画風にエンディングムービーを撮影しておいたというケースも想定できます。葬儀の参列者に元気な姿を見てもらい、明るく見送ってもらいたいという故人なりの思いや目的があると思われます。
家族や大事な人へのメッセージ
家族や友人など大事な人へのメッセージのために、エンディングムービーを撮るということも考えられます。心をこめてメッセージを伝える、感謝の言葉を話すなど、故人の生前の姿を見られるのは、感動できるものでしょう。
言葉でのメッセージを残すケースもありますが、音楽でメッセージを残す場合も考えられるものです。たとえば、故人のライフワークだった楽器演奏の動画を流すということも想定できます。思い出の曲などで参列者へのメッセージを伝えられるでしょう。
エンディングムービー作成の流れ
エンディングムービーの作成の流れ一例をご紹介します。お店で頼んだ場合です。
- 聞き取り:どんなメッセージにしたいかなどの希望をスタッフが聞き取ります。
- 撮影:打ち合わせ後に撮影です。スタッフが聞き取り内容に合う質問をするので、普段話すような感じで答えます。
- スタッフによる編集:撮影した画像を見やすいように編集します。言い間違えがあればカットし、わかりやすいように文字も入れます。
- 納品:通常、3週間から1ヶ月で納品です。
※撮影場所は自宅の場合もありますが、それ以外の思い出に残る場所でもよいでしょう。撮影は通常2時間くらいです。
エンディングムービーの作成はどこに頼む?
エンディングムービーの撮影はどこで頼めるものでしょうか。考えられるのは、葬儀社や専門の制作会社です。また、自分で作成するケース、写真を組み合わせて制作するケースもあります。
葬儀社
葬儀社によっては、エンディングムービーの撮影をしてくれるところがあります。インターネットで調べてみるとエンディングムービー撮影可能な葬儀社がわかるでしょう。
葬儀の時にアップできるように撮影する場合もありますが、家族が保管するために撮影する場合もあります。どの葬儀社も秘密厳守で承ってくれるでしょう。
専門の制作会社
撮影専門の制作会社に頼むケースも考えられます。どの会社も依頼者の希望を聞き、それに応じたDVDを制作してくれます。
ここにSCW TOKYOとWBCスタジオのURLをご案内します。どちらもDVD制作を担っているスタジオです。料金や制作過程などを参考にしてください。
自分で作るケースもある
自らカメラを回して編集する方法もあります。または、子どもや孫に撮ってもらってご自身で編集したり、家族に編集してもらったりというケースもあるでしょう。
スマホで撮影して、パソコンで編集するなど、方法はいろいろ考えられます。ただし、ある程度のスキルが必要です。
写真のみで作るケースも
写真のみをパソコンで編集して、エンディングムービーにするケースもあります。葬儀社や専門の制作会社にこの写真で編集してほしいと頼んでも良いでしょう。
年齢の高い人は動画よりも写真の方が多い事が考えられます。レトロな雰囲気になる白黒写真を組み合わせるのもおすすめです。
かかる費用
エンディングムービー撮影でかかる費用は、頼むところによって異なります。自分で撮影するにしても、機材のお金がそれなりにかかるでしょう。
たとえば、格安で写真30枚で1万円くらい、動画撮影となると6~30万円くらいかかります。さらにオプションでナレーション3万円、ドローン撮影12万円というプランも存在します。
メモリアルムービーサンプル動画
実際のサンプル動画をご覧ください。レトロな白黒写真と動画をうまくマッチさせています。プロのテクニックが活きているサンプル動画です。
自分だったらどうしたいか考えてみた!
私だったら、どうしたいものか考えてみました。以下に私の考えるエンディングムービーを挙げます。
- 映像として特に自分の姿は残したくないと思った。
- 何十年もピアノを弾いていたので、演奏としては残しておきたいと思った。
- もし死期がわかれば、自分のために葬送曲を弾いた手のみの映像を残しておきたい。
- 撮影は子供か孫にしてもらう。
- 葬儀では流さず、家族にもっていてもらいたい。
- 特に後世まで残したいとは思わないので、スマホ撮影をパソコンで編集するくらいで良い。
まとめ:エンディングムービーは人それぞれの考え方によるもの
エンディングムービーは人それぞれの考えによるものです。たいていは、家族や大事な人へのメッセージと考えられます。撮影は葬儀社や専門の制作会社に頼むケースもありますが、自分や家族が行うケースも。費用はケースバイケースです。
どのようなエンディングムービーにしたいか、よく考えてみてください。