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三回忌とは?数え方・意味は?準備する事柄・参列時のマナーを紹介

目次

三回忌とは故人の没後満2年で営む法要のこと

三回忌(さんかいき)とは、故人が亡くなってから満2年を迎える祥月命日に合わせて営む年忌法要のことです。

三回忌法要は、四十九日や一周忌に次いで大切な法要です。最近は、核家族化や親族間の付き合い方などを背景に、家族や親族で営むことが多いようですが、故人が生前に親しかった友人・知人を招待し、規模を大きくして開催する場合もあります。

大祥忌という別名もある

三回忌には、大祥忌(だいしょうき・だいじょうき)という別名があります。

「祥」の字にはおめでたいという意味があり、故人がいなくなった悲しみから家族が立ち直り、心に灯った灯りも大きくなった。家族が健康に過ごし、元の生活に戻れていることを喜ぶ節目とも考えられています。

三回忌の数え方は忌日の意味に由来

三回忌と聞くと「亡くなってから3年目の法要」と勘違いされることもあります。三回忌は、故人が満2年で営む法要です。

この数え方は、忌日(きにち)という言葉に理由が隠されています。

忌日は「亡くなった日」のことを指します。このため、故人が亡くなった日を1回目の忌日(一回忌)と解釈します。

故人が亡くなって満1年を迎え一周忌を営むときは「二回忌」、満2年を迎えたときが三回忌となるのです。

例)2020年4月5日に亡くなった場合

2020年4月5日→一回忌

2021年4月5日→没後満1年=一周忌(二回忌)

2022年4月5日→没後満2年=三回忌

法要には「追善供養」の意味がある

三回忌法要など、法要を営む理由には「追善供養(ついぜんくよう)」という意味があります。

追善供養とは、故人亡きあと「遺された人が善行を持つことで、故人の善行になる、その善行が自分自身に戻ってくる」という考え方をもとに行う供養のことです。

仏壇に手を合わせたり、線香をあげたり、お墓参りなども追善供養に含まれます。

三回忌法要は追試

仏教では生前の行いについて、裁きを受けると考えられています。

最初の裁きは亡くなってから7日後(地域によっては6日後)にあたる「初七日」に行われます。

その後も七日ごとに裁かれ、「四十九日」の裁きで結審が下され、来世の道(六道:ろくどう)が決定されるといわれています。

六道は、苦難の多い順から地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道です。

その後も、百箇日、一周忌、三回忌の計3回、裁きを受けます。

故人が地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道に裁かれた場合でも、この3回でしっかりと追善供養を成すことで、進むべき道が変わることもあると考えられています。

このため三回忌法要は、いわば仏による故人への追試。故人の処遇がより一層良いものとなるよう、追善供養し、願うことが三回忌法要の意味といえるでしょう。

三回忌でよくある質問

周忌との違いはなんですか?

一周忌と三回忌の違いは、開催する年とお布施の金額にあります。

一周忌は、没後満1年の祥月命日に営む年忌法要のこと。

これに対し、三回忌は没後満2年の祥月命日に営む法要です。

どちらも故人の冥福を祈る追善供養という意味があり、法要の内容や遺族側の準備、参列者のマナーなどにも大きな違いはありません。

お布施の額は、葬儀から日が経てば経つほど金額が下がることが一般的です。

三回忌で用意するお布施の目安は?

三回忌のお布施は、1万円〜3万円が相場です。

お布施と合わせてお車代やお膳料が必要になる場合があります。状況に応じて用意しておきましょう。

なお、お車代やお膳料は、葬儀からの日にちの経過による違いは一般的にありません。

三回忌で持参する香典の目安は?

三回忌法要に参列する際は香典を持参します。金額は三回忌だからといって他の法要と違うポイントはなく、故人との関係、付き合いの深さなどに応じて金額を決めると良いでしょう。

また、お斎の有無やお斎への出欠席も踏まえて考えるとよいでしょう。お斎での料理は、3,000円~1万円程度が多いようです。

包む金額がわからない場合は、他の参列者にならうと良いでしょう。

服装に決まりはありますか?

家族だけで法要を行う場合であれば、カジュアルな装いでも問題ないように感じますが、僧侶を招くならその場に相応しい装いを心がけることが大切です。

そのため、三回忌法要の服装は準礼服もしくは略礼服が望ましいといえます。

学生で制服がある場合は制服を、ない場合は黒めの洋服を着用しましょう。子供や赤ちゃんも参加する場合は、その場にあった服装を意識しましょう。

三回忌法要までの遺族側の準備

三法要法要までに遺族側が準備しておくことは、

・日程や会場の決定

・寺院や参列者への連絡

・引出物や供物、供花の準備

・食事の手配(お斎を開催する場合)

などで、一周忌法要のときと大きな違いはありません。スムーズに当日を迎えられるよう、2ヵ月程度前から準備をすると良いでしょう。

法要の準備について詳しくはこちら

三回忌の流れと挨拶の例文

三回忌の流れと施主の挨拶例文は以下の通りです。なお、三回忌の流れは一周忌と大きな違いはありません。

1)僧侶入場

2)施主の挨拶

■例文

本日はご多用の中、お集まり頂きまして誠にありがとうございます。

これより(戒名)の三回忌法要を始めさせて頂きます。

それでは○○寺の住職である▲▲様お願い致します。

3)僧侶の読経

4)焼香

5)僧侶の法話

6)施主の挨拶

■例文

おかげ様で(戒名)の三回忌法要を無事終える事ができました。結びまでお付き合いいただきありがとうございました。

7)墓参り(お墓が近い場合)

8)会食(お斎)

まとめ:三回忌とは故人の没後満2年の命日に営む年忌法要のこと

三回忌とは、故人が亡くなってから満2年を迎える祥月命日に営む法要のことです。

営む法要の流れや準備内容は、一周忌と大きな違いはありません。

三回忌で故人の冥福を祈ることで「故人が受けた裁きを軽くし、進むべき道が変わる可能性がある」と考えられており、四十九日や一周忌に次いで大切な法要だといえます。

そのため、三回忌までは法要を計画すると良いでしょう。

しかし、三回忌以降は弔い上げとするまで法要が続くことになります。準備や参加に伴う時間や経済的な負担を考慮し、どのタイミングまで法要を営むのか家族や親族で相談してみても良いでしょう。

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